十話 義姉のハイテンション
くっ
また、短くなってしまった。
うまくいかないものです。
そんな作者の気持ちはともかく、今回の話もどうぞ!
「いや~~~~~も~~~~~~~~嬉しさ大爆発‼」
私、高波美香は夕食後、母さんと一緒にナツとのデートプランを練り、その後、ナツとイチャイチャして部屋に戻った。
(※両親がいる前で美香がベタベタとくっついてきたので夏月的には恥ずかしくて仕方がなかった)
ナツ人形を抱きしめてベッドであっちへゴロゴロ、こっちへゴロゴロ。
普段の私が見ても流石にいくらなんでも上がり過ぎだろうというくらいにテンションが上がっていた。
ヒャッホー!
「ムフフ~~~。これはナツからのお願い事もしっかりやらなくちゃね~」
それにしてもまったく。
私は今日、ナツを迎えに行ったときに一緒にいた女の子を思い出した。
私のナツにちょっかいをかけるなんていい度胸してるわね。
万死に値するわ!
さっさと殲滅しないね。
「それに、あの距離、近すぎなのよ~~~」
おっと、殺気が洩れてた。
それはともかくとして。
「最近はまたナツの周りに女の子が増えてきたな~。まあ、実咲ちゃんはともかくとしても。本当にまいっちゃうわ」
中学までは私も普通の中学に通っていたからナツに近づいてきた女の子は私が全力で追い払っていたけど。
もちろん私怨で。
(※夏月は何故か自分を見ると逃げ去ってしまう女の子達を見て大変ショックを受けていました)
まさかお姉ちゃん大好きなはずのナツが私とは違う高校に行くなんて思ってもみなかった。
しかも、寮生活のせいで平日は会うことすら出来ない。
本当にありえない。
高校のみんなは休日も寮にいて欲しいらしいけど、私のナツ愛には無意味なことよ。
「まあ、中学の頃と比べれば高校でのナツに近づいている女の子の数はかなり少なくはなってマシにはなってはいるけど」
これはナツが頑張っているからだろう。
普通にしようと頑張っているのが分かるし。
でも、中学の頃にナツに近づいてきた女の子達はひどかった。
見た目や家柄だけですり寄って来ていたもの。
まあ、そんなの関係なしで仲良くなっていた子が何人かいた気はするけど。
ナツもそういう女の子は分かっていたはずだし。
むしろ、あの目がある時点で私よりも人を見る目は確かだし。
「まあ、いいや。なんせ明日は一日ナツを独り占め出来ることだし」
寝坊が怖いのでさっさと寝よう。
おやすみ~。
・・・
翌日の早朝。
ついに来たか、決戦の日が。
朝、僕はいつも通りの時間に起きた。
姉さんとのデートもいいが殲滅も念には念を入れておかないとな。
家を出る前に僕はケータイで保険をかけるために何人かの人間に連絡を入れておく。
「これでよし。それじゃ、準備して行くかな」
長い一日になりそうだ。
読んでくれて感謝です。
次の話もよろしくお願いします。




