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四大天使の秘宝  作者: TERU
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第8話「さらばジャンパー!江良城炎上!」

八岐大蛇を撃破した『赤毛のブラッド海賊団』は、この事件の首謀者が『大将軍 大川綱吉』と知る。

ブラッド達一行はこの借りを返すべく、一路大将軍がいる『江良』に向った。

四大天使の秘宝


第八話「さらばジャンパー!江良城炎上!」


 京の都からはるか遠く離れた東の国『江良』。そのほぼ中央にそびえ立つ居城『江良城』。その天守閣には黄金で敷き詰められた一室があった。そこに大将軍 大川 綱吉がいた。

綱吉は本多・半蔵の書状を読んで、作戦の失敗を知った。


「半蔵の奴め、失敗しおって。兵二千も失って失敗とは無能にも程がある!」

綱吉は苛立っていた。天皇の権威を陥れるために、自分の兵を失ってまで自作自演を演じて失敗なのである。損失以外何物でもない。

 本多にも労をねぎらってやらないといけない。複雑である。

「しかしあの異人共は何者なのだ?井伊はおらぬか!」

 側近の大老を呼んだ。

「井伊よ今回邪魔をした異人共の事を調べよ。このままにしておくのは実に腹立たしい」

「ですが将軍、まず本多殿の労をねぎらってやるのが先決かと、間違っても二千人の兵を失った事で罰する事はお止め下さい」

「分っておる。それより異人を調べさせろ。そして伊田忍軍を送り出し抹殺せよ」

 何か言いたそうな大老を制して黄金の部屋から出て行った。


 海賊船『ルシフェル』は、鳥井を出港して外海に出ていた。その後北東に向かって舵を取った。船は黒潮海流に乗り、風をつかまえて順調に進んでいた。

 ティナは取舵側(左側)デッキに出て、海と陸を見ながら、テルの事を考えていた。

あの戦いからテルに会う事が出来なかった。鳥井を出港する時も何度も振り返った。しかし彼は現れなかった。この国を出ればもう会う事が出来ないだろう。もう一度会いたかった。ティナはテルとの運命を感じたからだ。


「どうしたこんな所で」

 ブラッドが声をかけた。

「ブラッド。何もないよ。ただ考え事をしていただけ」

「何も無いような顔をしていないな。あの少年の事を考えていたのか?」

 ブラッドが的を射る。ブラッドには何もかもお見通しかな?と思い笑ってしまった。

「何が可笑しい?」

「ブラッドは凄いな。と思って」

「あの少年が運命だったとお前が感じるならいつか会う事が出来る。それが運命というやつだ」

 ブラッドがティナに優しく話す。

「そうだね。信じるよ。ブラッド」

 ブラッドの一言で勇気を貰った。人とはある意味、自分で答えを探し出している時がある。でも背中に"ポン"とひと押しして欲しいのだ。人は他人に相談する時でも、すでに自分で答えを持っている。そして人に相談して、改めて納得するのだ。一番いけないのが自分と違う意見を持った人間を否定して、自分の意見と会う人を探して相談する人である。無駄な浪費であるし、色々な意見をまとめて答えを作り出せないのである。相談に付き合わされる方も大変である。

 ブラッドはたった一言で"ポン"とティなの背中を押したのだ。


「でもブラッド今回は散々だったね。遥か東のジャンパーまで来て、お宝も無かったし大損害じゃないのかな?」

 ティナがブラッドを気遣った。

「そうだな」

 ブラッドは笑いながら答える。

「実は鳥井にいたティアナが、ずっと船に残っただろう」

「ティアナの野郎が、勝手に西方のお宝をこっちで売りさばきやがった」

「東方には西方の文化が殆どないからな。バカうけだ。三倍〜五倍、一番高く売れたのは三十倍で売れたそうだ。相当珍しかったのだろうな。しかも二十年に一度の祭りがあるから毎日違う観光客が珍しがって買いにくる。気づいたら、利益が入港する前の五倍になっていた。今やルシフェルは金の山だ」

 ブラッドは高笑いしている。

「ティアナ凄いね」

 ティアナの経理能力と販売能力に驚いた。とても森の種族エルフとは思えなかった。

「でも船に帰ったら、『どうせお宝手に入らないと思ったから、お金作って置いたわ』だってさ」

「ティアナは何でもお見通しだね」

「しかも売り上げのお金で、東方のお宝も買い占めたらしい。西方でも高く売るのだろう。これじゃ当分頭が上がらないな。ティアナには…」

 ブラッドとティナは二人で笑った。でもその組織を作りまとめあげ、人を引き付けているのはブラッドあなただよ。ティナは心の中で呟いた。

「さあ明日には江良湾だ。一つ大きな花火を上げて帰るとするか」

 イタズラをする子供のような笑顔でブラッドが話した。


 『江良城』では大将軍綱吉に大老井伊が報告書を持って天守閣にやってきていた。

「将軍、異人の正体が分かりました」

 大老井伊が報告書を差し出した。

「うむ。して奴らは何者だ」

「奴らは『赤毛のブラッド団』と呼ばれる海賊であります。全世界から国際第一級の指名手配をされている大物の海賊団でございます」

 大老井伊が報告書を読んで説明した。

「海賊だと?しかも第一級手配の?何故こんな奴らがワシの邪魔をしたのだ?」綱吉が大老井伊に聞いたが、井伊も見当が付かない。

 その時、側近の者数名が大慌てで天守閣に現れた。

「殿大変でございます。巨大な海賊船が江良湾に現れました」

「何?どういうことだ」

 将軍は江良湾を見た。


 江良湾には大きな帆に『ドクロと六本の羽のマーク』、何十もの大砲を準備した、ガレー船最大級のガリオン型海賊船『ルシフェル』が現われた。

「あのマークは間違いありません。赤毛のブラッド海賊団の母船『ルシフェル』です」

 小型望遠鏡で確認しながら井伊は答えた。

「おのれ海賊風情が、我が領地に乗り込んで来るなどナメおって!」

「湾内の防衛用の大砲をすべてあの海賊船に打ち込め!」

 怒り狂った綱吉が指示を出した。

 綱吉の指示に従い、湾内の全てに設置されている大砲を『ルシフェル』に向かって発射された。

 約270度からほぼ同時に発射された大砲は轟音と共に『ルシフェル』に向って飛んでいき水しぶきが舞った。


 突然の巨大船の入港に驚いた江良住民であるが、続々と兵隊が湾内を囲み、しかも全大砲を打ち出したのである。驚きが恐怖へと変わってきていた。辺りは騒然としていた。俗に言う『黒船』襲来のようなものであろう。戦争が起こるのか?平和ボケしていた江良住民の緊張は一気に高まった。


 大砲の砲撃を小型望遠鏡で覗いていた綱吉は、高々と上がる水しぶきを見ていた。

「これでは生きていまい、コッパ微塵だ」

 綱吉は勝ち誇った。しかし…。

「殿、敵は無傷です」

「何?」

 綱吉は慌てて小型望遠鏡で見直した。


 高々と上った水しぶきの中から、『ルシフェル』が現われたのである。

『射程距離外です。砲弾が届きません!」

 側近の言葉に、綱吉は歯を噛み締めた。


「どうやら敵さんは俺たちの事を知っているようだ。じゃなかったら、入港しただけで全砲弾打ちこんで来ないだろう」

 ブラッドがニヤニヤしながら言う。緊張感はゼロである。

「あなたが将軍の計画を潰すからでしょ」

 ティアナが突っ込む。

「あれは流れだよ。後から知った、将軍の事は」

「あらそう」

 ティアナ聞き流した。

「さてお返しはキッチリしないと。スチワート・ニック。奴らの大砲を派手にぶち壊せ」

 ブラッドが砲撃長・副砲撃長に命令した。

「了解!」

 右舷・左舷に分かれたスチワートとニックが、砲撃員にそれぞれ支持をした。そして全砲門から大砲を発射した。

 轟音と共に発射された砲弾は、数十の敵の防御用大砲を爆音と共に的確に破壊した。砲撃長スチワートが鍛えぬいた、砲撃部隊は百発百中の自信を持っているのである。


 湾内は騒然としていた。殆どの防御用の大砲は破壊され黒煙をだしているのである。

「殿、殆どの大砲は破壊されました。しかもこちらの大砲の射程距離では、あの船には届きません」

「分かっておる」

 綱吉は西方と技術の差をまざまざと見せつけられた。


「はははこれで将軍とやらも、少々懲りただろう。スチワート・ニック『あれ』を城に打ち込んでやれ」

 またもやブラッドがイタズラ好きの子供のような顔になっている。

「了解!」

 スチワート・ニックが砲撃員に指示をした。すると武器庫から全長五メートルはあろうかという巨大な大砲を砲撃員数名が運び出してきた。その上には巨大な望遠鏡が付いている。

「いつのまにこんな物作ったの?」

 ティナはニックに聞いた。一ヶ月前には無かった代物だ?ニックは振り返って『にゃ』とした。『あっ!』ティナは気付いた。スチワートとニックは伊予に数週間いた。その間にガラクタを集めさせて、鳥井に送り船の中で新作の大砲を作っていたのだ。

 『ガラクタじゃない』ニックは言っていたが、ガラクタを集めてこんな物を作ってしまうとは天才だ。ティナは改めて二人を尊敬した。



「狙いはあの城の天守閣だ。試し打ちだとはいえ外すなよ」

 ブラッドは狙いを指示した。スチワートは望遠鏡で狙いを定めながら、砲撃員に角度を調整した。湾内の僅かな波の動きに合わせながらタイミングを計った。

「撃て!!」

 という指示と共に、巨大な砲弾が発射された。


「何をしておる無能な奴らめ。早く海兵隊を送るのだ。奴らの船に乗り込め。数で押すのだ!」

 綱吉が我を忘れ、怒り狂ったように指示をした。

 その瞬間である。ルシフェルから轟音が轟いたかと思うと、砲弾が城の天守閣の屋根をぶち抜いた。

 爆音と共に屋根は粉々となり、辺りは残骸と埃で埋め尽くされた。

「殿、殿ご無事ですか?」側近達は慌てふためく。

「おのれ海賊どもめ。八つ裂きにしてくれる。海兵隊をすべて出し皆殺しにせよ!」

 綱吉は支持を与えたが、それは怒りでは無く恐怖だった。技術の差は否めないが、数キロ離れた城まで打ち抜く大砲を持っているとは思わなかったのである。

 その時、慌てふためいて下の階から兵士から側近が上がってきた。

「殿。一大事でございます!」

 側近が血相をかえてやってきた。

「分っておる。天守閣もやられた。奴らは皆殺しにしてくれる!」

「違います。たった今天皇陛下から書状が届いております」

「そんな物後でよい」

「ですが陛下は大将軍に謀反の疑いがあり、即刻『綱吉』候には隠居して頂き弟の『家綱』に家督を譲られよ。との仰せでございます。従わぬ場合は、天皇勅命にて各藩に大川家討伐を命じる。とのことです」

 側近が震えながら伝えた。

「何?あの小僧何を証拠にそんな事を!」

 綱吉は怒りに震えながら側近に怒鳴った。

「実はこれを…」

 側近は将軍に手渡した。それは半蔵が山賊棟梁黒虎に与えた指示書であった。燃えかけているが、間違い無く半蔵の字であった。

「陛下はこの密書を幾つか抑えているとの事でした」

「なに?」

 将軍が怒りに震えた。


 その時である。爆音と共に天守閣が揺れて崩れ始めた。今度は城の中腹を狙って大砲を打ち込んだのだ。その振動で将軍は倒れこみ、立ちあがれなかった。いや立てる気力がなかったのだ。今になって気づいたのだ、すべてを欲するためにすべてを失った事に…。『策士、策に溺れる』という事である。余りにも大きな欲望はすべてを滅ぼすのである。

巨大砲が城の中腹を打ち抜いたのを確認してブラッドは満足した。

「デカイ一発は食らわしてやった。それでは全速で逃げるぞ」

 ブラッドが号令をかけた。「おう!」クルーの掛け声と共に撤退を始めた。


 海賊船『ルシフェル』は外海に出て南下しようとしていた。

 江良湾での撤退劇も凄まじかった。海兵隊の軍艦が十数隻、ルシフェルを追いかけてきたのだ。しかしブラッドは湾内という状況を利用した。狭い湾内では動きを制限されてしまう。それで先頭の船を徹底的に攻撃した。先頭の船は炎上して、身動きが出来なくなった。その炎上した船が壁となり、後ろの軍艦が身動き取れない状態にしたのだ。その間に外海出て逃げだしたのである。


 外界に出てルシフェルが帆をはり全力で南下しようとした時である、南方より五隻の艦隊が現れたのである。

「挟み撃ちか?思ったよりやるな」

 ブラッドは予想外の展開に驚いたが、的確に指示をした。

「真正面から突っ込むとやばい。これから奴らと接触する前に徐々に取舵(左側)に舵を切る。右舷側に砲弾を集中して一番左側の船を沈めるぞ。そのまま沈みかかった船を盾にして、奴らを振り切る。全砲右舷側に集中させろ!」

 ブラッドの指示に砲撃手達が慌しく作業をする。航海士達は帆の位置を徐々にずらしながら左に風を取り込む。

艦隊が近づき、緊張が走る中、二等航海士スカーが敵艦の様子に気がつく。

「ブラッド船長。様子がおかしい」

 スカーの一言で、ブラッドは双眼鏡を覗いた。

 艦隊の中央の船が、白旗を振っているのである。しかもその白旗を振っているのは少年だ。

「ティナ上がってこい!」

 ブラッドが大急ぎでティナを呼んだ。艦隊は迫っている。もう少しで砲撃戦が始まるからだ。ティナは大急ぎでブリッジに上がった。

「これを見ろ」

 ブラッドは双眼鏡を渡した。

「テル!」

 双眼鏡を覗いたティナが叫んだ。ブラッドは砲撃を止めさせた。後1分遅ければ、左舷側の船は海に沈んでいただろう。


 五隻の艦隊の隣にルシフェルを停泊させ、ブラッド・バージ・マシュー・ゴルディバ・ティナの4人は艦隊の司令船に乗り込んだ。もちろんまだ臨戦態勢である。ルシフェルでは全砲門が開いており、ヒューべリック達魔法使いが呪文を唱えている。副船長のティアナの周りには精霊達が飛んでいる。ゴンゴ達狂戦士部隊は今にも飛びかかろうとしていた。


「船長のブラッドだ。俺たちに何の用だ」

「私は天皇直属の忍『海猿』が棟梁長衛と申す。天皇の命によりここに参った」

「天皇様が俺たちに用事とは、八岐大蛇の仕返しなのか?」

「いやいや天皇陛下は感謝しておるのだ、よく三種の神器を守って下さった」

 長衛は深々と頭を下げた。

「陛下よりお礼がしたいという事で、これを用意した」

 長衛が指示をすると次々と見た事も無い宝が運ばれてきた。

「これはジャンパーに伝わる国宝級の宝ばかりだ。西方には無い、東方の宝である。珍しいであろう。これを受け取ってほしい」

「これは有り難いが、腑に落ちない。何故ここまでしてくれる。俺は八岐大蛇を切った本人だ」

 ブラッドは聞き返した。世の中おいしい話などそんなに無いのである。

「ははは気になされるな。陛下は八岐大蛇の呪術を掛け封印したが、京の都から距離が離れていた為に制御が出来なかった。そちが倒してくれなかったら、その場にいた一万もの兵は全滅していたであろう。それを止めてくれた君達に陛下からのお礼である」

「それともう一つのお願いだが、このテルを乗せてやってほしい」

「えっ!」

 ティナが叫び、テルを見た。

「こやつはいつの間にか陛下にお目通りしており、宝剣まで頂いておる。そして陛下から直接のご命令でテルを君達に預けたいそうだ」

「陛下はこれからの時代を見据えて、自分の代わりに俺に世界を見て来いと仰せになられた。そしていつか帰ってきて祖国のためにその経験を生かして欲しいと言っていた」

 テルが説明する。

「でも俺たち海賊だぜ?」

「陛下はその事も知っていた。しかしティナと会い、八岐大蛇を倒して『三種の神器』を奪わなかった船長をいたく気にいっていた。あなた達なら大丈夫であろうと」

 テルはティナとブラッドを見た。

「えらく気に入られたものだな。まあいいお宝を頂いたからって特別扱いはしない。一般のクルーのように扱うぞ」

 ブラッドが許可した。

「やった!」

 ティナがテルに抱きついた。


「将軍家の大艦隊がこちらに向ってきました」

 海猿の部下が長衛に伝えた。

「お邪魔が入ったようだ。将軍家の艦隊はこちらで誤魔化しておこう」

 長衛が時間稼ぎをする事をブラッドに話した。

「すまない」

 ブラッドはルシフェルに乗り込こんだ。


 別れ際に、長衛はブラッドに話しかけた。

「船長、テルは甘いところだらけだ。ご迷惑をお掛けすると思います。何とぞよろしくお願い致します」

 長衛は深々と頭を下げた。これは『海猿』棟梁としてでは無く、父としての願いだろう。

 ブラッドは高々と手を上げて答えた。

「テルよ。行って来い。迷惑を掛けるなよ」

 父の言葉にテルは涙を堪え切れなかった。そして大きく手を振った。もう会うことの出来ないであろう。父に…。


「よし野郎ども、出発だ!」ブラッドは五隻の艦隊を背に大海原を南下して行った。


また新たな冒険にむけて…。


黄金の国編 「完」


次回より「アーク大陸編」をお送りいたします。今後ともどうぞよろしくお願い致します。


キャスト

ティナ…赤髪に黒い目を持つ少年、この物語の主人公

ブラッド…「赤毛のブラッド」として海軍・海賊に恐れられている。海賊船「ルシフェル」の船長

ティアナ…海賊船ルシフェルの副船長兼経理担当。森の種族「エルフ」にしてブラッドの妻

バージ…五人衆の一人。ブラッドの幼馴染。一等航海士として舵を任されている。最強の剣士

ゴルディバ…五人衆の一人。甲板長。巨漢ながら性格は温厚。ただし戦いの時は狂戦士となる

スチワート…五人衆の一人。砲撃長。最高の狙撃手。新兵器開発が趣味

マシュー…五人衆の一人。通信長兼ドクター。白・黒魔術の最高位の魔術師。趣味の新魔術の研究

りゅう…五人衆の一人。コック長。武術の達人。その正体は、シン国の皇太子。

スカー…二等航海士、バージの弟子。槍術の達人

ゴンゴ…副甲板長、ゴルディバの弟。兄と同じ巨漢で狂戦士。

ニック…副砲撃長、狙撃手。スチワートと同じで新兵器開発が趣味

ヒューベリック…ドクター助手。白魔法・薬学の権威。

パリス…副料理長。武術家。りゅうを崇拝している。

テル…ジャンパー国 天皇直属の忍 ティナと友達になる。

聖徳天皇…ジャンパー国の天皇。後の代に人は「太陽天皇」と呼ぶ。大陰陽師でもある。

大川 綱吉…シャンパー国大将軍、三種の神器を奪う事を企てるが、ブラッドの活躍により失敗

長衛…天皇直属の忍『海猿』棟梁、テルの父親。


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