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牌アガる!  作者: ぺー村様
中学校麻雀競技選手権 県大会編
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15/15

第十五話「桜華へ」

⚠︎この15話が牌アガる!序章となる中学生編の最終話となります。


ぜひ面白かったという方はブックマーク、そして評価の方よろしくお願いします。

挿絵(By みてみん)


中学校麻雀競技選手権 県大会の会場を抜け出し、何かから逃げるように走った。


そして思い出の場所、《まーじゃん 緑一色》の近くまで来てようやく足が止まった。


呼吸の落ち着きと共に少しずつ感情も整理され、自分がしてしまった事の重大さに絶望し目を閉じた。


もうこのままこの世から居なくなりたい。


私が生きていると、きっとまた誰かを不幸にしてしまう。


私が生きていても誰も幸せに出来ないなら.....。

























「緑!」


小さく聞こえる声。


……ああ。


なんか心地よい声だな。


何となくそんな事を感じさせられた。








「緑!!」


その声に少しだけ瞼が開いた。


挿絵(By みてみん)


また少し強い声。


そこでようやく顔を上げる。


……ん?


海里?


そんな訳ない。


だって私は海里に最低なことをした。


傷付けた。


裏切った。


あんな酷いことをしたのに。


まだ海里から名前を呼ばれる妄想をするとか。


本当に醜いな、

私は。


自嘲するように笑う。


でも――


次の瞬間。


「なにしてんのバカ!!!!!」


後ろから


確かに


はっきりと。


その声が聞こえた。


「決勝戦!!抜け出して何してんのよ!!!」


息が止まる。


ゆっくりと。


震えながら振り返る。


そこにはいるはずのない人がいた。


海里。


髪を乱して、

肩で息をして、


泣きながら目の前に立っていた。


街灯の光に照らされたその顔は、

既にぐしゃぐしゃだった。


涙で、

怒りで、

苦しさで、


全部ぐちゃぐちゃになっている。

そんな顔。


胸が締め付けられる。


「私……、海里に酷いこと……」


言葉が続かない。


視界がまた滲む。


すると海里近づいてきて右手を振りかざした。


あっ、殴られる......。























パンッ――.....????


挿絵(By みてみん)


あれ....??


痛みは.....ない?


頬に心地よい肌の温もりを感じる。


遅れて理解する。


海里の手は震えていた。


「緑……!!」


海里の声も震えている。


涙を流しながら、


怒った顔で。


泣きそうな顔で。


「しっかりしなさいよ.......」


「私……」


喉が震える。


息が苦しい。


涙で海里の顔がぼやける。


それでもここで言わなきゃいけない気がした。


「海里と……もっと麻雀を打ちたかったよ……」


声が掠れる。


胸が痛い。


「もっと海里と一緒に……これからもいたかった……」


言葉にする度、

自分がどれだけ海里を大切に思っていたのか、

嫌になるくらい分かってしまう。


ずっと。


ずっと一緒にいたかった。


高校でも。


その先でも。


また緑一色へ行って。


くだらない話をして。


勝った負けたで騒いで。


それだけで良かったのに。


なのに、

自分で全部壊したんだ。


だから――


「でも……もう私は……」


唇が震える。


「海里のそばにいる資格なんてないから……」


続く言葉を遮って海里が口を開く。


「資格がないとかどうとか、

勝手に決めつけんな!!!!」


海里の声が夜道へ響いた。


そして涙を流しながら、

真っ直ぐ私を見つめていた。


肩を震わせて泣いてるのに、

それでも一歩も引かない。


まるで海里の麻雀みたいだ。


「麻雀で負けたのは!!」


海里が私の胸ぐらを掴む。


ぐしゃっと制服が歪む。


顔が近い......。


「私が弱かったから!!」


震える声。


でもその言葉だけは、

信じられないくらい真っ直ぐに届いた。


「緑のせいじゃない!!」


胸が苦しい。


違う。


違うのに。


私は九頭龍に打たせて、


ズルをして、


海里を――


「私が誰と仲良くしようが私の勝手!!」


海里が叫ぶ。


涙が次々溢れていく。


「緑が勝手に決めないで!!!!」


その言葉が胸へ突き刺さる。


涙を流しながら必死に叫ぶ。


「私は!!!!」


息を吸う。


喉が震える。


それでも海里は、

私が一番聞きたかった言葉を叫んでくれた。


「誰でもない緑と、

これからも麻雀を打ちたいの!!!!!」


その瞬間雁字搦めのようになっていた負の感情が消えていった。


九頭龍じゃない。

県大会の優勝者でもない。

全国大会に出ている強者でもない。


「緑」。


私の名前をあげてくれた。


海里はこんな私にまだ求めてくれている。


「緑と一緒に高校に行って、それでまた一緒に麻雀を打ちたいの!!」


涙が止まらない。


海里も泣いてる。


夜道の真ん中で子供みたいに、

ぐしゃぐしゃになりながらお互い泣いている。


それでも海里は、

最後まで私から目を逸らさなかった。


そして――



「緑は.......

《私の親友でしょ!!!!》」




その言葉を聞いた瞬間。


私はまだ生きていてもいいのだと.....


海里とまだ麻雀を打ってもいいのだと......


ようやく認識ができた。


私の胸ぐらからゆっくり手を離す海里。


それと同時に私の目に正気が戻っていくのがわかった。


私は。


私はただ。


海里と親友でいたかった。


たったそれだけで良かったのに。


声にならない。


苦しくて。


嬉しくて。


情けなくて。


全部ぐちゃぐちゃで。


でも一番強く望んだ、

海里と仲直りがしたい という願いは叶ったのだ。





それから私たちはいつものファミレスへ向かった。


夜のファミレスはピークの時間を過ぎたからか、

店内はやけに静かだった。


ドリンクバーの機械音。

遠くの食器の音。


そんな日常の音が逆に心地良かった。


向かい側に座る海里。


海里がジュースを飲みながらじっと私を見ている。


少し目が赤い。


きっと私も同じ顔をしてる。


最初は何を話せばいいのか分からなかった。


でも気が付けば、

ずっと抱えていたものを全部海里へぶつけていた。


お母さんのこと。


桜華のこと。


麻雀をやめたくなかったこと。


それでも麻雀から距離を置かなければならなかったこと。


海里に嫌われるのが怖かったこと。


そして、ずっと海里と一緒に麻雀をしたかったこと。


話しているうちにまた涙が出た。


情けなくて、


止まらなくて、


でも海里は途中で一回も話を遮らずに黙って聞いてくれた。


時々「うん」って返してくれた。


その度に、


ああ。


私はまだ海里の隣にいていいんだって、


そんな実感を噛み締めていた。


気が付けば窓の外はもう真っ暗だった。



大会の決勝戦。


結局私は会場には戻らなかった。


戻るなんて選択肢はなかった。


決勝戦に出れなくても、別に後悔なんてない。


だってあの時、海里を置いて決勝へ行くなんて、

それこそ望んでいなかったんだから。


私にとって一番大切なのは、


お母さんを説得することよりも、


決勝戦で対局することよりも、



ーー《海里とこれからも一緒にいることだったから。》





その翌日、

海里と二人でショッピングモールに出掛けた。


アパレルを見たり、ゲーセンでプリクラを撮ったり。


しばらく会えなかった分、死ぬほどたくさん遊んだ。


まず最初に映画を観た。


海里が選んだアクション映画は予想以上に派手で、

隣では何度も「今の見た!?」と興奮した声が飛んできた。


そのたびに苦笑いしながら頷く。


映画が終わる頃には海里の感想会が始まっていた。


「絶対あのシーンが一番熱かったよね!」


「私は最後の方が好きかな」


「えー!?」


そんなやり取りをしながらフードコートへ向かった。


昼ご飯は海里がどうしても食べたいと言ったオムライス。


「一口食べる?」


「いらない」


「絶対美味しいって!」


そう言いながら勝手にスプーンを差し出してくる海里に呆れながらも、一口だけもらった。


……悔しいけど美味しかった。


その後はゲームセンターへ。


クレーンゲームで苦戦する海里を横から見ていたら、

気付けば私の方が熱くなっていた。


「そこじゃないって」


「分かってる!」


「分かってないから取れないんでしょ」


結局、最後は海里に取ってあげたぬいぐるみを逆に押し付けられた。


「記念!」


「なんの記念?」


「決勝進出記念!」


「決勝戦は出てないけどね!」


冗談と皮肉で返した。


海里と過ごす今がとても楽しいから、

決勝戦なんてどうでも良かった。


それからプリクラも撮った。


なんか変なポーズをさせられて、

落書きでは勝手に『最強コンビ』なんて書かれた。


恥ずかしいからやめてと言ったのに、

海里は最後まで笑っていた。


気付けば時間はあっという間に過ぎていた。


ショッピングモールを出ようと歩いていると、

ふと雑貨屋の前を通った。


あ、これ。


海里に似合いそうだと思った。


「ごめん、ちょっと先行ってて!」


そう言って一人で雑貨屋に入った。


店の奥に並んでいたアクセサリーコーナー。


その中にひときわ目を引く髪飾りがあった。


小さな太陽を模した、金色のヘアゴム。


思わず手に取る。


――海里っぽい。


明るくて一緒にいるとこっちも元気になる。


海里は私の太陽みたいな存在......


いつもそう思っていた。


真っ直ぐ私を照らして、

気づけばみんなを巻き込んで前へ進んでいる。


そんな海里に。


「……うん」


小さく頷いて、

そのヘアゴムをレジへ持っていった。


店を出ると少し先で海里が手を振っていた。


「緑ー! 遅いぞー!」


「ごめんごめん」


笑いながら駆け寄る。


そしてその場で小さな紙袋を差し出した。


「え?」


「はい。海里に」


「私?」


目を丸くする海里。


「なんで?」


「準決勝進出記念!」


そう答えると、海里は不満そうに頬を膨らませた。


「バカにしてんのかそれー!」


それでも嬉しそうに袋を開く。


中から太陽のヘアゴムが現れた瞬間、


海里の顔がぱっと明るくなった。


「これ、かわいい!」


そして満面の笑みで言った。


「ありがとう、緑!」


その笑顔を見て。


ああ、やっぱり似合うなと思った。


海里は満面の笑みを浮かべた。


その笑顔を見ているだけでこっちまで元気になれる。


すると、


「あ、そうだ」


海里が何かを思い出したように声を上げた。


そして鞄を開きごそごそと探し始める。


「?」


首を傾げる私を前に、

今度は海里が小さな紙袋を差し出した。


「実は......私も」


「え?」


「緑に渡したいものがあったんだ」


思わず固まる。


私に?


海里が?


「はい!」


半ば押し付けるように渡された袋を開ける。


中に入っていたのは、


金色に輝く小さな月のヘアピンだった。


言葉が出なかった。


「これ……」


「見つけた時さ、緑っぽいなって思ったんだよね」


海里は少し照れくさそうに笑う。


「緑って月みたいじゃん」


「月?」


「うん。いつも周りをちゃんと見ててさ。

私が見えてないところまで見てるし」


そう言って笑う海里。


胸の奥がじんわり温かくなる。


とても嬉しかった。


海里がそんなことを思っていてくれたなんて。


「……ふふ」


思わず笑みがこぼれる。


「なに?」


「いや」


私はヘアピンを大事そうに握りしめた。


そして海里に向かって微笑む。


「以心伝心だね」


きょとんとした海里はすぐにいつもの明るい笑顔になった。


「だね!」


夕方の光の中。


私たちは顔を見合わせて笑った。





数日後。


ベッドの上で、スマホの中学校麻雀競技大会 県大会の記事を読んでいた。


画面にはこの前自分が試合をしていた会場が写っている。


眩しい照明。

笑顔の写真。

インタビュー。


まるでその時の私の苦しさなんて最初から存在しなかったみたいに、綺麗な大会の記事がまとめられていた。



記事によると決勝戦、


対局の場に一人が卓に来ないと、

かなり騒ぎになったらしい。


そりゃそうだ。


準決勝を勝ち抜いた人間が突然消えたんだから。


結局決勝戦を成立させるために大会ルールで、

準決勝の六着の選手が補欠出場をした。


Aグループ三着の子もいなかったことで、

Bグループ三着だった子が急遽卓へ入ったらしい。


Aグループの三着は、

私とファミレスにいたんだからそりゃいないだろう。


その文章を見ながらぼんやり窓の外を眺める。


この大会は色んなことがあった。


恐らく一生忘れないだろうと思った。


さらに記事をスクロールしていく。


二着に一万点差をつける堂々の優勝。


愛万根(あまね) 凛子(りこ)


三年連続Vの快挙は史上初!


写真には静かな顔でトロフィーを持っていた。


ニュースター。

中学麻雀界の県内絶対王者。


そんな言葉が並んでいた。


そして二着の子の記事も大きく書かれていた。


三年連続準優勝。


悔しそうに笑う写真。


でもその表情は妙にあの人らしくて安心した。


私は知っている。


タトゥーの女の人がどれだけ魅力的で力強い麻雀を打ったのか。


そして――


中野くん。


三着。


男の子としては、三年連続トップ。


インタビューを受けている写真。


相変わらず感情の薄い顔。


でも記事には、

“将来期待される若手雀士”


なんて書かれていた。


私は少しだけ笑う。


スマホを閉じようとして、

ふとその記事のコメント欄が視界に入った。


ーー《決勝に現れなかった謎の女性雀士って誰?》

ーー《決勝戦まで全対局一位通過って愛万根さんとその子だけらしいよ》

ーー《そう言えば隣の卓でその子打ってたかも!》


思わず指が止まった。


学生たちの間では、

どうやら私は噂の的になっているらしい。


準決勝まで全部一位通過の異常な強さを見せながら、

決勝直前で姿を消した無名の新生美女。


ネットでは好き勝手な予想が飛び交っていた。


でもあの卓で打っていたのは、

私じゃなかったことは誰も知らない。


それは海里にも伝えていない。

きっとそんな非現実的なことを伝えても絶対に信じないだろうから。


県大会の記事を読み終えスマホを伏せる。




あと帰ってからお母さんともちゃんと話をした。


県大会で決勝戦まで進んだこと。


強い人達と戦って勝ったこと。


自分が本気で麻雀をやってきたこと。


そしてこれからも桜華高校で麻雀を続けたいこと。


お母さんは黙って聞いてくれた。


途中で何度か難しい顔もしていた。


でも最後までちゃんと聞いてくれた。


長い沈黙の後、


お母さんは小さく息を吐いて言った。


「……そこまで本気だったのね」


そう言って桜華高校の受験を認めてもらえた。



嬉しかった。


本当に。


やっとこれで正々堂々と桜華高校で麻雀が出来る。


高校に入ってやりたかったこと。


今ではあの時の海里の問いに答えられる。


その答えは海里に影響されて、

今は言ってるだけなのかもしれない。


それでも自分が本心でやりたいと思えたことだから。


これからは自分の意思で、

自分の麻雀を打つ。


窓の外を見る。


夕方。


少し赤くなった空。


なんだかこの前までとは違って見える。


……でも。


しばらく勉強、

疎かにしてたんだよな。


麻雀のことばっかり考えて。


大会のことばっかり考えて。


机へ視線を向ける。


積まれた参考書。

ノート。

赤本。


「……ちゃんと勉強しなきゃ」


窓から入る風が、

カーテンを揺らした。


夜風が気持ちいい。


真夜中、今はネット麻雀ではなく勉強をしている。


挿絵(By みてみん)


断じて髪をいじって勉強をサボっている訳ではない。


……なんか。


変な感じだ。


昨日まであんなに苦しかったのに。


あんなに毎日が(せわ)しなかったのに。


今はとても心が軽かった。


海里とちゃんと話し合えたからかな。


そう思った瞬間、スマホが震えた。


画面には――


ーー《海里:》


その名前が表示されていた。


机の上のスマホがまた震えた。


ーー《海里:明日から勉強会するから覚悟しとけ》


思わず吹き出した。



















ーーー


本当に。


この人には、敵わない。


ーーー






⬛︎中学生編エピローグ


大会が終わってから受験までは、

本当にあっという間だった。


あれだけ毎日のようにネットで麻雀を打っていたのに、

その後の私の机の上にあるのは、参考書と問題集ばかりだ。


最初の頃はシャーペンを握るたびに指がむずむずした。


放課後になると、

つい駅前の雀荘へ向かう道を目で追ってしまった。


でもその度に自分に言い聞かせた。


――高校に入ったら、また打てる。

――海里と、もっと麻雀ができる。


だから今は我慢だ。


桜華高校の学力は決して低くない。


けれど嶺蘭高校の模試でA判定を取った私なら、

このまま努力を続ければきっと大丈夫だ。


そう思って毎日机に向かった。


麻雀を我慢している分、

高校に入ったらその何倍も麻雀を打とう。


海里と。


クズさんと。


そしてきっとまた出会う新しい強い人たちと。


そんな未来を想像すると、不思議と勉強も頑張れた。




海里はというと、相変わらずだった。


「受験前日? 雀荘行ってきた」


電話越しにそう言われた時は、流石に頭を抱えた。


「普通行かないでしょ!?」


「だって緊張するじゃん」


「普通は勉強して落ち着かせるの!」


「大丈夫大丈夫。緑の方が真面目すぎ」


呆れながら笑う海里の声を聞いていると、

なんだか私まで緊張が薄れていった。


まぁ、海里は私より余裕で偏差値が高い。


本人に危機感は全く無いけれど、

落ちる姿も正直想像はできなかった。



それから海里に聞いた話。


中野くんは中学大会での成績を評価されて、

東京の麻雀強豪校から推薦が来たらしい。


「あいつ、東京行くらしいよ」


「へぇ……」


少し驚いた。


でもすぐに納得した。


あの人は九頭龍が認めたんだ。

凄い強いんだと思う。


きっと東京でも麻雀をして勝ち上がっていくんだろう。


中野くんとはあの一回しか対局したことはなかったけど、海里もあそこまで意識してるんだ。


いつか大会の場で中野くんと対局してみたいな。


「なんか、みんな先に進んでくね」


海里がぽつりと言った。


私は外を見ながら小さく笑った。


「うん。

でも、私たちもこれから進んでいくんだよ!」


「そうね。」

「緑、これからもあたしと一緒にいてくれる?」


「当たり前でしょ!

でも私が海里といたいから、一緒に進むの!」


「あたしこれからもわがままだけど良いの?」


「海里が嫌って言ってもついていくから!」


「......うん、ありがとう......緑」


「だって海里は私にとって

大切な親友だから!」


そんなむず痒い話をするなんて、

まぁでも、そういうのもたまには悪くない。




(制服......新調しに行かないとな.....)




海里と過ごす新しい"春"は、

すぐもうそこまで来ていた。



挿絵(By みてみん)

挿絵(By みてみん)











ーーー私たちはこれから高校生になる。


そしてーー



【また、牌を握るんだ】





挿絵(By みてみん)


三巻

~完~

中学生編

~完~


挿絵(By みてみん)

全体を通して序章となる中学生編。

その中学生編がこちらで完結となります。


次回から高校生編の本編へ突入します。

投稿は続きではなく新しい作品としてまた投稿をさせて頂きます。7/4(土)0時より投稿予定。


既にブックマーク・評価を付けて頂いてる方、本当にありがとうございます。

とても励みになっております。

是非高校生編も引き続きブックマーク・評価の方よろしくお願いします。


これから本編となる高校生編はもっと楽しく盛り上げていきますので引き続きご愛読の方よろしくお願いいたします。


また、牌アガる!Another Story編として"愛万根 凛子"視点の作品も同時に作成しておりますので、そちらも投稿の準備が出来ましたらお楽しみ頂ければと思います。(Another Storyが伏線の大回収作品、牌アガる!の答え合わせのようなものになります。)

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