82/83
第107話結子はぷんぷん
同じ日の結子は昼間になりぷんぷんとしていた。
なにしろこの家に帰らなくていいと夫に言われたのだ、腹も立つものである。
「よし!」
結子は旅行カバンをもちだし着替えを、歯ブラシなどのお泊まりセットを入れていく。
イライラしてうろうろと部屋を歩き回るしゴロゴロとソファーに寝ころびながらいつもはしないだらしないポーズでテレビを見ることにした。
「ふん!ふんふん!」
夫の寝室に行き枕をダンダン!と踏みつける。
本人を殴るほど、というよりもはや殴れないので代わりにそれに痛みを与えていく。




