表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/59

四話 まずは軽い見学

久々の投稿。

まだまだ余裕がないので次の投稿はいつになるか分かりませんが、お付き合いをお願いしますね。

それではどうぞ!



 中に入ると僕にとってはいつも見ている光景が広がっていた。


 まあ、住んでいたらそんなものだろうけど。


「ほー。やっぱ会社ってすげぇな。高校生の俺達とは世界が違うっていうか」


 山田が辺りを見渡しながら言う。


「そりゃ働いている人たちからしたら私たちなんてまだまだ子供だもの。当たり前よ」


 秋山さんがそう言う。


「それはいいけど、さっさと受付で手続きしようよ」


 僕は話している二人を促して受付に行く。


 実咲は黙ってついて来ている。


 護衛にやられちゃうってことが効いているようだ。


 怖がらせすぎちゃったかな?


 でも、ウサギなら本当にやりかねないしな~。


「御用は何でしょうか?」


 受付の人が僕たち四人に聞いてくる。


「光山高校の職業体験で来た四人です」


 僕が代表で手続きをする。


 本来ならここで「あなたはあの時の!」みたいなことになるのだけど、実は今受付をしている人は前に僕を受付した人とは違う人である。


 まあ、見たら分かるんだけど、今受付をしているのはネコである。


「お待ちしておりました。案内の者がすぐに来ますのでそれまでそちらのソファでお待ちください」


 にこやかな顔でそう促すネコ。


 実咲はネコが僕の護衛の一人であることを知っているので再び緊張している。


 本当に怖がらせすぎちゃったか。


 まあ、普通は怖いよな。


「いこう」


 僕は三人を促してソファに座る。


 そこで軽い雑談をしながら待っていると案内してくれる人がやって来た。


「お待たせしました。今日からあなた方四人を案内させて頂く犬養です。よろしくお願いします」


 はい。


 大体予想が付くかもしれないけど、案内してくれるのはイヌです。


 名乗った名前は勿論偽名。


 本当の名前は僕と護衛してくれているメンバーしか知らないから。


「「「「よろしくお願いします」」」」


 そんなわけで見学がスタートした。


 最初に案内されたのはさっきも僕たちがいた受付である。


「ここは先程もあなた方がいらしていましたが、この会社の顔とも言える受付です」


 イヌが解説をする。


「ここがしっかりしていないと他所から来た者に軽く見られますし、印象も悪くなります。つまり、かなりの重要なポジションになりますね」


 山田と秋山さんが「ほぇー」って感じの顔になっている。


 まあ、初めて見るならこういう反応になるよね。


「それでは次に参りましょう」


 イヌが早くも新しい場所へと促す。


 これはHWM社の職業体験の流れであるので気にはしない。


 最初に軽く色々と見て回ってから興味のある部署を重点的に見てもらう。


 これが今回の職業体験の大まかな流れである。


「次は営業部です」


 エレベーターに乗ってからイヌが次の目的の部署を教える。


「着きましたよ」


 エレベーターから降りるとそこはすぐに営業部だった。


「ワンフロア全部一つの部署何ですか?」


 秋山さんがイヌに聞く。


「ええ。まあ、流石にワンフロア全部が・・・とはいきません。場所が余りますから。余った部分はその部署特有の部屋を作っています。営業部だったら他社がやって来たときにもてなしたり、商談したりする場所・・・とか」


「なるほど」


 この中で一番真面目な秋山さん。


 まあ、僕はそもそも聞くまでもないし、山田は実家を継ぐし、実咲はそもそもこの会社自体に興味があるわけではないだろう。


 本当に秋山さんがいて良かった。


 今回の職業体験が全く意味のないものになるところだったよ。


「それじゃあ次に行きましょうか」


「「「「はい」」」」




読んでくれて感謝です。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ