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第42話 佐々木さんのブリテリが、お父さんのお弁当に入っています

今月の議題は交流を目的とした一階公園スペースでのお花見である。

と言っても参加者にお菓子とジュースを配るだけだ。佐々木さんのパパンの知り合いに注文して稼がせてあげるという訳。世の中そういうもの。ちなみに手配は先月中に終わっている。そして来月の防災訓練イベントのお話。


佐々木さんは外注するとか言ってたけど、色んな繋がりを持つ事はマンション運営には必要なのかも知れない。佐々木さんは個人事業主で仕事があまりないと言っていた。親の人脈を使えばいくらも仕事は入るはず。それが無いというのはきっと親は、彼の仕事を趣味程度にしか思っておらず、ゆくゆくはマンション経営をせたいのだ。

彼に人脈が無く、必要性がわかっていないとすれば個人事業主には向いていないし、人脈があるとすれば親が妨害しているのでは。

いや……

このマンション管理人代理の仕事を通じて人脈の大切さを学ばせるため?



花見については当日準備とか後片付けとかやるだけ。ぶっちゃけ会計も書記も全部毎年会長と副会長がやってきたんでイベント時の手伝い以外、書類仕事とか全く無し。会長たちはもう定年してるから楽しんで自治会の仕事やっているらしい。どこにでもやりたい人って居るのだなあ!



家に帰って市報を丸めているとお父さんが帰ってきた。

「おかえり!ちょっと待ってね」

ちゃちゃっと冷蔵庫からかつおのタタキと、高野豆腐、豆腐の味噌汁と泉茄子の浅漬け、玄米ご飯とノンアルビールを出す。

「おお!かつおか!!」

「そう。買ってきてバーナーで炙っただけ」

佐々木さんがね。


たっぷりのオニオンスライスとネギとみょうがと、青葉とブロッコリースプラウトとニンニクチップとしょうがが乗ってる。

かいわれではなくブロッコリースプラウトなのは、血糖値を下げるからなんだとか。


ちなみにスーパーで買ったのではない。

「とにかく、薬味はこのぐらいしないと!」

とか言って佐々木さんがくれたのだ。こんなものがインベントリに常に入っているのが凄い。料理男子というのもあながち嘘ではなさそうだ。


「薬味が豪華で嬉しいな!!」

「たまにはね!!」

お父さんに副会長になったことを話す。

「どうしてもくじ引き回避したくて」

「まあ会計も書記も一年あるからなあ。副会長が入院とかしてなきゃいいな」

フラグを立てないでいただきたい!!



さて!朝。

昨日買ったおからをマッシュポテトに見立ててエッグスラットという料理を作った。私が作ると別の料理になってしまった。もはやこれは卵サラダである。まあ私は料理初心者だし、食中毒予防にちょうどいいよね。


それと、佐々木さん作鰤照り焼き。玄米おにぎりと、白米のおにぎりを一個ずつ。それにサラダを別に入れた。

照り焼きの羅漢果はネット購入品だ。

だけど全てを甘味料入りのものにするのではなく、それ以外の部分、例えば日常的に飲んでる清涼飲料水をやめて普段は水にするとか、ご飯を一膳にするとか、自分で努力して生活を変えることが重要だという。

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