第44話 指名依頼
次の日、俺は朝早く目が覚め部屋でのんびりと紅茶を啜っていた。するとノックの音が聞こえミアが部屋に入ってくる。
「おはようウィル」
「おはようミア、今日は早いんじゃないのか」
「それをウィルには言われたくないよ」
「そっか、」
「ウィル今日暇」
「うん、暇だけどどうしたんだ」
「私もすること全部終わっちゃって。そうだ、ギルド行こう」
「いきなりか、まあいいや、分かった」
俺は暇だったからミアに連れられギルドまで歩いて行った。
「すいません、なにか依頼を受けたいんですが」
「はい、冒険者カードの提示をお願いします」
「あ、はい」
そう言って冒険者カードを渡す。
「はい、ウィル様ですね、、ウィル様、、、ウィル様ですか」
「あ、はい。そうですが」
「えーと、そち」
「あー、あー、あー、」
急にミアが叫んだが俺はつとめて何もなかったように振る舞った。
「えーと、ウィル様当てるに指名依頼がいているのですが、」
「え、指名依頼ですか」
「はい、それが名前が書いていないのです」
「ん、それはどうなんだ。」
「はい、取りあえずこれを」
受付嬢はそう言って一枚の依頼書をを渡してきた。その依頼書がこれだ。
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[地方領主の摘発・成敗]
-期間-----
・無期限
-依頼者----
・不明
-報酬-----
・5000000G
-依頼内容---
・悪徳貴族《地方領主》の摘発
・悪徳貴族《地方領主》の成敗
・領主着任
----------------------
「なんだこれ、」
「はい、これが依頼内容になります。」
「まあそれは分かるが、、、」
「けどいいんじゃない。だって報酬が凄くいいじゃん」
「けどなぁ、なにかが」
「どうしたの」
「いや、依頼者が不明ってのがなぁ」
「べ、別にいいじゃない」
「ん、そうだな」
「そ、そうだよ」
「これ、受けます」
「そうですか、では期間は無期限なのでこの依頼は罰金は請じませんので」
「分かりました、では」
普通ギルドの依頼は失敗や期間中に終わらなければ依頼の報酬の十分の一程の罰金が請じる。
「さ、まだ日がたかいな」
「そぅたね、どっか行く」
「なあミア。俺と試合しないか」
「え、ウィルと」
「うん、たしかギルドの特典で闘技場が使えただろ」
「うん、」
「一回どんなところか見てみようと思ってな」
「分かった、じゃあ行こ」
俺達はそう言ってギルドの闘技場まで歩いて行った。




