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新しい生活 みなの国

コビンダ救出はここで一旦終わりです。


パイヤ達に記憶の水晶を渡した後、新しく作った部屋に移ったマヌカ、

部屋は結構な広さがあり天井は透明なドームになっている。

「星がこんなにたくさん…綺麗

でもあたしは日の光を浴びた自然の中にいる方が落ち着くな~」

そんな事を呟きながら部屋を見渡し

「あそこの壁に沿って作ればいいか」

マヌカは壁に沿って学校の教室に有るような棚を作った、

そしてそこにカルマ回収飼育セット6個を並べて行った。

「お~みんな元気にしてるね、ゆっくりカルマ回収して下さい。

さて~次はここに来た目的の物を作らなくては…」

マヌカは部屋の中心に半径5メートルの大きな円形のテーブルを作り、

その上に透明なドームを作った。

マヌカはドームの中を覗きブツブツと呟きだした。

「海、山、川、湖、大地全て同じ」

するとドームの中が輝きだし小さいが本物の山や川や大地が次々と作り出していく、

その大地の姿は日本の自然その物、湖のほとりには凄い数の桜が咲き乱れている。

「おおお~懐かしい景色、富士山も良い感じに出来上がった~後は建物を1つ」

マヌカは湖のほとりに大きなログハウスを作った、

「ここが生活の中心になる、景色良し環境良し、うんうん」

マヌカは満足げな顔でドームを覗き込みニヤニヤ笑いながら

「あー君達も気に入ってくれるといいな、さて中に入ってみますか」

マヌカはドームにポータルを作りそこから中に入って行った、

ポータルを通ると体のサイズがどんどん小さくジオラマサイズになって、

ログハウスの前に移動していった。

「やった~大成功~サイズも良い感じ作り物とは思えない…本物の自然」

桜を眺めながら空気を感じ「懐かしい」胸がちょっとだけキュンとなる。

「次はあー君達のサポートしてくれる存在を作らなきゃな~

やっぱお母さんとかお父さんみたいなのがいいよね?」

そう言ってあー君達の体を作った時と同じ様に体を作った。

2体は身長165㎝位のスレンダーな女性の体、女性と言っても勿論性器が無いので女性風だ、

次も2体身長157㎝位でちょっとふっくらな体の女性タイプ、

この4人は母親風にしてみた、名付けて『マザーズ』

次に男性風の体を2体身長180㎝位の体格がいい父親風、名付けて『ファザーズ』

「6体いればなんとかケアーしていけるよね、後はどうやってこの体を動かすかだな~

AI?自分の意識体を入れる?どうするかな~~~」

悩みながら地面に指でAI?意識体など書いて悩んでいたら…

突然大きな声が響きだした。

『やった~~~やりましたよ~~』

『本当に言われた通りだったね~』

『これが体か~初めての感覚だ』

『花の香りも違うんだ』

『だね~手の感触も違うよ』

マヌカはキャッキャと6人が騒いでる姿を眺めながら

「おい!誰だお前ら、勝手にあたしが作った体に入って良いと思ってるの?

だいたい何でここに来れた?周波数の低い奴は入れないはずだ。」

その言葉に6人が『はっ』として硬直してる。

マヌカはじっと彼らを見つめ中に入り込んだ存在を調べてみると、

周波数はとても軽く純粋その物であった。

「悪い存在ではなさそうだけど…何で勝手に入ってるのかな?そんで誰?」

すると突然6人が土下座をして

『勝手に入って申し訳ありませんでした~私達はここの銀河の天界の者ですぅ~』

「天界?天使的な存在?」

『そうです、天使では無く大天使です。

マヌカ様がこの銀河に来られてから天界のみんなでずっとマヌカ様を見ていました』

「覗き?」

『とんでもございません~天界にとってマヌカ様が来られた事は晴天の霹靂

誰も目を離す事が出来ませんでした。』

「って事はあたしが誰かって知ってるって事?」

『はっそっそれは…知ってますが…マヌカ様記憶が戻られて無いんですよね?』

「うん、ま~もう記憶とかどうでもいいかなぁ~って思ってるから聞かないですよ。

そんな事より色々忙しくって」

『そうですよね、ずっと見てましたから分かります』

パイヤ達は何も見てなかったのに…見てる方は見てるのね~

「で?なんでその体に入っちゃったかな?

これからその体には色々やってもらいたいから出ていってくれないかな?」

『その事なんですが私達にこの体のお役目任せてもらえませんでしょうか?』

「はぁ?何言ってるの?あー君達が天寿を全うするまでかかるけどいいの?

500年位だよ、天界のお仕事もあるでしょ?」

『それなら大丈夫です、天界神様の許可も出てますから、

ただ…この体に入りたい者がたくさん居まして…交代制にして頂ければ…』

「それは無理、中身がコロコロ変わってしまったらあー君達も大変だからね」

『やった~』と誰かが小さく呟いた。

「だいたいあたしがまだ許可してないんですけど、

その体に入っていたいと言うならこちらのお願いも聞いてくれます?」

クックック~これは渡りに船だよね、天界と知り合いになったら色々出来る。

『お願いとはなんでしょう?』

「まずは天界神様に会わせて下さい。」

『……天界神様にですか?会ってどうするんですか?』

「どうもしないけど、それに君達の責任者でしょ?」

『そうですよね~でもこの体から抜け出して天界神様の所に行くと…

誰かにこの体を取られてしまいそうで…』

そんなにその体に居たいのかい!

「じゃあ~天界神様にここに来てもらえないかな?」

『ここにですか?』

「来れるでしょ?」

『来れると思いますが…』

「おいおい歯切れが悪いなぁ~何か問題あるの?」

『天界神様がここに来たら…』

その時マヌカの背後から神々しい光が放たれた、

光の中から人の様な姿が…天界神様登場

3メートルはあるか大きな姿で映画ロードオブザリングに出て来た白魔導士そのもの、

初老のお爺さんだった。

天界神『何か不都合な事はあるのかな?』

マザーズ『ぎゃ~~天界神様~~来ちゃった~』

マヌカ「天界神様初めまして、来て頂いて光栄です。」

天界神『おおマヌカ様初めましてお会い出来て光栄です。

所でお前達…何が来ちゃった~だ、何か問題あるか?』

マザーズ『だって天界神様ここに来ちゃったら帰らなくなりそうで…』

天界神『なんじゃとぉ~~』

マヌカ「お話し中申し訳ないのですが…こちらも急いでるので話聞いて貰えます?」

天界神『おお申し訳ない、お話とは何でしょうマヌカ様』

「まずは質問です、私がここに来てからずっと見ていたって事は、

コビンダ達の事も知ってますよね?」

『もちろん知ってます』

「おお良かった、では彼らがこの銀河に来た時の事も知ってたりします?」

『それも知っていますが…』

「じゃあ彼らが23人居てその内の3人がこの銀河に来てから亡くなった事も知ってますか?」

『…知っていますよぉ~』

「ではその3人の魂はここの天界に居ますか?」

『彼らの波長がここの銀河と合ったおかげで、

すんなりとここの天界に戻られましたが…それがなにか?』

「では彼らと話も出来ますよね?聞いて来て欲しい事が有るんです。」

『はっ?話を?』

「そうです、これから彼らの仲間がここで平和に天寿を全うする予定です。

亡くなった3人もみんなと一緒にここで天寿を全うしたいか聞いて来て欲しいのです。」

『はぁ~~~?そんな事出来ないです。』

「何でですか?」

『だってそれは彼らを生き返らせるって事ですよね?

それは宇宙の理に反しているのではと…』

「宇宙の理と言うなら宇宙の常識、自由意志の尊重って事は何処に行ってしまったのですか?

彼らは酷い目にあいたかった訳では無いし死にたくも無かったはず、

そこに自由意志は完全無視されてるではないですか!」

『それは大変な思いをされたと思いますが、偉大な宇宙からみればそれはだたの経験であって、

体から魂が離れれば癒され浄化されます。』

「虐待されたり殺されたりする事がただの経験と仰るなら…

生き返るのもただの経験では?」

『ぬぬぬっそれは…』

「だいたい宇宙の法則の自由意志の尊重なんて物はガン無視された世界がいっぱいあるんですよ、

誰かに許可が必要なら私が取りに行きましょう、全ての責任は私が取ります。

それに私は聞いて来て欲しいだけです。

彼らが肉体にまた入るなんて嫌だと言うならそれはそれでいいのです。

彼らの気持ちを尊重したいだけ、

ほんの少し亡くなるのが遅かったらみんなと一緒に解放されたのに…理不尽じゃないですか…」

マヌカの強い口調に唖然とするだけの天界人達、

『その気持ちは理解は出来るのですが…共感は出来ないので私達のはどうにも』

「共感が出来ないから聞いてくる事も出来ないと?」

マヌカの目がギロリと天界神を睨む、

そしてマヌカは人差し指を立てて指先に白い光がグルグルと渦を巻き始めた。

「共感出来ないのなら共感できるようにあー君達の経験を経験してみましょう、

指先のエネルギーにあー君達が産まれた時から解放される時までの思いを込めました、

これを皆様にプレゼントします。」

そう言ってマヌカが指を軽く振ると光が分離して、

天界神、マザーズ、ファザーズ達の体に吸収されていった。

天界人達は何事かとフリーズしていたが…だんだんとあー君達の思いが流れ込んで来た。

マザーズ『いやぁ~~~~~~~』

ファザーズ『ぎゃ~~~』

天界神はうずくまってシクシクと泣き始めている。

天界神『マヌカ様共感出来ました…どうかこの記憶を出して下さい…ぬ~~』

マヌカが指をパチンと弾くと天界神達の中に入った光がマヌカに戻って来た。

「では聞いて来て頂けますか?」

何事も無かった様に涼しい顔でマヌカが天界神に尋ねる。

『分かりました聞いて来ます、彼らが戻りたいと言ったらどうします?』

「戻りたいと言ったら、魂をここまで連れて来て下さい。

その先の事は私の責任で全部やりますから」

『わっ分かりました…では行って来ます』

天界神は初めての経験でショックを受けたらしくフラフラしながら消えて行った、

最初の神々しさは何処へやら~

大天使達もヘロヘロになって座り込んでいる。

フッフッフ~~~これで亡くなった3人が戻りたいって言ってくれれば…

あー君達全員平和な生活が経験出来るかもフッフッフ~~

何て考えながらほくそ笑んでいたら頭の中に大きな声が響く

『マヌカさま~~聞こえますか~~パイヤですじゃ~~緊急ですじゃ~~』

「パイヤさ~~ん声でかい~~普通に話して~~」

『おお通じましたな、これは失礼ですじゃ

あのですじゃ~~お客様が訪ねていらして~緊急にマヌカ様とお話したいと申してますが、

いかがいたしましょう?』

「ん?お客様?私を訪ねて来るような方ここでは居ないと思うので…会いません」

『いやいやいや~~それは彼らが困られると思います』

「え~~だいたい誰が訪ねて来たのですか?」

『そっそれはじゃな~銀河連合管理局の方々でお話があるそうですじゃ~』

銀河連合管理局?何しにきたんだ?また何か頼まれても面倒だなぁ~どうしよ~

『あの~マヌカ様聞いてます?』

「聞いてますよ~面倒な事頼まれたりしないなら会ってもいいです」

『おおじゃあちょっと聞いてみますじゃ~』

返事は直ぐに来た

『何も頼まないそうですじゃ~ちょっと聞きたい事が有るだけと言う事ですじゃ~』

「は~~い分かりました、じゃあここに入れるようにしますからちょっと待って下さい」

マヌカはドームの外にボタンを1つ作った。

「今出て来たボタンを押すと中に入って来れるようにしましたが、

敵意のある方はボタンを押しても入って来れませんから~」

『敵意って…誰もそんなのマヌカ様に持ってませんよ』

「用心の為ですよ。じゃあ入って来てください」

パイヤ達が順番にボタンを押してドームの中に順番に入って来た。

賢者全員が入って来た後見知らぬ3人が入って来た。

長身の男性が2人と猫の獣人の女の子…猫可愛い~なんて思っていたら…

いきなり金髪の長身がいきなりあたしの前で跪いた

『マヌカ様…お初にお目にかかります』

そう言って幼児のあたしの手を持つ…

『私はヒュージ、銀河連合管理局の者です…ああああ~本当にお会い出来て光栄です』

「それはどうも…あの手を放してもらえますか」キモイんです~

『あっこれは失礼致しました、感動のあまり…初めてイレブン…』

突然黒髪の男性が大きな声を出す

『リーダー駄目ですよそれは』

ヒュージは『はっ』となり

『失礼しました、マヌカ様は記憶がまだ戻られていないとか?

その事でお話が有ってこちらに来ました。』

「あたしの記憶が銀河連合管理局の方に何か関係あるのですか?」

『あ~感動のあまり話が変になってしまいました、順番にお話をさせてもらいますね』

そう言ってヒュージが話を始めた、

地球の転生を終えて光の門に戻ってくるあたしの魂を光の門で待っていた方々が

なかなか戻って来ないあたしの魂の捜索してポータルに飲み込まれた事が分かり、

ポータルの出口であったこの銀河の連合管理局に捜索を頼んで来たそうだ。

「捜索願い?誰が?私の家族とか?」

『いやそうでは無くって…転生を終えたマヌカ様に協力をお願いしたい方々がたくさんいらして…』

「なんだって?あたしをこき使う為?パイヤさん達と同じ?」

それを聞いてた賢者達がざわざわと騒ぎ出す

パイヤ『こき使うとは失礼ですじゃマヌカ様』

ブロイ『マヌカ様勘違いですよ我々はそんな風に思って無いです』

レガイア『そうだぞ~そんな事はないんだぞ…』

イナク『まぁ~そう思われても仕方ないよね~』

パイヤ『また~イナクは~変な事言うな~』

ピアー『マヌカ様すいませんでした、私達本ばっかり読んでて~』

パイヤ『ピアーお前も変な事を~』

「あ~~~の~~~あたし忙しいんですよ~緊急の用件だけお話下さい」

ヒュージ『そっそうですよね、簡潔に話すと

先ずはマヌカ様の安全の確認と光の門で待たれてる方々の協力を受けて頂けるかの確認です。

その為にはまず光の門に入り全ての記憶を戻された方が良いと言う話です。』

マヌカ「お断りします~」

『即答ですか』と言って何故か嬉しそうにしているヒュージ

「今やりかけの事がありますので、それを放り出して戻る訳にもいかないのと、

記憶が戻ると面倒事がありそうなので光の門にはまだ行きません」

ニコニコ笑いながらヒュージが

『分かりましたそのように報告しておきます。

では暫くはこの銀河に滞在して頂けるってことですよね~』

そう言ってフワフワ浮いているマヌカの顔の前にヒュージが迫って来た。

「きも~~」思わず声に出してしまった。

『リーダーいい加減にして下さい、

いくら憧れの存在に会ったからって幼女に迫ってるキモイおっさんになってますよ。』

黒髪君が間に入って来てくれた

『マヌカ様初めまして、銀河連合管理局のルーンと申します。

マヌカ様は記憶が戻られていないからご存じ無いと思いますが…

マヌカ様は宇宙でも有名な存在で、リーダーはそのファンみたいな感じでして…

失礼な態度を取ってしまった事お許し下さい。』

おおおこの青年はまともそうだ良かった、すると今まで黙って見ていた猫ちゃんが迫って来て。

『初めましてマヌカ様、私はメノンと申します。

このコロニーの空調はどのようなシステムになっているのですか?

それと外にあるカルマ回収飼育セットの構造はどのようになっているのですか?

あとここのドームの中の環境管理はどのように空調は?

何故体がドームに合わせて小さくなれるんですか?』

顔が…近いし怖い~~3人の内2人変態?

「わかりましぇん、子どもなんでテヘッ」

それを聞いて大きな目がますます大きく見開いて

『子どもって分からないって…

マヌカ様の正体を私達は知っているんですよ、子供の振りは通じません、

それに分からないってどう言う事ですか?そんな事ありえないですよ』

ますます顔が近くなる所ルーンが間に入って来て

『マヌカ様本当に申し訳ないです、

メノンは科学者で環境や空調など任されている者で…探求心が強く…変な態度になってしまい…』

ルーンは言い訳が見つからないようだ…可哀そうに

「ルーンさん…あたしは大丈夫ですから、

メノンさん分からないのは本当です、こういうのが良いなぁ~って創造すると、

宇宙が答えてくれるみたいな感じで創造通りの事が起きたり物が出来たりしています。

記憶が戻ればちゃんと答えられるのかもしれませんが、記憶戻したくないんですいません」

メノンが上目遣いで

『記憶を戻して私に教えてもらえないでしょうか?』

「嫌です。」即答したあたしを涙目で見つめるメノン

「では用件は済みましたね~お戻りください」

その時神々しい光が放たれ天界神が戻って来た。

『マヌカ様戻りました』

「やった~~思ったより早かったですね~」

『あんな経験させられたら急ぐしか無いじゃないですか~はぁ~』

天界神の姿を見て驚いている賢者達

『おいおいおい~天界神様なんでこんな所にいるだよ~』慌てるレガイア

天界神『お~賢者の方々もここにいらしたのですね…色々事情がありまして』

「彼らは私がこの銀河に来てからの行動をず~~っと見ていて下さって、

それで協力したいと申し出てくださったのですよ~~そうず~っと見て頂いててね~」

マヌカの言葉に5賢者何も言えず俯くだけ

「そう言う訳で今忙しいので関係ない方はここから出て行って下さい」

それを聞いて慌てたブロイが

『マヌカ様お願いです、我らにも何か協力させてください。』

「嫌です、この場所は安全で平和でなければならないのです、

だから信用出来る方にしか入ってもらいたくないのです。むやみに汚されたら困るので」

5賢者青ざめる

レガイア『俺達も反省はしてるんだ、どうかチャンスをくれ』

イナク『チャンス』

パイヤ『本当に申し訳ない~~』

パイヤがそう言った途端全員で土下座を始めた。

「はぁ~腰の低い脅迫にも感じますが…じゃあまだここに居て何が出来るか考えて下さい。

銀河連合管理局の方々は報告に戻られていいですよ。」

今度はヒュージとメノンが慌てて土下座して

『私達も今しばらくここに居させて下さい。』

「え~~じゃあ絶対邪魔しないでくださいね。

では天界神様彼らの話はどうでしたか?」

『マヌカ様は答えを知っていたのでしょ?

もちろんみんなと一緒に平和な人生を全うしたいと言ってます。』

「では彼らの魂も来ているのですね?」

天界神はニコニコしながら頷く、

「ではあー君達をここに呼びますね」

そう言ってマヌカはポシェットからあー君達の入った透明の玉を出し地面にそっと置く、

球の中ではあー君達がマヌカに気付きワイワイ喜びながら手を振っている。

「みんな今出すから待っててね」

マヌカは両手を広げ球にエネルギーを送るとあー君達が球から出て来た。

『マヌカちゃ~~ん待ってたよ~』

「みんな待たせてごめんね~」

『わ~~ここがこれから我らが住む所?』

「そうだけどちょっと待っててサプライズがあるんだ」

そう言ってマヌカはいそいそと地面に降りて3人分の体を創造して作り出す。

この場にいる全員が何事かと目を輝かせている。

みんなの目の前に現れた小さめのヒューマノイド、体操着を着ていて胸に名札も付いている。

あー君で始まりとー君で終わっていた名前に、なー君にー君ぬー君と言う3人が加わる。

「では天界神様魂を渡して下さい」

それを聞いて天界神がマヌカに魂を渡そうとした時パイヤが叫ぶ

『ちょっと待った~~~

マヌカ様何をやられようとしているのですか?まさか~』

「え~~~私の邪魔するんですか?」

パイヤ『そうじゃなくってそんな事したら問題になりますよ』

「どこで問題になるの?」

パイヤ『……叱られますよ』

「誰に?」

パイヤ『銀河連合管理局の方々……』

ヒュージ『パイヤさん勝手な事言わないで下さい、私達にそんな権限ありませんから』

マヌカ「あ~~もううるさいです、

私のやる事が気に入らないのなら見なければいい、

全ては私の責任でやりますから、文句のある方は出てけぇ~~い。」

ちょっと強い口調で言い放ったマヌカの姿を見てあー君達が心配そうに

『マヌカちゃん大丈夫?』

「あーごめんごめん大丈夫だよあー君達は何も心配しなくっていいからね」

そう言って天界神から受け取った魂を1つ1つ丁寧に体に入れて行く、

すると一瞬輝きそれぞれの個性にあった顔立ちに体が変化していった。

それを見つめていたあー君達は何百年も一緒に居た仲間であり、

悲しい別れをしたばかりの仲間の波動を感じ取り

『あああああああああ~~~お前達~~~無事だったのか?』

『おおおおおおお亡くなった3人の仲間が~~』

全員が号泣しながら3人の周りを囲んだ、

生き返った、なー君にー君ぬー君が

『本当に女王様やマスターから解放されたんだね、

みんな無事だったんだね、よっ良かった本当に良かった』

そう言って3人は泣き崩れた、3人は仲間を残して亡くなってしまってからも

残った仲間の事をこんなにも心配していたのか?

そのやり取りを見ていた賢者達はもう何も反対をする事は無かった、

そしてあー君達を周りの者達が温かい目で見つめ涙さえ浮かべている。

あー君達はお互い無事の確認を済ませた後全員でマヌカに向かって

『マヌカちゃん本当にありがと。

亡くなってしまった仲間迄助けてくれるなんて…

何てお礼を言っていいか…んっんっんっなんて…おっれい…うわぁ~~ん』

「お礼なんていいよ、それよりもみんなが幸せな人生を全うしてくれれば…

それだけで…あたしは…」胸から込み上げる熱い物を静め

「さぁ~これからみんなの人生が始まるんだよ、気持ちも新たにあたしの話を聞いてくれる?」

あー君達は一斉に『おおお~もちろん』と答えた

「まずはここの説明をするね、

ここはあたしがちょっと前まで生きていた地球の中の日本って言う国と全く同じ環境に作ったの、

記憶が戻っていないあたしは日本しか覚えて無かったのと、

私が日本が大好きだったからそう言う理由で日本の環境にしました。

日本と言う国は四季が有り季節ごとに自然が変わって行く素敵な国、

でもここはあー君達みんなの国にしたいから新しい名前を考えました。

みんなで暮らすみんなの国…名前は『みなの国』とします」

『みなの国…』

『我らみんなの国』

『いい名前だぁ~』

それぞれが感想を語ってる。

「これからの生活の為にサポートして下さる方々を紹介するね」

マヌカはファザーズとマザーズを手招きして呼んだ、

「こちらの4人がマザーズで名前がマミさん、マナさん、マリさん、マコさんで、

こちらの2人がファザーズで名前がファルさん、ファイさんです。

彼らはこれからみんなに読み書き計算を教えてくれて、

寝食も一緒でずっとみんなのサポートをしてくれます。だから遠慮しないで彼らを頼ってね、

それからここには四季が有るってさっき言ったでしょ、

今は春で桜が満開に咲く季節この湖の周りにピンク色の花が咲いてる木の事」

みんなが周りを見渡してうっとりしている。

「春には花見をして楽しむ、

春の次は夏、夏は気温が上がりとても暑くなる季節、

だから川や海や湖で泳ぎの練習が出来る、夜には花火とかバーベキューをやって楽しむの、

次は秋、秋は実りの秋、食欲の秋、スポーツの秋、

読書の秋って言われるくらい楽しむ事が盛りだくさん、

次は冬、冬は気温が下がり雪が降るからスキーを覚えて凍った湖ではスケートが出来る、

四季を通してたくさんの楽しみが有るからみんな~~期待してね~~」

『うお~~~』と歓声が上がりあー君達は飛び跳ねて喜んでいたが…

それ以上に喜んでいたのがファザーズとマザーズの大天使達と天界神様

マヌカは大天使達をじっと見つめ(なんでこいつらがこんなに喜ぶ…)

大天使たちの横ではみょ~に真剣な顔になってる賢者5人(なんだ?)

それと同様に銀河連合管理局の方々も真剣な顔(何か考えてる?)

マヌカは気を取り直して

「は~~い次はこれからみんなが暮らす家の説明するからついて来て~」

そう言ってフワフワとログハウスの方に移動を始めた、

ワクワクと付いてくるあー君達と大天使達、

その後を重い足取りで付いてくる…その他の連中

ログハウスを入ると広いロビーになっていて

グランドピアノやソファーとコーヒーテーブルなどが設置されて寛ぎ空間になっている。

奥には図書館、勉強部屋、厨房、食堂、お風呂、ランドリールームなどの生活空間、

2階はみんなの寝室になっていた。

あー君達と大天使達は大興奮で建物のあちらこちらを見て回っていたが、

賢者達はこそこそと話をしていた。

一通り建物見学が終わった後みんなで夕食を食べ始めたその時…

賢者達と管理局の方々がマヌカ側に来て

『マヌカ様…どうかどうか我々にも何か協力をお願いしますじゃ』とパイヤ

「パイヤさんは図書室に居たいだけでしょ?」

『パイヤ様はそうかもしれませんが我々は違います』とブロイ

「だいたいさ~様付けは嫌だって言ったのに何でまた様付けなの?

そんな事も忘れちゃったの?じゃあ何か約束しても信用できないよ~」

5人が『はっ』として

『忘れていた訳ではありません、心の何処かに罪悪感があったからかもです。』とブロイ

「じゃあ1日3時間だけここに入れるように設定しておきますので、みんなに協力して下さい。」

5人はガッツポーズをして喜んでいた。

次に管理局の方々が来てメノンがいきなり

『マヌカ様私も今日からここに住まわせて下さい、何でも協力します。』

こっこいつは何を言い出す、アホなの?

唖然としているマヌカに向かって話を続ける

『私は銀河連合管理局なんかやめてここで環境がどう保たれているのか、

季節の移り変わりはどのように変わって行くのか?全て知りたいのです。』

「ええええ~知りたいって…ここで勝手な事されては困るんですよぉ~だから許可できません」

ヒュージが話を割って入って来た

『メノン勝手な事を言うな、そっそんなの私だってここに住みたい』

ルーンが驚きの表情で

『リーダー迄何を言っているんですか?バカなんですか?もう母船に報告に戻りますよ。』

メノン『え?駄目ですよ、まだマヌカ様に許可貰ってないんで』

ええ~さっき許可しないって言ったじゃん…

「許可はできませんよ、ここはコビンダ達の為に作った場所だから」

『じゃあせめてここに入る許可だけでも…お願いですぅ~~うわぁ~~ん』

メノンは泣き出した…ヒュージも真剣な目で見つめる…こわ~

「じゃあ管理局の許可が出たなら賢者と同じ3時間入る許可をします、

ただ~~~し、あー君達の協力はしても邪魔はしない事」

『わかりました~』メノンとヒュージが同時に答える。

そこにルーンが申し訳なさそうに

『マヌカ様なんか申し訳ないです。』

「もういいですよ、それよりっと、みんな~聞いて下さい~」

ワイワイと楽しそうに食事をしていたあー君達とマザーズ達ファザーズ達がマヌカを見る。

「あたしはこれからトゥーリア星に戻ってやり残した仕事に戻りたいと思います~

マザーズ、ファザーズの皆さんあー君達の事宜しくお願いしますね、

何か有ったらすぐに連絡下さい、あー君達も何も心配ないからね、

時々こちらの様子を見に戻るから、ではでは~」

『ちょっと待った~~』大天使たちが全員声をそろえて叫ぶ

『マヌカ様私達は貴方がここに来てからずーっとマヌカ様を見ていたのです。

ここに居たらもうトゥーリア星での活躍が見れないです~何とかして下さい。』

「ええ?じゃあ天界に戻る?」

『そんな意地悪言わないでください~』

そこにあー君達が

『我らも見ていたい、マヌカちゃん我らからもお願い~』

「ぬぬぬ、まぁ~あー君達もその方が安心かもね、

じゃあログハウスのロビーに大きなモニター設置しとくね、

モニターに録画しておくから自由時間にでも皆で観賞して下さい。」

それを聞いてあー君達大天使達は大喜びしている。

「んっじゃ~行ってくるね~」

『ちょっと待った~~』メノンが叫ぶ

「今度はなに?」

『マヌカ様がいない間ここの事で色々質問したい事があったら連絡していいですか?』

「えええそんな事で?トゥーリア星も色々忙しくなりそうだからなぁ~」

マヌカは少し考えて「あっそうだ」と手を叩いた。

フワフワと地面に降りてドームの土で小さい人型を作った。

そこにエネルギーを注ぎ込んで行くと、

小さい羽の生えた妖精の様な手のひらサイズの女の子に変わっていった。

『キャッホ~~何々体作ってくれたのぉ~?』

妖精の様な女の子がひらひらと飛び回りながら喜んでいる

「え~とご紹介しますこのドームの意識であるみなの国のミナちゃんです」

『えええこのドーム意識があったんですか?』メノンが驚きを隠せないでいる。

「だって星にも意識があるでしょ?だからドームにも意識を持ってもらいました。

そうすればこのドーム内の情報が全て分かるし色々変更も楽だと思ってね。

さてミナちゃん、この方が色々質問すると思うからそれなりに宜しくね」

『ふ~~んそれなりでいいのね?』

「分かってると思うけどあー君達には優しくね」

『了解です』

「はい!では本当にもう行きます。

みんなここの生活を楽しんでね~行ってきま~~す。」

マヌカの体が光りだんだんと消えて行った。













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