第11冊 オクラに光る小さな粒の正体
ここ何年か、この時期はプランターで野菜の栽培をしています。キュウリ、ナス、ミニトマト、ピーマンなど、露地栽培に比べると収穫は微々たるものですが、それでも採れたての野菜の美味しさは実感できます。特にキュウリの瑞々しさは段違いです。
で、先日は気紛れにホームセンターでオクラの苗を買ってきて植えてみました。
夏になるとうちではよく食卓にのぼるのですが、コレを初めて食べたのは大学4年生の頃、バイト先のバター焼きで。それまでは見たことも食べたこともなかったのです。なんでだろう?
ちなみに特産地は鹿児島県指宿市と志布志市。
「こちらは、志布志市志布志町志布志の志布志市役所志布志支所です。」という、ゲシュタルト崩壊起こしそうな看板で有名なところですね。志が多いところは見習いたい。
いやそうではなくて。
そのオクラ、植えてから1週間経って本日様子を見てみたらば。
なんじゃこれ?
水玉?
いやまだ水やってないし。
ちっこい消臭ビーズみたいな…………?
おーまいがー………!
葉っぱになんか透明のツブツブが!
見た瞬間、一気に全身に広がる寒イボ!
なぜなら私は「ヤツラ」が大の苦手。
葉っぱ+ツブツブ→ヤツラの卵?
そして脳裏に駆け巡る「殲滅」の二文字。
今なら!
まだ例のヤツラになってない今ならまだ!
除去で一掃できる!
なったら無理!
先手必勝!
悪霊退散!
怨敵調伏!
指で潰して洗い流して、防虫スプレーをこれでもかとぶっかけます!
去年はキュウリについたヤツラを殲滅せしめんとしてフマ◯ラーをぶっかけたらキュウリもダメにしてしまったので、ガマン!一般的なスプレー殺虫剤は油分が入っていて葉っぱが呼吸できなくなるらしいですね。知らんかった。
あらかた駆除して一息ついたところで我にかえり、「それにしても、たった1週間でオクラって虫つくの?」と思い立ち、勇気を出して調べてみました。(絶対ヤツラの画像が出てきて眠れなくなる。それくらい苦手)
その結果…………
「虫はつきやすい」
Oh………!
なんてこったい。
実る前にサラバだオクラよ………!
とまあ悲嘆にくれていたのですが、「でも虫の卵ってあんな散り散りバラバラに産み付けられるっけ?」と思い直し、もう一度調べてみました。
「オクラ 透明 つぶつぶ」検索…………
!
なんと!
虫じゃない?
正体はオクラのネバネバ成分、「ムチレージ」という食物繊維らしいのです。チアシードの周りについてる、アレですね。どうやらオクラが絶好調の時には出てくるらしいシロモノのようです。
おおおお。
なんてこったい。
あんまりにもつぶつぶがいっぱいあった葉っぱはちぎって捨てちゃったよ!
すまんオクラよ!
でも、やっぱりアブラムシなど虫はつきやすいようなので、コレからもお世話は怠れないようです。いっそのこと室内栽培に切り替えてしまおうか………。




