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第57話ぐりぐりな晴美
「ほんとにもうこの子は、これこれ!」
晴美は子供と同い年の男子に口説かれさらに興奮し彼の頬をぐりぐりを手でいじる。
「いたい、いたいです晴美さん」
甘人は軽めの痛みだが悲鳴をあげた。
「そうやって、またおばさんをからかうのがいけないのよー」
晴美はさっきより強めに甘人の頬をおす。
「だから痛いですって。あ、晴彦は、てもう引っ越したんですわ」
甘人は彼女の息子たる友人のことを想いだした。
「俺、中学を卒業したら自立するんだ。一人暮らしして、そこでビッグになるんだ!」
よく甘人と遊んでいたころ晴彦は両腕を広げてよく叫んだ。




