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神様の探し物  作者: すけ介
第六章 屋敷
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第89話 闇槍

「おりゃぁぁ、」

俺の振り下ろした手には、真っ黒の長い爪が生えていて、超魔兵数匹を一度に切り裂いた。

「ギ、、、ギギギ、、」

振り下ろした姿勢で止まった俺に次々と超魔兵は俺にしがみつき、食い千切ろうと口を開ける。

「くそっ、」

俺は爪を使ってしがみつく超魔兵を切り裂くが、次から次へと迫り来る超魔兵の量は流石に一撃では葬れない。

「はっ、」

その瞬間、俺の体から闇の刺が無数に生え、周辺にいた超魔兵の体を次から次へと貫通して、風穴だらけにしていく。

「ふぅ、、まだまだ行くぜ」

俺は刺を解くと、もう一度気合いを入れ直す。

「親父、あたしにも」

「分かった、、、真闇魔法、闇ノ完全ナ魔」

「親父、ありがとよ。」

「さあ、まとめて行くぜ」

真っ黒な両手に、紅い瞳。鋭く長い爪を生やした俺とブルラ親子はその声と共にもう一度群れの中に突っ込んでいった。


「ギギ、、ギィ、」

超魔兵にも色々な種類があるようで、両手が尖っている奴もいれば、片手が大きな銃口のようになっている奴もいた。他にも羽が生えていたり、腕が複数本ある奴もいた。

「親父、どっちが多く狩れるか勝負しようぜ」

「よしきた、なら、スタートだ」

俺は一歩先に群れに突っ込む。すると、早速俺を殴りつけてくる。俺はその拳に自分の拳を打ち付ける。すると俺の力の方が強く、超魔兵の掌はボキボキに折れて、腕も真ん中で折れてしまう。しかしそれでも止まらず、俺の拳は超魔兵の胴を貫く。一匹倒しても、他の超魔兵は待ってはくれず今度は手が尖ってる奴が俺の体を貫こうと迫る。俺は貫いていた超魔兵の体をそいつに向けて投げつけると、それを盾に視界の塞がれた超魔兵の首を手刀で貫く。俺がその形で止まっていると、遠くで何かが光ると黒い光線が俺に向けて撃たれた。俺は咄嗟に避けたが、右腕が吹き飛んでしまった。

「くっ、、よくもやってくれたな、」

俺はさっき殺した二匹をほっておいて、その光線を撃った個体まで急加速する。

「死ね、」

走っているスピードのまま、残っている左手で顔面を力一杯殴りつける。すると頭ごと吹き飛んで、血飛沫があがる。

「ほっと、」

超魔兵にはまだまだ余裕があり、空から無数の黒い光線が降り注ぐ。

「真闇魔法、闇ノ牙雷」

俺が左手を掲げると、それを中心に黒い雷が咲き乱れる。雷は降り注ぐ光線を出鱈目に打ち砕くと、それだけでは止まらず空にいた超魔兵までも、簡単に消滅させる。

「ふう、ひとまずは、、、真闇魔法、闇ノ腕」

傷口から黒い瘴気が吹き出し、腕の形をつくる。

「ひとまずはこれで大丈夫か」

この腕は闇の魔法で出来ており、魔法を解かない限り、壊れもしないし消えもしない。

「ギギ、ギィィ、、」

少し離れた所で、やはりブルラもドンパチやってるそうで、壮絶な音が絶え間なく聞こえる。そしてそれを聞いている俺もそうだが、まだまだ超魔兵も残っていて次々と攻撃を仕掛けてくる。

「真闇魔法、闇ノ神槍」

掌から瘴気が吹き出したかと思うと、瞬く間に槍の形を作り出す。

「これは闇槍、カナリア。全てを染める槍だ」

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