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私達の最良の時/私達は幸いなる少数  作者: MV E.Satow maru
第3章 私達は幸いなる少数
74/79

シネマ・コンサート神戸公演台本 G PART2

バンド:

 香久耶かぐや理里香りりかたちがり切った。


陽一:

 盛大に拍手する。


 (MUSIC)OST:SEE,YOU,AGAIN


理里香りりか

 「そろそろ時間切れかな。帰らないと行けないし」


香久耶かぐや

 「名残惜しいけど、私も同様。また会えたらいいね」


理里香りりか

 「本当にそうだよ」


香久耶かぐや理里香りりかのバンド:

 楽器を片付けると陽一に声を掛けて帰って行く。

 「卒業おめでとう」

 「あの日は放火犯から私達を助けてくれて感謝してるから」

 「スタジオに聞きに来てくれてありがとう」

 「元気でね」

 「私達はもっと上手くなるからまた聞いて欲しいな」


香久耶かぐや理里香りりか

 最後に香久耶かぐや理里香りりかが残った。

 (ハモって)「陽一、ありがとう。決して君の事は忘れない」


陽一:

 「二人ともお元気で。また会う日まで」

 手を振る。

 体育館の外へ出て行く二人。


 (MUSIC)F/O


 (効果音)耳鳴りのするような重低電子音に高周波音が被って音が切れる。

 (暗転)すぐ元の情景に戻る。

 帰って行った香久耶かぐや理里香りりかたちの気配や余韻は消え去っていた。


玲佳れいか

 「いい歌、いい人達だね」


陽一:

 驚いて見上げると玲佳れいかが二階の観客席にいた。

 玲佳れいかが手を振っている。

 驚いた陽一はすぐ2階観客席に向かって駆け出した。


 (MUSIC)OST:REIKA,TOGETHER,FOREVER


<2階観客席通路(雛段式)>

 2階上段に飛びだした陽一の姿を見て階段を駆け上る玲佳れいか

 通路中程の踊り場部分で二人は立ち尽くす。

 そして二人は抱き合った。


陽一:

 (万感の思いを込めて)「玲佳れいか玲佳れいか、来てたんだ」


玲佳れいか

 (照れ臭そうに)「卒業おめでとう。陽一」


陽一:

 「玲佳れいかはどうしてたの?」


玲佳れいか

 「とても長い旅をして母さんの所に帰って、説得して、またここに戻りたい、もう母さんの下に戻れないとしてもそうしたいって言って母さんには理解してもらった。で、やっと戻ってきたら陽一があの人達と再会する機会がありそうだったから集まってもらった。最初で最後のわがままを聞き届けてもらった」


陽一:

 「いいの?」


玲佳れいか

 「帰って欲しいのかな?」


陽一:

 「いや、ずっと側にいて欲しい。君の側にいたい。もう玲佳れいかがどこか永遠に消えたりしたら嫌だ」


玲佳れいか

 (いたずらっぽく微笑む)

 「まあ、どうなるかわかんないけど、お互いに好きならそうなるんじゃない?私はもうずっと君の世界にいるから。もう消えていなくなったりしないから」


 (MUSIC)C/O


ENDROLL PART

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