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14.加護の秘密

3人で森を歩きながらゴブリンを倒していく。ステータス魔法で確認している限り、どうやらパーティーを組んでも自分が倒した分はそのまま入るようだ。そしてレンやヨンが倒した際にも利き腕に装備しているジョブや熟練の経験値が、自分で倒した場合の70%ほど入っているようだ。右手に2本武器を持ってみたり、左手にも武器を持って試してみたがその場合経験値が入らなかった。複数ジョブ同時育成のズルはできないらしい。


色々検証しつつゴブリンを倒しながら歩いていると、レンもヨンも不思議そうな顔でアキトを見ていた。そして、何か言いたそうな顔をしている。レンが思い切った感じで話しかけてきた。



《槍士》ジョブを入手しました。


《槍士》ジョブLvが3に上がりました。DEX+3 速突スキルLv3


《槍》熟練Lvが3に上がりました。DEX+30%



「あの、質問はしちゃダメって言われてもどうしても気になっちゃって。あ、秘密は絶対に守ります!でもこれって・・。アキト君加護持ちじゃないですか?」


誤魔化す必要性もないくらい思いっきりばれていた。仕方ないので話すことにする。


「なんでばれたか教えてもらえるかな?」


レンはやっぱりと言う顔をした。そしておずおずと話し出す。


「女神教の高位の神殿騎士様の一部に《女神の視線》という加護を持っている方がいらっしゃるそうなんです。聞いた話によりますとパーティーメンバーの成長速度を3倍にする加護だそうなんです。でも、アキト君の加護はもっと強力なものですよね?10倍くらい増えてます。アキト君は女神教の神殿騎士様なのですか?」


あの女神様は他の人にも加護を与えているのか。どう話すべきか悩むが一部だけ正直に話すことにした。


「私は神殿騎士でも女神教徒でもないよ。ただ、女神様に偶然加護をもらえたんだ。《女神の視線》ではなく、《女神の加護》をね」


レンもヨンもびっくりしたようだ。


「《女神の加護》ってあの伝説の加護ですか!?300年ほど前に10万の魔物の軍団を押し戻した英雄アレン様がその功績によって女神様から貰えたって有名な話ですよ。その後も魔物勢力を押し戻し、アレン様の活躍で今は滅んでしまった魔道帝国を建国されたって」


どうやら有名な加護らしい。よく知らない人とはパーティー組めないな。リスクが高すぎる。アレン様の再来とか言われかねない。そうなると自由に動けなくなってしまうだろう。


「そ、そういうわけなので絶対に秘密にしてください」


念を押しておく。2人とも真剣にうなづいてくれたようなので大丈夫だろう。



そして3人はゴブリンの100匹集落目指して歩き始めた。

《名前》 アキト・ホウジョウ

《称号》天才の異世界人(成長速度100倍)

《ステータス》

ATK 12 +6 +60% = 28

DEF 10

VIT 10

DEX 12 +3 +30% = 19

INT 13 +8 +70% = 35

MEN 12 +8 +70% = 34

SPP 10 +1 +10% = 12

SPD 12 +7 +60% = 30

HIT 11

《加護》女神の加護(仲間の成長速度10倍)

《ジョブ》《拳士》Lv1《忍者》Lv2《強剣士》Lv1《白魔術》Lv3

     《黒魔術》Lv3《槍士》Lv3

《熟練度》《格闘》Lv1《短剣》Lv6《剣》Lv6《杖》Lv7《槍》Lv3

《スキル》《豪拳》Lv1《投げナイフ》Lv5《隠蔽》Lv2《速斬》Lv5

     《強斬》Lv1《中級回復魔法》Lv3《中級攻撃魔法》Lv3

     《速突》Lv3

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