48.Lv2ダンジョン2
朝になった。アキトは今日もアカリに勉強を教えるかダンジョンに行くかで悩んだが、すぐにはアカリは言語を覚えられない気がする。なので、昼間ダンジョン夜勉強させることにした。
コンコン!『起きろー!』アカリは叩き起こし、レンとヨンを普通に起こして朝食を食べに行った。
『そういえば気になってたんだけど昨日からアキトの後ろにぴったり背後霊みたいにくっついてるそのヒヨコって何?』
『ピヨちゃんだよ、私の従魔らしいけど、私をこの世界に送った女神様が私の監視兼護衛として送ってきたらしい。今はおとなしいけど構ってあげないとたまに暴れだす。ヨンがいつも構ってくれてるからまだマシだけど』
ピヨちゃんはエサにがっついている。いつの間にか1mくらいに育っていた。育てば騎乗できるんじゃないか?とアキトは思った。
「アキト君、同郷の人と会えてうれしいんだろうけど、2人だけで会話してるとつまんないよ!」
レンがぷりぷりしている。アキトとアカリが昨日からずっと2人で話してたのが気に入らないらしい。
「ごめんごめん、昨日からこの国の言語教えてるんだけどなかなか覚えが悪くてさ。しばらく夜は授業しないといけないかも」
「そっかー、今日はダンジョンはお休み?」
「いや、昼間はダンジョン行こう。まずは服屋と武器防具屋行ってアカリの装備を買ってからかな。パーティー組んでLv2ダンジョン行けばアカリも勝手にLv上がるでしょ」
食事を終え、服屋と武器防具屋に行った。着替えの服5着ずつとマント、杖と短剣、レザーアーマーを買い与えた。全部で12万ポロンになった。
「武器防具屋だと本売ってないよね。どこで売ってるんだろ?」
わからないのでとりあえずダンジョンに向かうことにした。アキトたちは受付をすませ、今日もLv2ダンジョンに入っていった。
『ここがダンジョンかー、魔物とかまだ見たことないよ。どうやって魔法撃つの?』
『ジョブ取らないと無理、とりあえず杖持ってついてきてくれれば勝手に経験値入るからそれでジョブ取る。才能ないとジョブ取れないけどまさかその称号で才能がないとかはないでしょ』
アキトたちはヨンにマッピングをまかせ、昨日とは出来るだけ別方向に進んでいく。アキトは今日は大槌装備だ。
2匹ほど倒したとき、アカリはジョブを取得した。
『おー!ジョブゲットー!《白魔》と《黒魔》だって!杖の熟練も上がったー!』
『両方取れたんだな。いいかんじだ。《初級攻撃魔法》Lv1でファイアー、ウォーター、アース、ウインドLv1がそれぞれ使えるようになってる。ファイアーLv1!って叫べば火の玉出るよ』
『早速やってみる!ファイアーLv1!』
壁に当たって炸裂した。
『やったー!!』
アカリは初めての魔法がうれしかったのかぴょんぴょん飛び跳ねて喜んでいる。子供か!そういえば子供だった。
「ピヨちゃん、敵集めてきてくれない?」
「ピッピィー!」
足が速いピヨちゃんに敵集めをまかせ、アキトたちはマッピングしながらどんどん進んでいく。進行方向の魔物はアキトとレンが倒し、途中ピヨちゃんが集めた魔物をヨンとアカリの魔法で吹き飛ばしてどんどん進んでいく。
6時間ほど立っただろうか、階段を見つけた。
「今から帰ると夕方くらいか。今日はここまでにしようか」
いい感じに経験値も稼げたことだし、アキトたちは宿に帰るのだった。
《大槌士》ジョブLvが5に上がりました。ATK+5 岩砕スキルLv5
《大槌士》ジョブが《強大槌士》ジョブLv0に変化しました。
《強大槌士》ジョブLvが5に上がりました。ATK+10 岩砕スキルLv5
《強大槌士》ジョブが《大槌将》ジョブLv0に変化しました。
《大槌将》ジョブLvが1に上がりました。ATK+11 城砕スキルLv1
《大槌》熟練Lvが10に上がりました。 ATK+100% 物攻スキルLv1
《物攻》は物理攻撃ダメージを1,2倍にするパッシブスキルらしい。
《名前》 アキト・ホウジョウ ギルドランク:E
《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)
《ステータス》
ATK 12 +10 +10 +10 +11 +100% +100% +100% +100% = 265
DEF 10 +12 +10 +110% +100% = 99
VIT 10 +10 +100% = 40
DEX 12 +9 +80% = 37
INT 13 +11 +100% = 48
MEN 12 +11 +100% = 46
SPP 10 +10 +100% = 40
SPD 12 +11 +10 +100% +100% = 99
HIT 11
《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)
《ジョブ》《拳将》Lv0《上忍》Lv1《剣将》Lv0《白魔法》Lv1
《黒魔法》Lv1《強槍士》Lv4《斧将》Lv0《大剣将》Lv0
《槌将》Lv0《防将》Lv2《大槌将》Lv1《盾将》Lv0
《棒将》Lv0
《特殊ジョブ》《魔物使い》《ダンジョンマスター》《鑑定士》
《熟練度》《格闘》Lv10《短剣》Lv10《剣》Lv10《杖》Lv10
《槍》Lv8《斧》Lv10《大剣》Lv10《槌》Lv10
《小盾》Lv11《大槌》Lv10《盾》Lv10《棒》Lv10
《スキル》《豪拳》Lv5《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv5《速斬》Lv5
《強斬》Lv5《上級回復魔法》Lv1《上級攻撃魔法》Lv1
《速突》Lv5《強突》Lv4《強撃》Lv5《爆撃》Lv5
《重斬》Lv5《爆斬》Lv5《強打》Lv5《爆打》Lv5
《堅固》Lv2《遮断》Lv1《豪蹴》Lv5《岩砕》Lv5
《受流》Lv5《庇う》Lv5《連撃》Lv5《三連撃》Lv5
《壁砕》Lv5《城砕》Lv1
《特殊スキル》《アタックオーラ》Lv1《自動回復量アップ》Lv1
《大型殺し》Lv1《中型殺し》Lv1《魔防》Lv1《致命》Lv1
《格闘マスター》Lv1《防御無視》Lv1《物防》Lv1
《スピードオーラ》Lv1《物攻》Lv1




