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魔王と勇者のプレリュード

作者:薤露_蒿里
 すべてのファンタジーの序章をここに書き明かそう。
 魔王と勇者、それが何故生まれたのかここに記そう。この物語は、序章の物語である。

 戦乱の時代、幾多の国々が争い合い覇を競っていた。
 後の魔王はそのさなかのちの勇者と出会う。勇者が住む国は大国であった、世界最大の王国と言っても差し支えなかった。故に勇者は、魔王に対し降伏勧告を行ったのだ。
 だが、魔王は断った。降伏勧告を受ければ、勇者の国の領地になるが支配基盤はほとんど変わらない。だが、誇りは守れないのだ。新参の小国、それも戦わずして降伏した王が馬鹿にされないはずもない。故に魔王は断り、勇者となる女との戦争が始まる。
 勇者は勘違いしていた。魔王の王国は自国に勝てないとそう思っていた。確かに、魔王の国は兵数では勇者の国に劣る。それどころか魔王の国の兵は国王たる魔王ただひとりだった。だが、魔王は規格外だった。
 かつて、魔術を極めたひとつの民族と共に魔術を学んだ。いや、彼らが魔術を極める手助けをしたのが魔王なのだ。すべての魔法を知り、唱えられる、その王は勇者が率いる騎士団を歯牙にもかけなかった。それどころか、死人が出ないように手加減すらしてみせたのだった。
 戦争に負けた勇者の国は、侵略するつもりのない魔王の国と対等の同盟を組む事になる。
 それは後に、親友として、だが魔王と勇者として命を奪い合う二人の最初の出会いだったのだ。
序章
終記ノ序章:閉じた円環
2017/10/19 19:17
回帰ノ序章:骸の皇
2017/10/08 11:31
第一章:戦乱の時代
第一話:不死城
2017/10/08 20:21
第二話:類似する対象風景
2017/10/09 20:01
第三話:空虚な信仰
2017/10/10 20:00
第四話:ユートピアの憧憬
2017/10/11 19:13
第五話:遺失
2017/10/12 20:14
第六話:剣の寄る辺
2017/10/13 20:12
第七話:願いの銀盤
2017/10/14 20:12
第八話:影であれたなら。
2017/10/15 20:10
第九話:決意
2017/10/16 20:12
第十話:暗影と戦火
2017/10/17 20:17
第二章:傷跡
第十一話:召還
2017/10/20 20:09
第十二話:偽りの覚悟
2017/10/21 20:12
第十三話:剣戟の極地
2017/10/22 20:44
第十五話:帰還
2017/10/24 20:08
第十六話:自ら滅び行く
2017/10/26 22:18
第十七話:卑しきもの
2017/10/27 11:24
第十八話:亡国の姫
2017/10/27 20:11
第二十話:重なり回る
2017/10/30 00:15
第三章 黎明
第二十一話:魔王城
2017/11/01 20:04
第二十二話:幻想郷
2017/11/02 20:12
第二十三話:始まりの勇者
2017/11/03 21:11
第二十四話:タナトス
2017/11/06 19:20
第二十六話:再開の涙
2017/11/08 20:04
第二十九話:燻り
2017/11/11 20:12
第三十話:ゴブリン
2017/11/12 20:15
第三十一話:境界の街
2017/11/13 20:13
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