彎国との同盟交渉
蕾華の交渉は成功しました。
次は美鳳のターンです。
一方、【彎国】へ向けて進む美鳳は難儀していた。
彼女の従者は主に都落ちの際一緒に下った貴従兵たちだった。信頼する彼らだからこそ護衛を任せられる。だがそんな屈強な武官たちに囲まれていても道中に刺客が襲ってくるのだ。
「もう何回目でしょうか。治安は悪くはないはずなのですが……。足止めばかりされて申し訳ありません」
「大方兄上の策略でしょうね」
「それはどういう……?」
話している傍からまた凶手が現れた。土属氣巧術で地面に隠れ、集団で強襲してくる。
将軍・龍宝は氣の流れからその位置を正確に見抜いて部下達と共に彼らを返り討ちにする。
その後も前衛に氣巧武術兵士、後衛に氣巧術士を配置し、見事な采配で一人の犠牲もなく賊を退けてしまった。
「美鳳様、兄君の策略と申しますと、賊共は兄君の命令で襲ってきているというのですか!?」
「直接命令したのではなく、皇女が近く往来すると自領の犯罪者達に流したのでしょうね。それで私が倒れれば事故扱いにされ、空虚となった【愁国】を奪うつもりなのでしょう」
「なっ!? そんな輩と同盟なんて! 信用できませんよ!」
「勿論こちらも信頼はしていません。ですが【彎国】との同盟は【寥国】討伐に不可欠です。敵と同盟されても厄介ですし、少なくとも中立は約束させないと」
馬車での移動を再開する一向。
「一紗の話では【迎梠】は悲惨らしいですね」
手にした『転伝識字』には逐一報告が来ている。《顔無》の尾行が露見したのは想定外であったが真面目に一紗が調査をしてくれたことに安堵する。
だが知らされる内容は酷いものだった。
他の町はほぼ崩壊しており、残った【迎梠】は旅人狩りで生計を立てているという事実に戦慄していた。報告の内容を覗き見た龍宝も眉を顰めている。
「崩壊した町の民はどこへ行ったのでしょうか?」
「全滅したか、他領へ流れたか……あっ、待ってください。今届いた一紗の報告では一部が反乱軍になって【寥国】各地で抵抗運動を続けていると」
「骨のある奴もいるようですな。彼らに攻めてもらえば内部崩壊を狙えますね」
悪政に激怒する領民達も存在しているようだ。彼らを上手く利用できないかと考えた美鳳は潜伏している各部下達に『転伝識字』で指令を出した。
反乱軍を自陣営に抱きこみ、しかる決戦時に後ろから州都【聚款】を襲撃してほしい、というものである。三国秘密同盟に加え、反乱軍の蜂起が起こればたちまち【寥国】は瓦解する。
最低限の手勢で戦に勝てる見込みができた。
「これはなんとしても【彎国】との同盟を成立させないといけませんね」
気炎を上げた美鳳一向は州都まで急いだ。
しかし目的地までの道のりは長い。立ち寄った町で休息を繰り返す必要があった。
「早く同盟を締結して戻りたいものです」
「【彎国】より【愁国】の方が良いですからなぁ」
「それもありますが、一紗が心配なのです」
(蕾華ならともかく、なぜ惡姫の心配を……まさか美鳳様まで倒錯的な想いを!?)
龍宝は美鳳と一紗がはだけた姿で絡み合う構図を妄想してしまった。もちろん彼の脳内で攻めの態勢になっているのは一紗だった。
(惡姫は男っぽいところがあるし、まさか美鳳様にもその気が……いや、そんなはずは)
肌色成分が多い妄想が危ない路線にまで発展してしまい、つい鼻血が出てしまう。それを拭いた龍宝は頭を振った。
「かの惡姫ならば、治安の悪い場所でも大丈夫でしょう! 心配いりませんよ」
「……龍宝、貴方はその〝惡姫〟についてどこまで知ってますか?」
今や【愁国】の一将ともいえる仲間の話題を敢えて振られた意味が分からなかった。遅れて美鳳の傍盾人になる前の彼女のことを尋ねていると気づいたので龍宝は事前知識を思いだしながら返答した。
「盗賊の巣に居を構える女の修羅で敵を皆殺しにする残虐非道だと……。奴の行動には頭を抱えはしましたが……実際に会ってみると想定よりは話が通じましたね」
「そう、今の一紗は穏やかなのです。アレは本来の〝惡姫〟ではありません」
盗賊の巣に現れた女修羅は多くの悪党を皆殺しにしていた。相対して生き残った者はいない。遠目で彼女を見て退き返した臆病者達によってその蛮勇ぶりが伝播したのだ。
「私が都落ちしたのは三年前。惡姫が青月城に居を構えたのが一年程前。私がすぐにでも彼女を勧誘に行かなかったのはその悪逆ぶりを恐れたためです」
龍宝は主君が言わんとしていることを察した。
「……つまり、どこかで惡姫がマシになったことを聞いて勧誘を決意した、と?」
「はい。ある女盗賊が盗賊の巣に入り、他の修羅に敗れたのです。その際に手籠めにされかけたところを惡姫に救われた、という情報を耳にしました」
当時美鳳は大陸各地から召し抱えられそうな女武人の情報を《顔無》に探らせていた。そのときに盗賊の巣から落ちのびた女に話を聞くことがあったのだ。惡姫に安全な道を教えられて無事盗賊の巣を抜けたと彼女が話したことで美鳳は惡姫調略を決意したのだ。
「なぜ、惡姫は丸くなったのでしょうか?」
「確かめた訳ではありませんが恐らく理由は二つです。盗賊の巣で自分より強い修羅がいなくなったこと、そして盗賊から奪った女達との接触で人間の心を取り戻したこと、でしょう」
自分と同等以上の修羅がいればその者を殺さないと安心できない。故に常に抜き身の刀のように警戒し続けることになる。そして彼らから奪った女性達に傷の手当をされたり、何気ない話を振られることで少しずつ本来の優しさを思い出していったのだ。美鳳の推測は当たっていた。青月城を根城に決めて一年経つ頃には惡姫の敵はいなくなり、安心して心を休める余裕ができていたのだ。
「敵がいなくなったから本来の修羅性がなりを潜めた……ですが、青月城の周りには新しい死体が溢れていましたよ?」
「あれは恐らく身の程知らずの新参者でしょうね。女盗賊の話では他の盗賊達の間で不可侵協定が結ばれ、青月城の周りだけは近づかないことになっていたらしいです」
それだけ惡姫の存在が他の盗賊にとって脅威だった。惡姫もそのことが分かっていたから女達を残して盗賊狩りをしていたのだ。
「保護した女性で最古参の方にも話を伺いましたが、惡姫は最初〝鬼〟のようだったそうです。食事や怪我の世話をしている内に話に応じるようになった……と」
龍宝は主君が今更惡姫の話を振った意味を咀嚼し、最初に美鳳が一紗の身を案じていた理由に繋がった。
「美鳳様と離れたことで一紗の中の修羅が再び目を覚ます懸念があるのですね?」
「【寥国】は破落戸が多い。それに触発される可能性がなくはないのです。一紗の修羅を抑え込む鍵はおそらく女性です」
「なぜ女なのです?」
「おそらく女を殺せない理由と関係あるのでしょう。一紗自身が意識しているか分かりませんが彼女は女性といる時は穏やかになるみたいですし」
主の言葉を聞いて一紗との会話を思いだしてみた龍宝は、自身と話している時より美鳳や蕾華と接している時の方が態度が柔らかいことに気づいて深く納得した。
「せめて私か蕾華が近くにいれば良かったのですが……」
今回は采配上、【愁国】の三姫を別チームに分けざるを得なかった。保険も兼ねて女性である《顔無》を同伴させていたのだが、彼女も難民保護のために離されてしまった。
(もしもの時は私自ら抑えるしかありませんね)
危機感を抱いていた美鳳は急いで【彎国】の州都【枉塹】へと入った。
その名の通り丸く曲がった形の町は紅華帝国では珍しいつくりだ。
「出迎えはなしか」
「妹は兄の機嫌を伺うものだという考えですからね。別に珍しくもありません」
枉塹城へ入城すると、ようやく都督の紅・子睿が顔を見せた。
黒く短い髪で耳にはリングのピアスをつけている。眼光が鋭く人相が非常に悪い。
「思ったより遅かったな美鳳。兄を待たせるとは何事か」
「すみませんね。道中賊共に襲われたので」
「それは普段の行いが悪いのだろう。お前も少しはこの兄を見習え」
罠を張ったのは自身の癖に知らんふりである。そして非常に尊大な態度だった。龍宝もあまり良い気はしなかったが同盟を打診する相手なので顔には出さずに頭を下げる。
「雷将軍、【慶酒】の防衛戦は聞いておるぞ。新たな武勇が加わったな!」
「いえ、私は主の命を全うしたまでのこと」
「謙遜しおる。まぁよい。奥で話そうじゃないか」
妹にはぞんざいな態度であったが龍宝に対しては客人をもてなす振る舞いに変わっていた。それも彼が男尊女卑である現れだろう。女主君よりも武将の男を優遇するのである。
褒められた龍宝も主を不義理にされているので素直には喜べなかった。
「さて、小国すら守れぬ愚妹よ。今日はこの兄に頼みがあるそうだな? 寛大な兄は聞いてやらんこともないが……まずは土産は持ってきたのだろうな?」
「はい。【慶酒】の酒を一つ」
子睿は部下に命じてそれを受け取らせると奥へと下がらせた。
お礼の言葉もない。彼にとって妹が兄との顔合わせに高い品を持参するのは当然だからだ。
警戒心が強い子睿はその場で酒を口にしなかった。彼は胡坐をかきながら事前に贈られた書状に目を通す。
「文には同盟の密約とあったが?」
「はい、【寥国】に対抗するために力を合わせたいという申し出になります」
「ふん、何か裏があるのではないか? この【彎国】と同盟したいという国は以前にもあったが、ふざけた条件を出してきおったから突っぱねてやった」
「相手は【圓国】ですか? 鉱山領有権を認めろとか?」
「違う。俺があのうつけの弟と組むと思うか!?」
子睿は怒りのあまりひじ掛けを壊した。子睿と俊杰は腹違いなだけで同じ日に生まれている。どちらが兄かは分からないのだが互いに相手を弟と呼び見下しているのだ。元々沸点が低い男であるが俊杰が関わってくるとさらに短気になった。
美鳳は兄の怒りが収まるまで黙して待つ。
しばらくすると彼は言葉を続けた。
「かつて同盟を打診してきたのは【宍国】だ。あそこは軍事国家。協力して【寥国】を討つなら良いかもしれないと思った。……が、見返りに領土を寄越せと言いやがった」
【宍国】は国境付近にある湿地を欲していた。珍しい妖魔の生息域らしくそこを割譲すれば同盟を組むという話だった。しかし子睿は頑としてつっぱねたのだ。
(愚かなことをしましたね。あんな小さい土地の代わりに軍事大国の庇護を受けられるなら安い買い物。そもそも【宍国】の軍事力を計算すれば武力で無理やり奪われてもおかしくないです。そうせず対話で交渉している時点で紳士的だというのに……)
子睿としては一度領土を割譲すればどんどん要求を増やして侵略されるという危機感があったのだろう。その考え方も間違いではないのだが、現に別の国から侵略されている今は是が非でも【宍国】と同盟すべきだったのだ。子睿は未来志向ができていなかった。
「【宍国】との同盟交渉は決裂したが、俺も【寥国】は苦々しく思っている。この手で必ず、奪われた領土を取り返すつもりだ」
「でしたら!」
「――が俺としては弱小の【愁国】と結ぶつもりはない」
面積でいえば【彎国】の方が上である。そして女性領主の治める国と見下してもいた。格下の国と認定されてしまっている状態からのスタートだ。
ここから話術で子睿を納得させなければならない。【愁国】は同盟相手足りうると――。
「我が【愁国】は優れた経済力と軍事力を有しております」
「経済は所詮国内での話。武力の方もこの間内戦を収めたばかりだろう? 双方の面において対外的実績がない。所詮は女子の国だ」
実績がないのはお互い様だった。加えて【彎国】は【寥国】に敗れ領土を割譲されている。軍事力が優れているとは言えない。しかし、そのことを指摘すればプライドの高い子睿が激昂しかねない。故に美鳳は別方面から交渉の糸口を掴むことにした。
「対外的実績が皆無……という訳ではありません。内戦以前に【寥国】の侵攻を退けた実績があります。私と兄上が組めば【寥国】を完全に下すこともできます」
「自惚れるなよ、美鳳。【寥国】を退けたのはそこにいる雷将軍と兄・鎧兜の力! 決してお前の采配の結果ではない!」
「分かっております。ですが、その優れた二人を我が国が有しているのもまた事実」
「雷将軍の武勇と徳は認めよう。……が負け犬――鎧兜の方は武勇の他に野心を持っている。現にお前は一度国を奪われているじゃないか。そんな危険な男に背中を預ける気はない。我が国が奪われかねんからな」
紅・子睿は政争に敗れた兄・鎧兜を見下してはいたが、その凶拳を恐れていた。妹の国を奪った前科者なら次は弟の国を狙いかねないと考えるのは当然だった。
その鎧兜に対する蔑みと畏れの感情は利用できると思った美鳳は心の中で一紗に詫びつつ、虚構と真実を織り交ぜて子睿の警戒を解く秘策を講じることにした。
「案ずることはありません。鎧兜は今や完全に我が手中にあります」
「ふん、あの狂犬を飼いならせるわけはなかろう。お前は奴を打ち首にすべきだったのだ」
「いいえ、兄・鎧兜は今、私が連れてきた女性に心を奪われました。傍盾人として調略した惡姫にご執心です。なので私の言うことは聞きますよ」
嘘は言っていない。鎧兜は惡姫・一紗に敬愛の念を抱いている。しかし、男が女を敬愛するという図式がありえないと考える子睿は兄が惡姫に惚れたと思いこんだ。
「ククク、頭の悪い兄だとは思っていたが! アハハハ! 成程成程! それで惡姫を召し抱えたのか! しかし仮にも皇族の男が出自もわからん破落戸の娘に惚れるとは愉快なこと!」
子睿は惡姫を強者だと考えなかった。城に閉じこもる彼は五大民族以外に強い女がいるとは認めていなかったのだ。故に兄を篭絡するために美鳳が惡姫を連れてきたのだと勝手に誤解した。そしてその誤解こそ美鳳の策略だった。
「まぁ育ちの悪い兄上には身分卑しい娘がお似合いなのかもな!」
ひとしきり笑い飛ばした子睿は警戒心を失くし、気分を良くしたらしい。同盟の話に前向きになっていた。
「腑抜けの兄ならば問題なかろう。覇兇拳だけは使えるしな!」
「さらに【彎国】の武力が加われば【寥国】を恐れることはありません。かの国が不法に占拠している【彎国】の領土も奪い返せましょう」
本当は敗戦により割譲されたのだが敢えて兄の尊厳を傷つけないように言葉を選んだ。
子睿は満足そうにうなずく。
「同盟を締結してやってもいい。……が、その前に聞きたいことがある。なぜお前は【圓国】と同盟を考えなかったのだ? 俊杰の方が馬鹿だから丸めこみやすいだろう?」
「正直なところ、俊杰兄上の方が説得しやすいです。……が大局を見れば経済軍事に優れた【彎国】との関係を重視したいと考え子睿兄上の下へ参上しました」
「……良い答えだ。では最後に、あえて密約とする意味を尋ねよう」
やはり兄弟だけあって俊杰と同じところに疑問を感じたようだ。
これに対する模範解答は蕾華と共有している。
「【彎国】と【愁国】の同盟を公表すれば【圓国】が恥知らずにも【寥国】と同盟しかねないためです」
「あー、アイツは臆病だからな」
「兄上、【寥国】を討った後は【圓国】討伐に協力を惜しみません。さすれば国境の鉱山だけでなく【圓国】領そのものを手にできるでしょう」
眼の色を変えた子睿は部下に命じて書状を持って来させた。
その書面に【彎国】と【愁国】の密約同盟が記される。
これで二国と密約同盟は成った。二枚舌外交であるが【寥国】討伐まで露見しなければよいのだ。目的を達した美鳳が一礼して部屋から退出する。それに続こうとする龍宝を子睿が呼び留めた。
「殿下、何かご用でしょうか?」
「前も申したが、そなた、我が軍に入らんか?」
なんと引き抜きである。
「光栄な話ですが……以前もお伝えしました通り、我が主は美鳳様と決めております」
「女子では天下はとれん。そなたの武勇を小国で腐らせるには惜しい。【彎国】に来れば今より名声を手にできるぞ。この子睿が帝となれば帝都大将軍に取り立ててやろう」
なぜか龍宝は子睿に気に入られていた。
美鳳が都落ちして【彎国】に身を寄せた際も龍宝だけを引き抜こうとした過去があった。
そのときは姫と共に行くと断ったのだが彼は未だに調略を考えていたらしい。
子睿は拘りすぎてはいたが龍宝を評価したのは当然ではあった。何せ【寥国】が【愁国】に侵攻した際に三倍の手勢を撃退し、その領土を守り続けたのだ。乱世で 個人の武勇が凄まじい男は珍しくはない。しかし、軍隊指揮能力まで高い者は稀である。
彼を手に入れれば自国は大幅に強化される。それだけでなく【愁国】を弱体化できるのだ。
極端な話、龍宝がいれば【愁国】との同盟は必要なくなる。
それが分かっている龍宝はせっかく上手くいった交渉を決裂させないために言葉を選んで辞退を申し出た。
「……両国間で同盟が結ばれたのです。殿下のために刀を振るう時も来ましょう。今はそれでご満足いただきたい」
「決意は固いか。だが俺は諦めんぞ。天下を取るためにはそなたの武勇が必要だからな。また声をかける。よく考えておいてくれ」
「……はい」
龍宝は丁寧にお辞儀をして退出した。
二人が城を出たタイミングで隠密らしき男が天井裏から参上する。
「美鳳殿下がお帰りになられました。それと例のお客様がお見えです」
「……来たからには良い話なのだろう。通せ」
子睿は来訪者との面会の場所へ向かった。
州都【枉塹】を退去し、帰路についた段階で龍宝は自身の懸念を吐露した。
「あの方は何か良からぬことを考えている。戦勝後に協力のさらなる見返りを求めてくるかもしれません」
「分かっています。だから保険をかけておきました」
美鳳も兄が計略を有していることを看破していた。国の一大事に楽観はしていなかったのだ。万が一の際を考えて動くのが盟主である。
「取りあえず想定していた密約同盟は完成しました。後は天秤を動かすだけ。その役目は一紗達にやってもらいましょう」
美鳳は『転伝識字』で【迎梠】潜入組に指令を送った。
子睿は面倒な相手です。
色々疑り深いですし、ナチュラルにウザいタイプですね。
そんな彼でも龍宝のことは高く評価しています。
戦上手、個人の武勇あり、忠義に厚いとくれば欲しがるのも当然ですけど執着が異常です。




