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哭き裂く天使  作者: Norn
第四章:共存と排除
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キャラ・一部用語紹介(第四章)

白鷺澄羽(しらさぎすみは)

本作品の主人公。

元々はヒーロー番組が好きで、「誰かを笑顔にしたい」と素直に願っていた少女。

「美空を守りたい」という願いから「天使」と呼ばれる存在へと自身の意思で変身をした。

天使と呼ばれる形態では、顔の半分を覆い尽くす真紅の眼球が複数存在し、腕には刃状の手甲が生成され、背には翼のような突起を持つ姿へと変貌する。

双剣の扱いは誰かに教わったわけではなく、自然と身体に染み付いている。

また、能力を所持した融合体を倒すことで、その能力を入手できることが判明した。

レナの特訓により、数個の山を破壊する程度の地力、一時的に光速の移動速度を手に入れた。


白鷺夜美(しらさぎよみ)

澄羽の姉。

見た者にどこか現実離れしたような印象を与える女性。

澄羽への接し方を見ると「妹思いの姉」だが、初対面の美空には冷たくあたるなどの二面性が見られる。

しかし過去の白鷺家は複雑な家庭環境にあり、姉妹の関係も決して一様に良好だったとは言えない。

それでも澄羽からは、夜美のことを大切な存在として想われている。

現在の夜美は、その「過去」と「今」のあいだに、どこか噛み合わない部分を抱えたまま生活しているように見える。

自室には酒類の空き缶空き瓶、吸い殻や生活保護の明細などが散乱しており、現在の生活も決して良好なものとは呼べない状況に近い。

段々と澄羽と共に過ごす時間が減ってきており、互いの距離も離れてきている。


葛城紘一(かつらぎこういち)

澄羽の幼なじみであり、彼女の夢に時々姿を現す少年。

ヒーロー番組が大好きで、学校、登下校中、放課後の遊びなど、全てを澄羽とのヒーロー談義やヒーローごっこに費やすほど熱中している。

病室にて別れを告げる夢を澄羽が見たことから、既に亡くなっているとも考えられる。


桜庭玲司(さくらばれいじ)

小学生の頃に海外へ渡った経験を持つ、澄羽と美空のクラスメイト。

その後、海外で知り合った友人が A.E.O.I. に加入したことを知り、自身も加入申請を行った。

加入後の力の底上げと能力の取得のために、捕獲されていた宇宙外生命体のサーベラスを取り込む。

しかし、彼はサーベラスを取り込む前から二つの能力を所持していたようで……?

・能力/技

虚界穿孔(ヴォイド・ブレイカー)

空間そのものを破壊する一撃。回避不能で、位置・距離・防御といった概念が成立しない。

未来断絶(ロックアウト)

時間破壊および再生無効の一撃。対象の未来が存在しなくなり、回復や進化が不可能となる。

鏡界侵入(ミラー・イン)

目の前の空間を切り裂き、任意の場所へショートカットをする能力。ワープというよりは、出発点の空間と到着点の空間を繋ぎ合わせて移動するイメージ。

虚界牙断(ヴォイド・ファング)

虚界穿孔(ヴォイド・ブレイカー)の派生兼強化版の一撃。より洗練された空間・概念破壊の攻撃。その牙による一撃は、虚界穿孔(ヴォイド・ブレイカー)をも噛み砕き、切り裂く。

Le Diable boiteux

黒槍へと収束された虚界穿孔(ヴォイド・ブレイカー)を投擲し、対象を現実世界から切り離すことで消滅へ導く必殺技。

その本質は単なる貫通や破壊ではなく、槍に触れた箇所を起点として、対象の存在領域そのものを虚界へ侵食・崩落させることにある。


花守美空(はなもりみそら)

澄羽や玲司のクラスメイト。

誰とでも公平に接する人柄から、学校内では人気が高い。

クラスメイトの多数が澄羽のことを辱める中でも、美空は澄羽の味方であることを選んだ。

天使の正体が澄羽であると、最初に知った人物である。


花守燈莉(はなもりあかり)

美空の妹。天使による街の破壊を受け、「大切な人を失いたくない」という想いからA.E.O.I.への加入を決めた。恐怖を知った上でも前に進む、芯が強い少女。

取り込んだ宇宙外生命体であるカイメラの力を引き出し、自分から融合体にも変貌することも可能になった。

融合体化した姿は人間の形を留めているものの、腕と所持しているブレードが一体化し、ひどく歪められた形状となる。

そして澄羽と協力してグラ=ゼルの撃退に成功し、これからは仲間として共に戦闘に身を投じていくこととなった。

・能力/技

適応進化(アダプト・コード)

対峙した相手の情報を精密に読み取り、弱点の発見や最適解を導き出す。相手が多いと処理が追いつかないが、使いこなすうちに複数の相手に合わせて同時使用も可能と考えられる。

構造崩壊(ストラクト・ブレイク)

解析した相手の構造の応力点を強制的に暴走させ、自己崩壊に追い込む。外側ではなく、内側から崩壊させる能力となっている。

殲滅螺旋(オルレンジ・ハザード)

対峙した相手にとってのあらゆる危険因子を凝縮させ、生成したドリルを放つ技。燈莉が理解せずともそのドリルには相手の弱点となる概念が満ち溢れているため、未知の相手をも追い詰め撃破することに非常に適している。


A.E.O.I.

正式名称は非公開の、対宇宙外生命体専門組織。

怪人事件や異能力者の管理・戦闘を担っている。

余程の緊急事態がない限り、世界各国との直接的なやり取りは行われず、基本的には発生した有事をその国ごとに処理する体制を取っている。

また、宇宙各地に基地や戦闘機を巡回させており、外宇宙から現れた宇宙外生命体を地球へ到達する前に迎撃することを目的としている。


司令官

本名、年齢等不明のA.E.O.I.司令官。

A.E.O.I.を統括する彼がどれほどの戦力を持ち、戦法を繰り広げるかは謎に包まれている。

宇宙外生命体が地球との戦闘を始めたのは三年前だが、司令官は「自分が若い頃に天使と呼ばれる存在がいた」という内容を話している。


ローゼ

A.E.O.I.の指揮官の一人兼能力部門のリーダー。

年齢に対して不相応な大人びた振る舞いをしており、見た者に穏やかで理性的だといった印象を与える少女。

玲司とは何かしらの関係があるようで……?

A.E.O.I.の一部職員からは悪魔と呼ばれている。


葉狩(はがり)シュウ

ある日突然、澄羽が使う通学路に現れた青年。

この世の真理や未来を見抜いているかのような瞳を持つ。

天使の正体が澄羽だと見抜いているが、A.E.O.I.に所属しつつも正体を本部へ報告をしないという動きを見せた。

何か狙いがあるのだろうか……。


葉狩(はがり)レナ

天使と融合体が戦いを繰り広げた後、現れた女性。

シュウとは違った、刺すような視線を放つ目をしている。

飛び抜けた戦闘力を有しており、手を抜いた素振りを見せながらも威力は天使の戦闘力を越える。

さらに、天使が発動した高速移動をものともせず、能力を使わずに躱した。

シュウと同じく、正体を本部に報告するような行動を取らなかった。

天使の前に現れては、特訓として互いに剣を交えることがしばしばある。


サーベラス

桜庭玲司がA.E.O.I.加入後に取り込んだ宇宙外生命体。闘争を愉悦だと感じており、闘争のためなら融合した存在の制御を破壊することも躊躇わない。融合した存在の力を更に引き出すことが可能で、実際に玲司が所持していた能力を応用し、虚界穿孔(ヴォイド・ブレイカー)を牙状に圧縮して対象を消滅させながら嚙み砕く攻撃へと変えた。

闘争を求めており、訓練中の玲司を一時的に暴走させた。


カイメラ

花守燈莉がA.E.O.I.加入後に取り込んだ宇宙外生命体。A.E.O.I.が捕らえた宇宙外生命体の中では非常におとなしい個体であり、危険視されていない。対峙した存在のあらゆる情報を読み取る力に長けており、融合した存在が戦闘において常に最適解を辿れるように行動している。

燈莉と融合体化した時は、ヘリコプターのシステムと映像そのものを改変した。

リクス=ヴァイアからはメルグと呼ばれている。

また、夢の中でアルク=ディアという存在に「私はここだ」と語りかけている。彼らが邂逅を果たす日も遠くないのかもしれない。


ネヴ=ソス

澄羽の内から声を発し、対話をしたことで判明した存在。宇宙外生命体や融合体が現れるたび、澄羽を戦闘に適した肉体へと変貌させている。

リクス=ヴァイア、トゥ=レイヴ、グラ=ゼルの三人と何かしらの面識があるようだが……。


天城理(あまぎ おさむ)

旅行学習の班決めにて、澄羽へ接触した。

周囲との交流には興味を示さない一方で、白鷺澄羽に対してのみ異常な関心を見せている。

どこか人間離れした雰囲気を持つが、その正体は現時点では不明。


アルク=ディア

宇宙外生命体の中でも、極めて高位に位置する存在。

リクス=ヴァイアやグラ=ゼルといった上位個体を束ねる立場にあると思われ、その名は他個体から明確な畏怖と敬意をもって語られている。

戦闘特化型の存在である可能性が高く、現在確認されている上位存在の中でも、最も危険度が高い個体の一体。

なお、「皇帝候補」という単語との関連性が示唆されているが、詳細は不明。


グラ=ゼル

宇宙外生命体側に属する粛清者。

不要と判断した存在を徹底的に排除する役割を担っている。

巨大なハンマーを武器として使用し、その一撃は周囲一帯の地形すら変化させるほど。

冷徹かつ合理的な性格であり、戦闘時も感情をほとんど表に出さない。

しかし、ゼリクスの名前を聞いた際には、わずかに反応を見せている。


リクス=ヴァイア

宇宙外生命体側の享楽者。

常に飄々としており、戦闘すら遊びの延長のように捉えている少年。

相手を観察し、弄ぶような言動を好む一方、その実力は極めて高い。

他者の正体や本質を見抜くような発言も多く、謎が多い存在。

現在確認されている敵対存在の中でも、特に異質な存在である。


トゥ=レイヴ

宇宙外生命体側の保守者。

秩序や均衡を重視する立場にあり、他の個体の暴走や逸脱を静かに制御している。

穏やかな口調とは裏腹に、その存在感は非常に不気味。

直接戦闘を行う場面は少ないが、空間や状況そのものを固定するような能力を有している。

単純な力だけでは対抗できない危険性を秘めた存在。


イシュ=ノクス

宇宙外生命体側の上位存在の一体。

リクス=ヴァイアと同様、人類や融合体との直接戦闘を積極的には行っていない。

極めて静観的な立場を取っているが、その性質ゆえに何を目的としているかが判別不能。

他上位存在と比較しても感情表現に乏しく、存在感そのものが異質。

一部個体からは「観測者」のような扱いを受けている。

なお、リクス=ヴァイアですら軽薄な態度を崩す場面が確認されており、単純な戦闘能力以外にも特異性を有していると考えられる。


ゼリクス

現時点では詳細不明。

ただし、グラ=ゼルが警戒反応を示していることから、極めて高位の戦闘能力を有している可能性が高い。


バイク乗りの青年

戦場へ突如介入し、グラ=ゼルを連れ去る形で離脱した青年。

その際、天使に対して「白鷺澄羽」という個人名で呼びかけている。

目的・思想・所属立場、全て不明。

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