14話 巡る策略
「来た。優星のお母さん」
「毎回毎回、申し訳ないんだが……」
ここ最近では優星らの食事を優星母が作り置きするようになっていた。勿論、優星も料理を学ぶべく加わって、織姫をまぜ3人で作る。
なぜこうなったのかというと、織姫に優星が町に行くのはダメだと阻止されたからである。
かなりの田舎町であるこの優星が住む地域だが、近年のダンジョン配信の盛り上がりは凄まじく、ともすればリスナーのひとりも此処に居かねない。
優星が彼らに目撃でもされようものなら、この平穏な日々は崩れてしまう。なので、町からはなれたこの山奥に強制隠居状態となっていた。
買い出しは優星母が。時々、織姫と優星母。
このお願いを優星母にしたとき、拒否されると優星は思っていた。そんなの実家に来て食べなさいよ、みたいな事を言われるのだと。
しかし、お願いしたのが織姫だったからなのだろう、むしろ作りにくると二つ返事だった。
昔から織姫を娘のように可愛がり甘やかしていた優星母。その可愛い娘に頼まれたとあっては了承せざるえない……むしろ一緒にご飯が食べられて嬉しいまであった。
一方、織姫はというと、どきどきしていた。
この生活がいつまで続けられるのか、リスナーやギルドの人間にいつ見つけられてしまうか、そうなれば必然的に黙って配信してネットに優星をあげていたこともバレてしまう。いや、どちらかというとそちらの方が先か……?最近優星あまりに暇でテレビ観るようになってるし、いつの間にか実家のPCを優星母に持ってきてもらってネットで動画みてる……時間の問題か?
まるで逃亡犯のような生活に、少しずつ苛まれ始める織姫の心内を優星は知らない。
(……くそ、私の承認欲求が暴走したせいで)
首を横に振る織姫。
いや、大丈夫。優星はおそらくダンジョン配信は見ない。興味ないだろうし。
それにこの町には、認識阻害の結界を張ってある。だから、優星をもし誰かが探しにきても優星の存在には気が付かないはず……まだ、まだやれるッ!神様なめんなよ!
あのダンジョンの中でさえ配信していれば見つからない。絶対に。
配信はやめねーのかよ、とリスナーがいればツッコまれそうではあるが、彼女には配信をやめるという選択肢はなかった。
神である彼女らは、人々の信仰を本能的に求める。
己の存在を現世へと繋ぎ止める為のそれは、ライブ配信やSNSで得られる承認欲求に近く、簡単にいえば織姫はライブ配信中毒めいたものになっていた。
はやく次の配信がしたい!優星のカッコいいところを皆に共有したい!そんで優越感に浸りたい!!
方向性が少し違うところもあるが、おおむねそんな感じで、彼女にとってライブ配信はなくてはならないものになっていた。
「……?」
いつもならインターホンを押してすぐに扉をあけて入ってくるはずなのに。優星は座布団から腰をあげ、首を傾げつつ玄関へ。
すると玄関扉、曇りガラスの向こうには母親ではない女性の姿があった。
何かバッグを手に下げそこに立っていた。
誰っ!?と織姫と優星の心がシンクロする。
(あれ……)
と、しかし、いちはやくそれが誰かに気がついた織姫。
「汐織ちゃん!」
「……え」
がらがらと扉をスライドさせる織姫。そして現れたのは、ひとりの女性だった。勿論、優星の母ではない。
二十代の、ともすれば十代にも見えそうな幼顔。
くりくりとしたぱっちりした眼、綺麗な黒髪が後ろでリボンを使い纏められている。この髪型にピンとくる優星。
いや、織姫が彼女を汐織ちゃんと呼んだ時点で気がついていたのだが……美形で綺麗な顔立ちでその片鱗があったとはいえ、ここまで美しい女性になるとは。あまりの驚きで優星は言葉が詰まる。
姫川汐織。
「……こんにちは、お兄ちゃん。お久しぶり」
高校時代、俺を慕ってくれていた妹のような存在。
「ああ、久しぶり……」
「織姫ちゃんとは2ヶ月ぶりくらいかな」
「……うん!汐織ちゃん、久しぶり!」
にこにこ笑う織姫。そういえば織姫は汐織ちゃんに凄く懐いていたよなぁ、と優星はあの頃を思い出す。
(料理で餌付けされてたっけ……)
しかし自分も人のこと言えないなと、あの頃に作ってもらっていたお弁当を即座に思い出し恥ずかしくなる。
「織姫も久しぶりなのか」
「あ、私いまこの町に住んでなくて。札幌の方で働いてたんだ」
「へえ。仕事の関係か?」
「うん、まあ。でも帰ってきたんだけどね」
「……え、汐織ちゃん、帰ってきたの!?やったぁ!」
「私の仕事って実際どこでもできるから。お兄ちゃんも帰ってきたし、私もそろそろって」
「へえ。何してるの?」
「ちょっと料理関係の仕事を……あ、そだ。これ」
思い出したように手に持っていたバッグを突き出す。それに織姫が駆け寄り、顔を近づけた。
「くんくん……この匂いは、ハンバーグ!」
「せーいかい!二人で食べて」
喉が鳴る優星。彼女の作る料理で一番の好物。それを胃が舌が、反射的に求めるほどに覚えている。
「嬉しいけど、なんでまた……まさかウチの親が?」
「そそ。優星に久しぶりに何か作ってあげてって言われてね。お兄ちゃん、あんまり料理作ってないって聞いたからさ」
「そりゃ有難いし凄く嬉しいけど……なんだか悪いな」
「いーのいーの。それでなんだけどさ、お兄ちゃん」
「ん?」
「お母さんから聞いたんだけど、料理の練習してるんだよね?」
「ああ、うん。まあ、ぼちぼちとな」
「だったらさ、私が教えたげよっか」
「え、汐織ちゃんが?」
「あ、なに……その反応はぁー?嫌なの?これでも私、料理研究家として本出したりUouTubeとかやったりしてんだよ?」
目を細めじーっと不服そうに優星へ視線を送る汐織。
「いや、嫌ではない!ただ、悪いかなと……」
「全然悪くないよ。だってそのために、私は帰っ……」
「え?」
「や、や!何でもない!あはは、は」
ぼーっと優星と汐織のやりとりを眺めていた織姫が口を開いた。
「……それなら、汐織ちゃんもここ住めば?」
「「は!?」」
同時に織姫へと向く優星と汐織。ぴったりとした言葉がぴったりとした動きで放たれた。
「だって、いちいち帰るのめんどーじゃない?だから、汐織ちゃんもここに住めばいいよ……一緒に暮らせたら、私も嬉しいし楽しい……!どう?」
どう?じゃねーよ、と優星は心のなかで速攻ツッコミをいれた。
「……いや、あのな……さすがにそれは。いくら家が広くて部屋余ってるからって、俺みたいなおじさんと同居とか絶対」
「わ、私は、お兄ちゃんがよければ……住みたいかな」
「住みたいの!?」
「まあ、邪魔でなければ……うん」
「嫌だろ。これだぞこれ」
自身を指さす優星。まさか汐織がくるとは思っていなかったので、ボサボサの髪にくたくたのシャツとよれた半ズボン。……いや、なにを誇らしげにいってんだ馬鹿かよ俺はとハッとする優星。だが、
「……かっこい……」
「え?」
「あ、いやいやいや!なんでもないよ!ぜんぜん、いいよ!いい!むしろそれがいい、みたいな?あは!ってかさ、ほら、いまって物騒な時代だから?お兄ちゃんみたいな男の人が一緒にいたほうが安心っていうか……?むしろ一緒に住む方がいいよね、みたいな?」
視線が凄まじい勢いでバタフライしている汐織。お、おお……と優星はそのキョドり方と勢いに負かされる形で反射的に頷いてしまった。
「やった!汐織ちゃんと暮らせる!」
「ね、織姫ちゃん!やった!えへへ」
「……お、おお」
そうしてそのまま夕食へ。今回は作ってきたハンバーグを温めなおすだけだったので、速攻で終了。
他、サラダやスープ白米も用意するくらいだったのですぐに卓へ着くことができた。
テーブルの上に乗る茶碗の白飯と味噌汁、レタスのサラダ、そしてメインのハンバーグ。
「「「いただきまーす」」」
いつも殆どの食事を作ってもらっている手前あれなのだが、やはりその道のプロ。汐織の用意したものは、見た目からして綺麗で美味しそうだった。
白米は土鍋で炊いたからか、一粒一粒が立っていて煌めいている。サラダもレタスにごま油と諸々の調味料に韓国海苔をまぶした簡素なものだが、盛り付けが綺麗でまとまりがあった。
味噌汁も可愛らしい花がらのお麩がプカプカ泳いでて可愛いし、メインのハンバーグもまた添えられた人参のバターソテーがハートのような柄に切られていた。
(これは織姫のためか。喜んでる……よかったな、ふふ)
じんわりと口に広がる味噌汁の深い出汁の旨味を感じつつ、サラダを頬張る。ほどよい韓国海苔の塩気とごま油、レタス……そしてこれは少し辛味があって絶品だ。しゃくしゃくと食感もよくて、酒飲みならおつまみとしてランキング上位に入るだろうなこれはと、優星は思った。
「……うま……」
思わず言葉がもれだす。すると汐織が優星の方へ顔を向け、満面の笑みを浮かべた。
「そうですか、よかった!えへ」
もし、俺がオッサンではなく彼女と年の近い男だったなら、こういう子を嫁にしたら幸せになれそうだよな。無職だから無理だけど、などとむなしい妄想をしつつ優星はハンバーグを箸で一切れ持ち上げた。
口へ運び咀嚼。じゅわっ、と肉汁と旨味が溢れだす。
……涙がでそうだ……。
この濃厚な、しかししつこくない程よいデミグラスソースの味わい、そしてハンバーグ自体の美味しさ……あつあつのそれを白米と共にかきこむ。
これぞ最強。汐織にしか出せない、自分の最も美味しいと思う味。優星は夢中になって、彼女の料理を味わう。
ふたたび虜になるこの味に、汐織が本気で嫁にほしいと思ってしまいそうになる優星だった。
◆◇◆◇◆◇
東京都内某所、ギルド『宝竜』
東京にもまたダンジョンが存在する。3階層までしかない小さなものから、大きなものであれば500階層以上ある大規模ダンジョンまで。計47つ。
そのなかでも特に大きなものは3つ。その3つはそれぞれ大型ギルドが担当管理をしている。
そのため、ダンジョンを中心部としてギルドが基地を作っており、拠点となっている。
最強と名高い最大手。A級以上のシーカー数150人以上。世界レベルのスカウトを行い国内最多のS級シーカーを保有する『ヘブンズバレッド』
暗殺、狩り、武闘、剣術。あらゆる戦闘技術を叩き込み、低級シーカーで異様な戦闘力を誇るまでに育て上げる事で有名な『ジャガーノート』
ハイレベルな魔法使いが多く、S級頂点のウィザードとヒーラーが所属。独自の技術でダンジョンから魔力を引き出し利用する『千年刻樹』
その国内3大ギルドの下の位置にあるのが、佐藤や胡桃らが所属する『ナイトガーデン』
そして、ここ『宝竜』である。
S級1人を保有し、3大ギルドにも引けを取らない大型ギルド。
「……相変わらずムカつくな」
筋骨隆々の坊主の男が呟く。彼はギルドの拠点内にある専用居住ビルの最高層の一部屋から外を眺めていた。
そこから見えるのは、3大ギルドの巨大な施設。そびえ立つ、このビルよりも遥かに立派なタワーマンション群。
坊主の男にソファでうなだれていた細身の男が「まあまあ、落ち着けよ」と手のひらを数度ふった。
「魔物を屠った数、ギルド間の戦績ランキングでは『宝竜』はあの3大ギルドにほぼ負けていない。なのになぜやつらだけ金回りがいいんだ」
「そりゃあ政府お抱えのギルドだからだろ?あの3つの大規模ダンジョンを制御ために抜擢されたギルド。そりゃそれなりの金を投入してもらえんだろ」
「だが、実際に魔物を多く殺し貢献しているのは俺たちの方だろ」
「いや僅差で負けてるから戦績ランキングでしたなんだろ。……つか、おまえただ気に食わねえだけだろ?お友達をスカウトして自分を取らなかった『ヘブンズバレッド』のこと」
「……お前だってそうだろう。『ジャガーノート』にいる弟が憎いんだろ」
「まあ、否定はしねえかな。あっという間にA級シーカーになったあいつの才能に嫉妬しないといえば嘘になる。だが、それは仕方のねえことさ。絶対的な力には誰も抗えねえからな。それがこの世界の摂理っつー話」
「だからなんだ?やられっぱなしで終わっていくしかないってーのかよ」
「いや。そうは言ってねえよ……こいつをみろ」
「?」
ソファから身を起こし、テーブルにあったPCを坊主の男へ見せる。
そこにはある配信のアーカイブが映っていた。
「何だコイツ……強え」
「無職くんって呼ばれてんだよ。すげえだろ。こいつ間違いなくS級クラスの戦闘力はあるぜ」
「え、どういうことだ?S級シーカーじゃねえのか、こいつ!?」
「どうやらまだシーカーにはなってねえらしい」
「は!?これで、シーカーじゃねえのか!?なんの訓練も受けてないってことか!?……信じらんねえ……!!」
Tシャツと短パン、そして小さな木の枝でリザードマンを紙くずのように屠っていく無職くん。その異常な戦いぶりを目の当たりにして、坊主の男は画面に見入っていた。
「……いや、まて……シーカーじゃねえ?ってことは、」
「気がついたか。そうさ、こいつはまだどこのギルドにも所属してねえ」
「!!」
「こいつをウチに引き入れよう。そうすりゃ、『宝竜』は最強になる。この化物がいりゃあ、あの3大ギルドのどれかにウチが成り替わることも可能になるぜ」
坊主の男が眉を潜め首を傾げた。
「もしかして、切形。お前こいつと知り合いなのか?」
「まさか。知り合いならとっくにこの場にいるはずさ。接触はまだこれからだ」
「おいおい、まだこれからかよ……んで?居場所は?そこまで言うならもう特定してんだよな?」
「いいや、それもまだこれから」
「ああ!?んだそりゃ!?」
「落ち着けって。捜索はその道のやつに任せておけばいい。みつけたところを掻っ攫う……それが俺たちのやり方だろう」
切形は唇を舐め、画面の無職くんを指でなぞる。
「まあ、そうか。その方が楽だしな。俺たちのスキルならそれも容易いか。だが、仲間になるのかこいつは。拒否られる可能性も……」
「そうなれば殺すだけだ」
画面をなぞる指を首元へもってきて掻っ切るジェスチャーをする切形。
「……殺す。こいつを?出来んのかよ。殆ど手ぶらで魔物を殺せるこんな化物を」
「できるだろ。俺たちのスキルはそういうの向きだろーが。対人暗殺特化。相手が人間ならやりようもあるだろ、色々と……これまでもそれで全てを手に入れてきたじゃねえか」
坊主の男、業駄が歪に口角をあげた。
「まあ、確かにな。金も女もこの力で全て手に入れてきた。脅し殺し、全てを思い通りに……」
「こいつが他のギルドに行っちまったらギルド間のバランス的にもまずい。3大ギルドならより格差ができ、それ以外なら俺たちのギルドを超えてくる……だから、仲間にならないのなら殺す」
切形がPC横に置いてある缶コーヒーを手に取り投げた。部屋の扉、その横の誰も居ないはずの場所へ。
壁へあたり缶コーヒーの中身が噴き出すかと思いきや、宙でぴたりと止まる。
そして、缶コーヒーを持つ手があらわれた。そこから腕、肩、やがて全身が。
長身の男があらわれた。
「狂司、やれるよな?お前の暗殺術なら、この無職くんを」
腰まである癖っ毛の髪を揺らし、狂司と呼ばれた男はくくくと喉を鳴らす。
「とーぜんだ。なんせ、そいつには弱点があるからな?」
「「弱点!?」」
「お前ら、ナイトガーデンの配信でそいつが出現して水龍と戦ったのを知ってるか?」
業駄は首を横に振ったが、切形は頷きPCを操作しそのアーカイブを再生しはじめた。
「これだろ?」
「そうだ。これまでの配信、そしてこの戦い……それらからわかるのは、こいつがお人好しってことだ。人が傷つくのを見てられないタイプの人間。人を殺したことも死を目の当たりにしたこともない……そして人の死を恐れている、そんな奴だとこの映像からもわかる」
がりっと爪を噛む狂司。ガタガタの爪をした指を立てた。
「更に、こいつには致命的な大きなウィークポイントがある……そこをつけば、やつに何もさせることなく殺すことができる」
にい、と切形と業駄が笑う。これまで、狂司が殺せると言った相手は全て殺せた。それが例え凄腕の格上シーカーだろうと、例外なく。
「他にやるくらいなら、殺る。それが俺ら闇ギルド――『デッドマン』だ」
アンダーグラウンド。実態のつかめぬシーカーによる殺し屋集団。
人や魔物の拷問や殺し、あらゆる残虐行為の配信、その依頼を請け負う犯罪組織。
メンバーは『宝竜』だけではなく、様々なギルドに存在している。
◆◇◆◇◆◇
「え」
優星は固まる。織姫に汐織が呼んでるといわれ部屋を訪れると、そこには着替え途中の彼女が。
汐織は瞬きを1、2回してゆっくりと顔に赤みがさしはじめる。
「……」
ご対面したのはピンクのレースが可愛らしい下着をみにつけた汐織だった。
しなやかな美しい健康的そうな、身体。運動をしっかりしているのだろう、くびれが綺麗にできあがっていてへその右下にホクロがある。
ホクロといえば、もうひとつ気になる場所にも。鎖骨から下、左胸に近い場所にもひとつ。
まるで立派な西瓜のようなまん丸としたふくよかな胸。昔家の畑でおじいちゃんが育ててた西瓜おいしかったな……俺も植えてみようかな、などと現実逃避に走りかけていたその時、両胸を腕と手で覆い隠すように汐織は身を捩り、きゃ、と小さな悲鳴を漏らし頬を真っ赤に染めて、瞳を潤ませた。
「……ふへ……っ」
隣りから妙な笑い声が聞こえた。優星が固まる横でにんまりと笑む織姫。
優星が汐織の部屋へ到着すると同時に、自動ドアさながらに引き戸を引き上けた織姫。
こいつ、やりやがったな……と思いつつ、青ざめ全身の肌が粟立つ。
逃げっ。
「ご……ご、ごごご、ごめんなさいーーー!!!」
慌ててどたどたとその場を逃げ出した優星。その後を織姫がとたとたと走ってついていく。
「ねね、みた?みた?汐織ちゃんのおっぱい凄くない!?でっかーい!」
と、きらきらした目で優星へ同意を求める織姫へ、
「あほかあああ!!おまえ、ふざけんなあああーーー!!!」
と絶叫する優星だった。
【重要】
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