第7話
王都に戻ったアリス一行は、冒険者ギルドで新たな情報を手に入れた。
受付嬢:「南方の村でオークの大群が暴れてるみたい! 急ぎの依頼よ!」
アリス:「行こう、ミクリ!」
ディネ:「また寄り道?」
サラ:「派手にいくぜ!」
シルフ:「風で飛ばしちゃおう!」
ノーム:「……無茶するなよ」
南方の村に到着すると、すでにオークの群れが襲撃を始めていた。
アリスとミクリは即座に参戦。
アリスが大剣を豪快に振り回し、ミクリが俊足で弱点を突く。
ディネ:「左のオーク、腕狙い!」
サラ:「ファイアブースト!」
シルフ:「ウィンドカッター!」
ノーム:「アースクエイク!」
連携が決まり、オーク20匹以上を瞬く間に掃討。
しかし、村の奥からさらにオークキングが現れた。
アリス:「でかい……!」
ミクリ:「やるしかない!」
激しい戦いの末、アリスは気を込めた大剣でオークキングを一刀両断。
倒れたオークキングに、ジェイドの声が響いた。
ジェイド:「……アリス。これをアンデッド化しない?」
アリス:「できるの!? やる!」
黒い霧がオークキングを包み、アンデッド兵として蘇った。
アリス:「ラッキー! 戦力が増えたね」
ディネ:「あなた、本当に楽しそうね」
村人たちに感謝され、ギルドに戻ると今度は北方のファイアドラゴン討伐依頼が待っていた。
アリス:「金級……私たちまだ銀級なのに」
ミクリ:「でも、他に頼める人がいないみたいだ」
アリス:「……引き受けよう」
北方の山中、ファイアドラゴンが暴れていた。
激しい炎の息吹に何度も吹き飛ばされながらも、
ディネの氷、サラの炎、シルフの風、ノームの土壁が連携する。
アリスは全力で大剣を振り下ろした。
「アイスウィンドブレード!」
ドラゴンをなんとか倒し、村を救った。
村人たちはアリスたちを英雄として称賛した。
その夜、宿でアリスは疲れながらも笑った。
アリス:「みんな、今日もありがとう……どんどん強くなってる」
ディネ:「まあ、頑張ってるじゃない」
サラ:「次はもっと派手に!」
シルフ:「風と一緒に飛ぼうね!」
ノーム:「基礎を忘れるな」
しかし、アリスは胸の奥で再び不穏な気配を感じていた。
(北方……闇の魔王が本格的に動き出してる……)
数日後、王都から新たな緊急連絡が届いた。
「魔の沼でアンデッドが大量発生している。至急、村を救ってほしい」
アリスとミクリは再び出発した。
魔の沼で大量のアンデッドを相手に戦う中、ウィプス(光の精霊)の気配を感じた。
アリス:「光の精霊……ここに!?」
激戦の末、魔の沼の浄化に成功。
さらにその奥の神殿で、光の精霊ウィプスと契約を結んだ。
ウィプス:「やっほー! アリスちゃん、よろしくね!」
これで8大精霊のうち、光のウィプスも仲間入り。
アリスは8大精霊(ディネ、ノーム、サラ、シルフ、ウィプス、そして残り3体)の力を感じ、拳を握った。
アリス:「これで……かなり近づいた!」
ディネ:「あと少しよ。月のセレネを加えれば完全ね」
サラ:「最強パーティ完成だぜ!」
ウィプス:「みんなで明るく照らそう!」
しかし、王都の暗部では、黒い影が着実に勢力を増大させていた。
「王女……お前が8大精霊を集めようとも……我らの闇は消えぬ……」
アリスは王都の空を見上げ、静かに呟いた。
アリス:「みんなと一緒なら……絶対に負けない」
8大精霊をすべて揃え、魔王軍との本格的な戦いへ——
賑やかで面倒くさい、最高の仲間たちと共に。
その壮大な冒険は、まだ始まったばかりだった。
◇
王都での一時的な平穏は、長く続かなかった。
朝早く、冒険者ギルドに緊急の使者が駆け込んできた。
「北方の黒の要塞から、魔王軍の四将の一人が動き出した!」
アリスは依頼掲示板の前で固まった。
アリス:「四将……?」
ディネ:「ついに本腰を入れてきたわね」
サラ:「派手にぶっ飛ばしてやるぜ!」
シルフ:「風で一気に飛ばしちゃおう!」
ウィプス:「みんなで明るく照らして倒そう!」
ノーム:「……焦るな」
ミクリが真剣な顔でアリスを見た。
ミクリ:「アリス、俺も行く。もう仲間だろ?」
アリス:「……ありがとう、ミクリ」
一行はすぐに北方へ向かった。
黒の要塞に近づくにつれ、空気が重く淀んでいく。
谷間の街道で、突然黒い霧が立ち込めた。
ディネ:「来るわよ!」
影の中から、黒いローブを纏った長身の男が現れた。
ザガン——暗殺の魔将。
ザガン:「……シェラール・アリス。王女でありながら8大精霊を従える者か。面白い」
アリスは大剣を構え、精霊たちに指示を飛ばした。
アリス:「みんな、気をつけて!」
戦闘が始まった。
ザガンの動きは異常なほど速く、影に溶け込んでは突然現れる。
シルフ:「ウィンドカッター!」
ウィプス:「ライトニングボルト!」
サラ:「ファイアブースト!」
ノーム:「アースウォール!」
精霊たちの連携魔法が炸裂する中、アリスとミクリも全力で斬りかかる。
しかし、ザガンは笑いながら攻撃をかわす。
ザガン:「無駄だ。影は光を飲み込む」
その瞬間、ジェイドの声が静かに響いた。
ジェイド:「……同族の力で私を倒せると思っているのか?」
闇の力が爆発し、ザガンの影を一瞬拘束した。
アリス:「今だ!」
気を最大限に込めた大剣を振り下ろす。
「アイスウィンドセイバー・フルバースト!」
冷たい風を纏った一撃がザガンの胸を深く抉った。
ザガンは苦痛に顔を歪めながらも、嘲るように笑った。
ザガン:「……この程度で四将を倒せたと思うなよ。王女」
黒い霧が爆発し、ザガンの姿がその場から消えた。
アリス:「逃げた……!?」
ディネ:「ただの偵察よ。本気じゃなかったわ」
サラ:「チッ、逃がしたか!」
ウィプス:「でもみんな無事でよかったね!」
戦闘後、アリスは息を荒げながら地面に膝をついた。
アリス:「四将の一人でも……こんなに強いなんて……」
ミクリ:「アリス、大丈夫か?」
アリス:「うん……でも、魔王軍の本気はこれからだってこと……わかったよ」
その夜、野営地で精霊会議が開かれた。
ディネ:「残りの精霊も急いで集めないと。セレネは月の迷宮にいるはずよ」
シルフ:「セレネお姉ちゃん、ちょっと気難しいけど……アリスちゃんなら大丈夫!」
ジェイド:「……四将はもっと強い奴がいる。油断するな」
アリスは焚き火を見つめながら、静かに拳を握った。
アリス:「みんな……これからもっと強くなるよ。一緒に魔王軍を倒そう」
ディネ:「当然でしょ。私たちがいるんだから」
サラ:「派手にぶっ飛ばすぜ!」
ウィプス:「明るく照らして、闇をぶっ飛ばそう!」
ノーム:「……無茶はするなよ」
シルフ:「風に乗って、一緒に飛ぼうね!」
アリスは仲間たちの声を聞きながら、笑った。
しかし、心の奥では、ザガンの最後の言葉が引っかかっていた。
(「この程度で四将を倒せたと思うなよ」……)
黒の要塞に潜む残りの三将、そして魔王ヴェルグ。
8大精霊をすべて揃えたアリスと仲間たちの、本当の戦いが——
今、始まろうとしていた。




