26、アメリカだって 黙ってませんよ
米国も、中国やアジア諸国のダンジョン取組みに、遅ればせながら本格的にチャレンジし始めた。
「 なぜ? 30カ国に出現したダンジョンは、それらの国で最も必要なギアがドロップされるのか?」
これが、アメリカ合衆国の既得権益層が 真っ先に抱いた疑問だ。次に、既得権益層が、第二次世界大戦でイジメ尽くして崩壊させ奴属させた日本にたいして、「 ダンジョンを封鎖している不利」を諭して、日米の協力でダンジョン制覇する重圧をかけてきたのだ。
バングラデシュやインド、中国のように「 国民の命の価値が安い・低い」国では、その安い国民がどしどしダンジョンに挑み、多大な犠牲を払い至福のドロップ品を入手できる体制は、日米欧のダンジョン出現国からすれば、【 真似したい・あやかりたい】という既得権権益エスタブリッシュメント側の本音だが、建前上、先進国という「 国民の命が高い」プライドで身動きがと取れない実情に苛立っていた。
ついにアメリカが動いた。
主にメキシコや南米に、「ダンジョンに挑み、ドロップ品を持ち帰った者は、その親族4人までグリーンカードを発行する!と、全世界に向かって、明言し募集を開始したのだ!
【グリーンカード(アメリカ永住ビザ)は外国人が「移民」としてアメリカ国内で暮らす事を認め、米国籍者(アメリカ市民)に準ずる権利を与える】
ゴールドラッシュ再来である!メキシコを始め、南米、中東、アフリカ、中国からも、我も我もとアメリカのダンジョンに挑む移民希望者が押し寄せた。メキシコや中国には母国にダンジョンがあるにもかかわらず、アメリカに押し寄せる理由は、メキシコや中国での、ダンジョンドロップ品の軍管理による強制搾取への不平不満が限界に達していたことも大きな理由だ。




