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戦国爆乳秀吉〜主人公は秀吉を天下人に育てたい〜  作者: 星野林


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萌衣姉さんのお使い

 木箱の中におが屑を入れて烏丸が生み出した茶碗を中に入れていく。


 私の名前は茂部萌衣。


 皆からは茂部姉さんや萌衣姉さんって言われれている。


 私は烏丸の許嫁……ということになっているけど、ガキ大将をしていた頃から烏丸は不思議な子供だった。


 頭が良いし、どこから覚えてきたのか魚の罠の捕まえ方やタケノコを美味しく食べる方法、食べられる野草の種類を知っていたりと、遊びの中でいい思いを私達はさせてもらった。


 蜂蜜の一件から私の母親は烏丸が大物になるって気がついていたらしく、その後村全体で育てているサツマイモを使った芋羊羹なる甘い菓子が熱田の町で売れるようになると、その料理を発明したのも烏丸だった。


 おかげで、うちの村では烏丸に求婚する子が相次ぎ、烏丸が武士に成りたいって明言していたから私にお鉢が回ってきたのである。


 親が足軽大将で良かった。


 烏丸はまだ幼いけど、力は人一倍あるし、頭が切れる。


 そういう有能な男には複数の女性が群がるのがこの世界の常だからな。


 男は種を多く撒けるけど、女は孕んでしまえば1人、2人ずつしか子供は増えないし。


「茂部さん、今日は木箱を背負ってますけど何が入ってるんですか?」


 私と一緒に護衛をしている散華が話しかけてきた。


 彼女は昔から私の取り巻きの1人。


 私がガキ大将卒業と同時に同じ年だから彼女も大人の仲間入りをしたのだ。


「でも茂部さんは烏丸の許嫁に成れていいな~」


「何だ散華もねらっていたのか?」


「だってうちの村でも数少ない当たりでしょ。頭良くて村全体のことを考えて行動できて……人を使う側の人って茂部さんもわかってるからガキ大将の座を彼に譲ったんでしょ」


「まーね。彼がこの村の村長を目指すってなったら散華が許嫁だったんじゃない?」


「かぁ……惜しいことしたかな〜」


 そんな話をしていると、熱田の町に到着した。


 熱田の町を最初見た時はなんて賑わっている場所なんだって驚いたが、何度も来ていると慣れてくる。


 荷車に積んできた芋羊羹を契約している商人に渡してお金をいただく。


 その商人に茶器とかを鑑定してくれる人の場所を聞いて、私はそこに向かった。


 ちなみに商人に芋羊羹を売ったメンバーは村の皆のために塩や味噌、酒や干し魚なんかの保存が効く調味料や食料を買い漁る。


 村の皆の代理で買い出しに来ている意味合いが強く、こっちから売れるものを運んでいるおかげで、行商人に頼らなくてもよくなったのは結構大きいらしい。


「ごめんください」


「はいよー」


 色々骨董品を扱っているお店に到着すると、色々な品が並べられていて、金持ちそうだなって印象を受けた。


「茶器の鑑定をしてもらいたいんですけど」


「茶器かい。最近堺では茶の湯が流行しているから良い茶器は高値で取引されるよ……どれ見せてみな」


 私は持ってきた6個の茶碗を鑑定士のお姉さんに見せる。


 私から見ても良い品って思うけど、烏丸曰く神様の中では量産品であんまり価値はないとのこと。


 すると鑑定士のお姉さんは目の色が変わり、これを何処で手に入れたのか聞いてきた。


 流石に烏丸が神通力で神様と交渉して授かった……とは言えないので、烏丸から大陸の品で、母親が前に津島に行った時にこれはと思い1枚1貫で購入したと伝える。


(量産品なのに1貫なんて言っちゃったけど大丈夫かな?)


「これ全部売ってくれ! 売ってくれるなら30貫は出す!」


「ふぇ! はい! 売ります!」


 勢いに押し切られて売りますって言っちゃった。


 え、この茶碗6個だから1個がえっと……5貫にもなったってこと!? 


「流石に30貫も持ち歩くの怖いんで、証文にしてくれませんか。それか15貫分は刀でいいんで」


「そうか、確かに30貫は大金だもんな。しっかしお嬢ちゃんのお母さんは良い買い物をしたねぇ、こんな上物の茶器は滅多にお目にかかれないよ」


 お姉さんはニヤけて口が引きつっている。


 たぶんお姉さんの中ではこれを更に値段を釣り上げて転売できる算段がついているのだろう。


 それが商人だって烏丸が言っていたし……。


「じゃあ刀を渡そうかな。これなんかどうだい?」


 どうだいって言われても私には分からん。


 説明してもらうと、鎌倉の前の時代(平安時代)に備前の国に有名な刀鍛冶が居てその弟子達が作った刀で正恒という作品名で共有されているらしい。


 その中でも多数作られた刀の1振りらしいが、1本15貫の値段で取引されているとお姉さんは言う。


 とりあえずその刀を1振り貰い、残りは着物屋で着物を購入し、籠に買った物を隠すのだった。


「茂部さん、色々買ったんですね。何買ったんですか?」


「ああ、行きに持っていた木箱の茶器が売れてね。幾つか合戦で使う武器や着物を買ってきたんだ」


「へぇ……そうだったんですね」


 特にその後は質問されることもなく、無事村に到着。


 籠の底には5貫の銭束があるし、なるべく早く烏丸に渡してしまいたかった。







「烏丸! 烏丸はいるかい!」


「はいはい、居ますよ萌衣姉さん」


 熱田に行っていた萌衣姉さんが大きな籠を背負って戻ってきた。


 俺は家から出ると、萌衣姉さんは若干焦った顔をしながら俺に家の裏に回るように言われる。


 裏に回ると、渡された茶碗が30貫の値段が付いたと言われ、15貫分の刀と綺麗な着物数着、残りの5貫が渡された。


「す、凄い値段が付いて……持ち運ぶだけで心臓がドキドキしたよ」


「ありがとうね萌衣姉さん。今から神様に捧げてみるから」


 俺は刀を受け取ると、ネット販売で売却を試してみる。


 萌衣姉さんは15貫分の価値って言っていたが、ネット販売の販売金額では1500万円と表示されていた。


「うわ、刀が消えた!」


「神様に捧げだからね」


 どうやら15貫以上の価値があったらしい。


 まぁ買取金額の底上げがされているから高くなっているのかもしれないけど……刀1本で1500万円とは……。


 えげつない。


 これだけで当面活動していくだけの資金調達ができてしまった。


 着物も1着だけネット販売で捧げてみると、一反で2万円ほどだった。


 絹の着物でもないからこれくらいの値段が妥当か。


「萌衣姉さん。刀で十分神様が喜んでくれたので、残りの着物と5貫分の銭は受け取って欲しい」


「え、ええ! 私運んだだけだよ!」


「なに、許嫁への贈り物と思って……あ、そうだ。これも渡しておこうかな」


 俺は萌衣姉さんが胸が大きくなってさらしで巻くのが辛くなってきたって言っていたので、萌衣姉さんの胸を今測って、スポーツブラをプレゼントした。


「いきなり胸を揉まれたからびっくりしたけど、そのなんだ? それは?」


「ブラジャーっていう女神達が胸が服から出ないようにしながら形を整えておく下着だね。ちょっと身につけてみてよ」


「そ、そうかな」


 萌衣姉さんは上半身を脱いで、ブラジャーを俺の手を借りながら身につけてみると、ジャンプしたり、胸を揺らしても動きにくく無いって大喜び。


「凄い! 凄いよこの胸当て! 動きやすい!」


「でしょー。幾つか渡しておくよ」


「でも直ぐに大きくなると思うよ」


「そしたらその分新しいのを渡すから気にしないで」


 俺は萌衣姉さんにスポーツブラを5着ほど手渡した。


 受け取った萌衣姉さんは嬉しそうにしながら、


「烏丸! 大切にするから!」


 そう言うのだった。







「まだ下半身は反応しないか」


 萌衣姉さんと分かれた後に、萌衣姉さんの胸を見たりしたけど、俺の息子は半立ちするくらいで精通するには至らない。


 まぁ数え年で7歳……実年齢だと6歳の小学1年生だしまだ精通には早いわな。


 早い子でも10歳にならないと精通は難しいし。


「萌衣姉さん可愛かったな……」


 徐々に少女から女になっていく萌衣姉さんに胸がドキドキするのだった。

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