3章:色付け編
■まずFireAlpacaをダウンロードしよう
まず、FireAlpacaをダウンロードしましょう。フリーソフトですがお絵かきソフトとしてフリーのわりに結構優秀だと思います。
ちなみに最低限欲しいのはレイヤーと乗算機能なので、SAIあるいはPhotoShopある方はそちら使ってもらっても大丈夫です。
ダウンロードサイトのアドレスを張って消されるのが怖いので、申し訳ないのですが今回もFireAlpacaで検索してください。
次項よりJWWで作った地図の加工方法に移っていきます。
手間としては地図作った時よりは格段にかからないかと。使い慣れていないと時間かかるかもしれませんが、慣れれば大丈夫です。
■JWWのデータを画像データにしよう
先にWindowsについてる「ペイント」というソフトを起動してください。
FireAlpacaでもいいんですが、説明が楽……もとい、操作が簡単な方で説明しておきます。ペイントは画面左下のWindowsマークを押すと下の辺りに出てくる「すべてのプログラム」の「アクセサリ」フォルダにあると思います。
無い人はFireAlpacaで頑張ってね。
次に前章で作ったJWWのデータを開いてください。
もちろん、JWWで。
そして地図として使いたい部分を画面上に表示し、スクリーンショットを撮ってください。スクリーンショットの使い方はPCやバージョンによって違うっぽいので「Windowsのバージョン」と「スクリーンショットの撮り方」を合わせて書いて検索して調べてください。
念のため説明しておくと、スクリーンショットとは現在画面に表示されている状態を画像データとして撮る方法です。
スクリーンショットを撮ったらペイントで「貼り付け」を押します。
するとスクリーンショットとして撮った画像が出てくるので、「選択」で地図として必要な部分だけを選択し、「切り取り」を押してください。
その後、ファイルの「新規作成」を押し、「貼り付け」を押して地図として必要な部分だけを貼り付け、画像データとして保存しておいてください。
ちなみにスクリーンショットがマイピクチャあたりに保存される人は画像データを開き、前述の「選択」で地図として必要な部分だけを~の辺りから同じ事をして保存しておいてください。
要は地図を画像データとして保存出来ればいいので、ペイントやFireAlpacaを必ずしも使う必要は無いです。Photoshopとか使ってもいいです。
ガガッと書いてるのでガガッと脱落者が出てそうですが、初めて燻製するよりは簡単な事なので、頑張ってついてきてほしい……。
■作った地図画像をFireAlpacaで開こう!
FireAlpacaを起動してください。
そこで前項で作った地図の画像データを開いてください。「ファイル」からも開けますが、画像をドラッグ&ドロップで開く事も出来ます。
開けたら次に下の画像をダウンロードし、フォルダからドラッグ&ドロップでいま開いているFireAlpacaで開いてください。
開いたら下記画像のような状態で「素材画像」と「作っていただいた地図画像」の2つが開いている状態になったと思います。
こうなりましたら素材画像を開いた状態で「選択範囲」の「全て選択」にて素材を選択状態とし、「編集」の「コピー」を押してください。
次に「作っていただいた地図画像」のタブを押し、そちらに移動してください。
地図が表示されている状態で「編集」の「貼り付け」を押してください。
素材画像がちゃんとコピーされていればレイヤー2として素材画像がやってきている筈です。
次に画面右側の「レイヤー2」を青色の選択状態にクリックしてした後、その少し上にある「ブレンド」をクリックし、「通常」から「乗算」にしてください。
すると地図画像に半透明化された素材画像が置かれている状態になると思います。正確には半透明ではなく、下の画像に乗算した状態ですが。
これにて古めかしい地図っぽい画像加工は終了です。お疲れ様でした。
あとは最後に「ファイル」の「名前をつけて保存」で「ファイル種類」を「JPEG」か「PNG」か「Bitmap」で保存したら画像データとして保存可能です。
■乗算用の素材画像はフリー素材を使ってみよう!
今回はとりあえずこちらで適当すぎる素材を用意しましたが、ネットで「素材 羊皮紙」「素材 地図風」などのワードで検索するとちゃんとした素材がゴロゴロ出てきます。
フリー素材を使うか、自作でもしてみてください。
ファンタジーに限らず、SF向けのものもあると思います。
■FireAlpacaで色塗り
マウスだと微妙なので一番良いのはやはりペンタブあたりなのですが……FireAlpacaで「レイヤー」の「追加」にて新規レイヤーを作り、それのブレンドを乗算に変更し、その新規レイヤーに色塗りして地図に色をつけるのも手です。
例えば森や草原地帯は緑色、山岳地帯は茶色、砂漠は薄茶色、海は青色といった感じに塗り分けするのも手です。山であれば山を茶色で塗り、山の影の部分をその茶色より暗い色で塗ったりするといいかもしれません。
この辺になると色塗りのテクニック必要になるので、将来的に練習して出来るようになるにしろ、ひとまずは素材画像を乗算だけである程度は見た目整うのでそちらの方で我慢するのが手かもしれません。
地図作成方法の説明は以上です。
改めてお疲れ様でした。