6話初陣(終)
一方その頃真ん中に進んだゼンは、町に溢れかえった魔物を次々と倒していった。
「こいつら何体いんだよ。ここら辺はもう人はいねぇだろう。」
空は曇っていた。
辺りを見渡すと町外れの崖上に人影が見えた。
「よく見えねえ。あんな高いところになんで1人で?逃げ遅れたのか、とりあえず言って確かめるか。」
そうして魔物をかいくぐり、急な崖を昇る。
落ちたら海に落ちるぞこりゃ。
そうして崖を登りきり見たのは人ではなく、重い装備を身に付けた魔物だった。
やっとまともな奴と戦えるぜ。
「おい魔物!こんなところで何してる!」
魔物は振り替えり言った。
「なんだよ、せっかく楽しくなってきたのによ。邪魔しに来たと思いきやガキじゃねぇか。」
舐められているとムッときた俺は言い返した。
「俺がお前を倒す!必ずな。」
「フッ、笑えない冗談はやめろ。楽しくないのは嫌いなんだ。さっさと終わらせる。」
魔物は剣を抜き、構えている。
こっちから行けという事か・・
俺は両手で双剣を抜き、敵に向かって地面を蹴った。
その始まりと同時に雨が降り始めた。
魔物と俺の剣が重なり、擬音が鳴り響く。
「やはりこんなものか、すぐ終わらせてやろう。」
さすがに力では勝てないか。
剣をかわし、後ろへ下がる。
「お前の実力はわかったぜ!こっちは全力で行かせてもらう。」
俺はここで修行で貯めた電気を使う。
「避雷針・解放!」
えっーとこっから剣に電気を移して。
「よし、成功だ。こっからが本番だ。」
今度は間合いを取り両者近づかない。
敵はこっちを舐めて完全に油断している。
「来ないのならこっちから行く。」
魔物はこっちに急接近してきた。
だがそれは好都合だ、動かなくて言い分標準が合わせやすい。
「どりゃあぁーー」
電気を帯びた剣で敵を斬るが簡単に受け止められてしまう。
「やはりこんなものか。こんな量の電気で俺を倒せると思うなよガキ。」
そう言うと右足で俺のお腹を蹴り吹っ飛ばした。
戦っていて気づかなかったが、海側の崖の近くまで移動していたようだ。
クソ、電気が効かねえんじゃもう勝ち目はねぇぜ。
どうにかして逃げるしかないのか。
そうだ!まだ信じちゃいねえが俺は1日1回復活できるらしい。それを信じるしかねぇ、現に今俺は生きてるんだ。
死んだフリして免れるしかない。
まぁ、ほんとに死ぬんだけど。
「小僧もうお前に逃げ場は無い。おっと怖くて震えているのか?」
そうだ。俺は震えている、ただ理由は違う。俺は今本当に作戦が成功するかを考える度怖くて震えているんだ。
ただ逃げ場がない以上こうするしかねぇ。
「誰が負けだと言った。」
「ほう、お前にまだ勝ち目があるというのか。」
「あるさ。」
嘘だ。
「ならばさっさと殺すまでだ。」
来る!
「死ねぇぇぇ!」
魔物は剣を両手で持ち振りかかろうとする。
その瞬間、崖の先にいたゼンに雷がおちた。
雷に打たれたゼンを見て魔物は動きを止め。
そのまま死んだと思い去ろうとしていた。
すると、後ろから大きな光が指していることに気づいた魔物振り返る。
そこに居たのはゼンだった。
「バカな!なぜ貴様が生きている。まぁいい殺してやる。」
剣をかまえ、剣に電気を込める。
その電気の量は軽く元の50倍はいっているであろう。
剣に貯められない電気は体にも流れている、その剣の威力は凄まじく敵の剣を折り、敵は怖気づき立てていない。
この戦いを終わらせようと剣が魔物に触れる直前、体の電気の量が凄まじく体が麻痺した。何とか抗い剣を振り下ろす。
「己小僧、許さん。俺は、メンバーだぞ。」
ただそのその隙に敵は剣を取り、腹を切った。
そのまま剣を振り下ろし敵も死んだ。
腹の傷は浅い、電気で麻痺して出血をある。動けそうにないな。
その場に寝転んだ。
雷が落ちてなきゃやばかったのかもしれない。
ただまたおれは復活した。
俺にその能力があることはほとんど確定だ。
「もうダメだ、まぶ・・たが・上がん・ねぇ・よ。」
そのままゼンは寝た。




