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みなの国その後(なー君の日記①)

ちょっと寄り道みなの国のその後のお話です。

マヌカが光と共にみなの国を立ち去った後3日が過ぎた、

元コビンダ達、今は人間のDNAも含まれたヒューマノイドなので、

コビンダを改め『みな族』となった。

みな族はここに来た次の日から日本語の勉強を始めた、

マヌカが日本語しか知らないと言う理由で図書室の本は全て日本語の本、

早く本を読みたいと言うみな族の希望を叶えるべくまずはひらがなからのお勉強、

みな族の記憶力は凄まじく3日過ぎた頃にはひらがなで50音順全て覚えていた。

覚えたお陰でみんなの名札が読める様になり、

マヌカが用意した図書室にはひらがなだけで書いてある童話も用意してあった為、

名前を呼び合ったり、童話を読む楽しみも3日後には出来る様になっていたのだ。

そんな時マザーズのぽっちゃり体系のマコが、

『みんな~せっかくひらがなが書けるようになったんだから、

日記と言う物を書いてみたらいいんじゃない?』

みな族達は

『日記?それは何ですか?』

『それは私も良く知らないんだけどね…

楽しい出来事を記録する?書いておく?ってものかな』

それを聞いたみな族はワイワイと話し出した。

『それはいいね』

『これから書きたい事がたくさん出てきそうだ』

『俺も書いてみたい』

そんな姿を見てニコニコしていたファザーズのファイが

『私も書いた事は無いんだが、日本には絵日記と言って、

楽しい思い出を絵に書いたりもしたらしいぞ』

おおお~と歓声が上がるが…『絵って何ですか?』

みな族は初めてがいっぱいでワクワクしっぱなし。

そんなみな族の中のなー君が、

『僕は日記とやらを書いていくよ、

こんな生活が出来るなんて一回死んでしまった僕にとっては夢の様な生活で、

忘れるなんてもったいない、たくさん出来事を書いていくんだ。』

別のみな族の子が

『なー君の書いた日記是非我らにも読ませてな』

などとみんな興奮気味にワイワイとやっている…ここは安全平和なみなの国

なー君の日記

今日はみなの国に来てから、いや僕が生き返ってから3日が過ぎた、

文字も覚えたので何か出来事があったら記録をしていこうと思っていた所に、

天界神様とマザーズ、ファザーズ達が大きな声で話している、

『天界神様それは無理です、

マヌカ様…いやマヌカちゃんがトゥーリア星に行ってしまってから3日しかたってないのに、

そんな理由で連絡出来ないですよ。』

天界神『そりゃ~君達には肉体が有るのだからどうでもいい事でしょうが…

私も絶対に同じ肉体が欲しいんだぁ~~』

ファル『だから天界神様ここに来るの反対だったんですよ』

天界神『なんでだ?』

ファル『だってここに入り浸って天界の仕事が疎かになりませんか?』

天界神『私がそんな事するわけないだろうが、パイヤさんじゃあるまいし』

そうまだ3日しか経っていないが賢者さん4人は僕らの為に色々と協力をしている。

パイヤさんは許された3時間を図書室で過ごし、帰る時は本を借りて行く。

4人の賢者さん達に叱られてショボンとしているパイヤさんがなんかかわいい。

そうそう天界神様の話に戻ろう

天界神『だ~か~ら~ちょっと連絡してもらえれば、

後は私がマヌカ…マヌカちゃんに話をするから』

ここでちょっと説明、

マヌカちゃんが行っちゃった後直ぐにだったかな、

ミナちゃんが『マヌカちゃんから伝言です~

これからマヌカちゃんの事をマヌカ様って呼んだ方は、

ここの出入りが出来なくなるらしいよ~それからマヌカちゃんって呼んでってさ~』

と伝達がありました。

我ら以外は困った顔をしていたけど…なんでだろう?

話は戻って

『天界神様が説明するなら、自分で連絡すればいいじゃ無いですか?』

『だって…怖いじゃん…出入り禁止にされたら…』

話を聞いてて僕は何か変だと思った、

だってマヌカちゃんがそんなに怖いとは思わなかったから、

だから天界神様達に声を掛けた

『あの~良かったら僕が連絡しましょうか?

そのボタンを押せばマヌカちゃんにつながるのですよね?』

そうマヌカちゃんが何か有ったら連絡出来る様に用意してくれた物、

ボタンを押すだけで話が出来る様にしてくれたのだ。

ファザーズのファルさんが

『そっそれは~』ちょっと考えた後

『そうか~なー君なら怒られないだろうからいいのでは?』

マザーズマミさんが

『それはどうでしょうね?内容が内容だけにね』

『僕は3日前に生き返ったばかりだから、マヌカちゃんの事は良く知りませんが、

みんなの話を聞いていると、と~~っても優しい子ですよ、そんな事で怒りませんよ』

それを聞いた天界神様達は、難しい顔をしていたが…

重たい口を開いたのが天界神様

『実はね、私達は勝手にこの体に入ってしまってね~

その時にマヌカちゃんに叱られてしまったけど、無理言って体にとどまらせてもらってるのだ。』

『え~~そんな事が?ではマザーズとファザーズの中身の方は誰なんですか?』

『私達は天界の者でな彼らは天界で大天使をしてた者で

マヌカちゃんのやってる事をずっと見てて何かお手伝いができないかなと、

思わず入らせてもらったって感じかな~マヌカちゃんの許可なくね』

『天界神様苦しい言い訳ですよそれ』とファイ

それを聞いて僕は思った…きっとここが楽しそうな場所で来たかったのかな?と

『分かりました、僕が連絡します、

天界では大天使様達に色々お世話になりましたから、これくらいやらせて下さい。』

『なー君いいの?本当にすまないね、

マヌカちゃんが出たら私が説明するから、よろしくお願いします。』

僕はコクリと頷きボタンの上のカバーを外してボタンを押した。

ボタンを押すと目の前に画面が現れマヌカちゃんの顔が映りだされた。

「あれ~~?なー君?どうしたの?何かあった?」

『あっマヌカちゃんが映った~そこ真っ暗だね大丈夫?』

「ああ~ここ洞窟の中だから暗いんだ、大丈夫だよ、で?何かあった?」

『うん、天界神様がね肉体が欲しいんだってさ』

それを聞いてマヌカちゃんが何か考えているようで…

左側の口角が上がって「クックック~」と笑ってる

「へ~天界神様がね…いいよ体作るね」

そう言ってパチンと指を鳴らすと僕の横に天界神様そっくりの体が現れた。

周りのみんなは『おおお』と驚いていたが天界神様が慌てて

『違う違うです~マヌカちゃん、

私はみな族のみんなと同じ体が欲しいんです。

みな族のみんなの記憶を見て、3日間一緒にいて、

彼らは何て純粋な種族なんだと私は感動したのです。

だからこそ彼らと同じ目線で彼らと同じ体でここで色々経験をしたいのです。

こんな素晴らしい機会はもう無いと思うのでどうか私の願いを叶えて下さい。』

それを聞いてたマヌカちゃんは…相変わらず悪い顔で笑っていた。

「いいっすよ~みな族の体は大きさは同じだけど髪型と目鼻立ちは魂の個性が出るけどいい?」

『もっ勿論です、ありがとうございます。』

それを聞いてマヌカちゃんがまたパチンと指を鳴らすと、

作った天界神様の体が消えた後僕達と同じ体が光と共に出現した。

「はい、出来上がり、それに触れてもらえれば魂の移動が出来るはず、

因みに、天界神様は魂の一部を体に移せば天界とここに同時に存在も出来るはずですよ、

そうした方が天界のお仕事も同時にできるのでは?」

『マヌカちゃ~~~ん、ありがとぉ~』とマザーズ達とファザーズ達が叫んでいた…なんで?

「やっぱり天界のお仕事が疎かになるんじゃないかと心配してたんですね?大天使さん達」

マザーズ、ファザーズ達が『ウンウン』と頷いていた、マヌカちゃんは凄いなぁ~

『では魂の一部をこの体に移させてもらいますね、なんかドキドキしますなぁ~』

そう言って天界神様が作ってもらったみな族の体に触れると一瞬輝やいた後体が変化していく。

髪の毛は短いおかっぱって言う髪型になり顔は天界神様そのままになった…

僕には良く分からなかったけど…みんなが大笑いしている、

マヌカちゃんが一言

「見事なとっちゃん坊やの出来上がりですね…クックック」

『マヌカちゃんありがとぉ~素晴らしい~これは素晴らしい~』

天界神様はみんなが笑っているのも気にならないみたいで、すっごく喜んでる。

そんな時他のみな族達にも気が付かれて

『なになに?何があったの?』

『あれ~我らの仲間がいるよ?だれ?』

みんなが騒ぐので僕が説明をした。

『わ~天界神様が我らの仲間に?』

『嬉しいな~これから一緒に楽しく過ごせますね天界神様』

などとワイワイしてたが、天界神様の顔が暗いなんで?

『せっかく仲間になったのだから、天界神様は嫌です。他の名前を付けて下さい。』

それを聞いてマヌカちゃんがビックリした顔で

「え?あたしが付けるの?」

『お願いします』と天界神様

「え~~なんでもいいじゃん、自分で付けて」

『マヌカちゃんに付けて欲しいのです、みんなと同じに』

「じゃあ天ちゃんでいいじゃん」

そう言って天界神様の胸元に天ちゃんと書かれた名札が出て来た。

周りのみな族達が

『これって漢字ってやつ?(くん)って漢字以外は知らないからね』

などと言ってると天界神様が

『みんなが読めるやつがいいです』

それを聞いたマヌカちゃんは一瞬目を細めて「何甘えてるんだか…」と呟いた。

そして指をパチンと鳴らすと天ちゃんの名札がひらがなのてんちゃんに変わった。

『おお、て・ん・ちゃんっていうの?』

『可愛い名前だね~』みな族はわいわいはしゃぎながら、

『仲間が増えた、仲間が増えた』とみんな大喜び。

『あっちの皆にも紹介するから一緒に行こう』

そう言って走り出した、その姿をマヌカちゃんは悪い笑顔で「クックック~」と笑ってるだけ。

『マヌカちゃん悪い顔で笑うんですね?』って僕が訪ねたら。

「そんな顔してた?そりゃね~フフフ

さ~天界神様願いは叶いましたか?本体は天界に戻った方がいいのでは?」

天界神様は恍惚な顔をしてニヤニヤ笑っている

「天界神様はてんちゃんの気持ちや行動が直に伝わってるから喜びで満ち溢れてるんだね~

天界神様、天界に帰ったほうが~」

そうマヌカちゃんが言いかけると天界神様が

『マヌカちゃん願いを叶えて頂きありがとうございました。

私はここでまだやる事があるので…失礼しますね』と言ってニヤニヤしながら立ち去ってしまった。

それを見ていたマザーズ、ファザーズ達が慌てて

『マヌカちゃんお忙しいのに申し訳ありませんでした』

そして僕も

『マヌカちゃん大変な時にごめんね』

「いいのいいの、なー君は何も悪くないよ、

また何か有ったら連絡してね、じゃああたしはこの辺で行くね~またね~」

そう言ってマヌカちゃんは満面の笑みで手を振り通信が切れた。

これが今日起きた楽しい出来事、

何で楽しいかって?だって仲間が増えたんだよ嬉しいに決まってる。

そして明日も楽しいんだ。





読んで頂きありがとうございました。

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