表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
87/87

ストーカーとお幸せに!

「いただきまーす」

「……♪」

 翌朝。俺の部屋で彼女と共に朝食をとる。

 彼女が作ってくれた手料理だ。普段朝食を食べない俺だけどこれからは毎日食べるだろう。

「うん、美味しい」

「……♪」

「ところでその格好寒くないの?」

「……」

 指摘した途端ぶるぶると震える彼女。

 3月に裸エプロンは早いって。いや大好きですけどね。



 朝ご飯を食べた後、制服に着替えて彼女と共に学校へ。

 学校についた俺達は、皆の前で高々と、

「俺達付き合う事になりました。……ちょっかいかけたらわかってんだろうな」

「……♪」

 結ばれた事を宣言しつつ、彼女をいじめた女子グループを思いきり睨む。

 怯える女子グループ。

 あまりこういうやり方は好きではないが、これでひとまず彼女への苛めはおさまるだろう。



 お昼休憩には、彼女と一緒に屋上でお弁当を食べる。

「俺も結構料理上達した気がするからさ、次は俺がお弁当作るよ。あ、ホワイトデーも手作りのチョコあげるからね、期待しててね」

「……♪」

「はー、それにしても付き合いだしたけどすぐに進級してクラス替えかあ。来年も同じクラスになれるかな、両方文系だから確率はゼロじゃないけど、それでも3分の1くらいか」

「……♪」

「何その勝ち誇ったような笑顔は。実家の権力でも使って無理矢理同じクラスにしちゃうつもり?」

「……♪」

 幸せすぎて放心状態のようなので、キスでもしてやろうかと顔を近づけると、

「……♪」

「うおっ」

「……♪」

 彼女がグイッと身を乗り出して、自分からキスしてくる。




 そんな感じで、幸せいっぱいの恋人生活を送ることになったのだが、

 1つだけ、1つだけ彼女に不満がある。


「いい加減並んで歩こうよ……」

「……」


 すっかりストーカー体質の身に着いた彼女、

 登校時も下校時も、俺の後ろを離れてついてくる癖がやめられないので二人で登下校気分が味わえない。

 やれやれ、常に俺にひっつくようにしつけてあげないと駄目かな?

 なんて考えてしまう、春に差し掛かったそんな日。



 おわり

今までありがとうございました。

予想外の人気にだらだらと続けてしまったところは否めません。

今後も精進して面白い作品を頑張って書きたいです。

それでは別の作品でお会いしましょう。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
題材が面白い。 ストーカーの彼女ヤベーなと思って読んでるうちに主人公の方がもっとやべーサイコパスだったw でも彼女可愛い! とても楽しく読めました!
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ