第十六話 ロイ
と、とりあえず ここは冷静に対処しよう
彼女の体が怒りによって小刻みに震えていく すでに、表情は一人の立派な戦士だ
まるで 王国民のような・・・ でもあの人たちは、何かを諦めていたり 悟ったりしているような表情だけどな・・・・・・・・・・・・・・
「い、いま さっき 魔王 って ・・」「世界一かわいいよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおエリンさん!!」
・・・完璧だ
彼女もぽかんとしていて何が何だかわからないみたいだし まさに 思い通り
おれは オサレなポーズを決める
すみません、姫 しかし一人の少女を救うためです お許しください(きまったああああ)
「エリン・・・聞いてくれ 話せば長くなるんだが」
「この低い声の時の俺は 呪いの本体に声帯を制御されてしまってるんだ 決して魔王ではない!!」
嘘おもいっきりついちゃった・・・・(にぱ~☆
ま、まあ 一部分以外はだいたい合ってるだろう、なあ?
{ああ、だいたいあってる}
「な?この通り」
「呪いの本体って・・・・?」
「そ、それは つまりだな・・・ 呪いには意思があって、そいつが俺の頭の中で住み着いてるってことだよ(にっこり)」
そんな純粋な目でおれをみるな 自分がひどく穢れているようだ・・・・・(にこにこ)
{実際、穢れてるじゃん?}
「なんだとおおおおおおお?」
「わかったわ あなたの言うことを信じましょう 本でそういう昔ばなし読んだことあったっけ・・・・・」
一件落着かな・・・・? 姫、おれを褒めてください
「それで その呪いさんはどうお呼びすればいいのかしら・・・?」
なんで敬語なんだ こんな奴に・・・・
{そうだなあ、呪いだから 「の」を取って ロイ ってのはどうだ? ロイちゃんってよんでくれてもかまわんよ}
気色悪い・・・・だれg
「よろしくね、ロイちゃん」
「なんで友好的なんだよ!? おれ、こいつのせいで死ぬかもしれないだぁよ? そこらへんちゃんと分かってるべ?」
「だからって 酷く扱うのもかわいそうじゃない・・・・ それにあんたの寿命が縮むかもしれないわよ? ・・・・・・べ、別に かんちがいしないでよね そこまであんたの事を心配してるわけじゃないんだから///」
ツンデレおいしいれす^q^
・・・・・それにしても、あのまま話が進んでたら おれ燃やされてたかも・・・・
考えるだけで背筋が凍る ありがとう 姫
「・・・・あーあ あんたの中に魔王がいたら、あんたごと 跡形もなく燃やしてたのに・・・・////」
こういう直観はよく当たるものだな
・・・私は笑顔でいます 元気です




