始まりの街-25
最近更新が遅くなってる……。
きちんと書かないとなぁ。
「ちょっと待ってくれ、マジで?」
「それはもちろん、本当だよ?」
「えっと、つまりノアは俺と一緒の部屋で寝ても構わないと?」
「うーん、今さらじゃないかなそれ?それとも、ミナトは嫌なの?」
「いや、それは……」
もちろん、嫌な訳ではない。ただ、むしろノアに悪いとは思っていた。だって、若い男女が同じ部屋に寝泊まりするんだぞ?良からぬ妄想をされても仕方ないだろう。いや、何もする気はないけどな?
「まぁ、昔は一緒の布団で寝てたじゃん」
「ほんっとに昔の話だからなそれ?」
一体、何年前の話だというのだ。確かにそんな時期もあったが、それはほら、幼さ故の何とやらってやつで、今とは全然状況が違う。
というか、大学生とはいえ仮にも二十歳を超えた成人同士なんだから、少しは配慮して欲しいものである。
「どっちにしたって、もう選択肢はないよ?」
「それはまぁ、そうなんだけどさ」
そう、ここでいくら何と言おうが現実は変わらない。どうせこの部屋しか使えないのだし、さっさと覚悟を決めた方が楽だろう。
何、動揺することはない。所詮はただのノアだ。いつも通りにしていれば、何の問題もない。
そうだ、ノアだってわざわざ変なことはしないだろうし、気にしたら負けと言うやつだ。
「あぁもういいや。さっさと入ってさっさと寝よう」
「そうだね、明日は付き合ってもらわなきゃだし、きちんと準備しないとだもんね」
「ちなみに、何処に行くとか予定はあるのか?」
「うーん、ミナトのいた森がいろいろ素材ありそうなんだよね」
まぁ、そうだな。他にどんな場所があるのかは気になるところだが、俺としても森に行って弓の素材を集めておきたいところだ。
「よし、んじゃそういうことで」
「おやすみ〜」
〜〜〜〜〜〜
うーん、寝れん!無駄に緊張しているのが自分でも分かる。ホント、どうしてこうなってんだ?
「……ミナト、起きてるでしょ?」
「……どうした?」
「いやぁ、ちょっと遠くまで来たなぁと思ってね」
「遠くどころか別世界らしいぞ」
実際、普通の手段ではどれだけ目指したところで来れないような場所だ。いや、遥か先の未来ならあるいは出来るのかな?
「それでも、ミナトはミナトなんだよね」
「まぁ、俺以外の何者にもなれないしな」
「うん、そうだよね……。よし、何か安心した。それじゃおやすみ〜」
「あぁ、おやすみ」
唐突に変なこと言い出したなとは思ったが、何か一人で納得したようだ。しばらくすると、微かに寝息が聞こえてきた。どうやら、眠れたようだな。
さて、俺もそろそろ寝ないとな。
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