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世界はボッチに優しくないが、ボッチは世界を生きていける?  作者: 夜猫
2章・森の乙女と森の妖精の街
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Link.78

 初雪さん出番がありますよ!


初雪「ホント!?ユウ兄に会える!?」


 それはお楽しみに。

 いや、まだセーフ。まだギリ勝ってる。俺は大丈夫、絶対大丈夫……


「……よし、落ち着いた」

「はい?」

「いや、こっちの話。なんでもないから遊んでていいよ」

「ん?まあいいか」


 そういうと、アカリちゃんはマコたちと遊んで、というかマコたちを撫でまわしている。

 マコは撫でられてる絵がかわいいけど、自分で言うのもあれだが、アリジゴクは撫でるものじゃないと思う。ごめんなイチゴ。かわいい名前なのに。




 あっちは置いておいて、上への梯子?の制作だ。

 だが、普通の梯子では、長さが足りないし、つくりの甘さから丈夫さも心配だ。

 そこで今回は、上に登れればオッケーな感じにしておく。

 まず、木を板状にしていく。できる限り大きく、数は多めで。それができたら重ね合わせて1枚の長い板を作る。

 そしたら、板の足をかけるほうに、ペットボトルくらいの太さの木の塊を、足場代わりに打ち付けていく。裏側には、同じ太さで長めの棒を、板に並行に打ち付けていく。これで、縦と横に強くなるはずだ。たぶん。

 最後に、下側には太めの棒を少し出るくらいに、上側にはL字にした棒を打ち付け、両方に滑り止めとして皮を貼っていく。

 これで完成だ!一応、それなりの姿にはなったが、正直どうなのか心配ではある。まぁ、試せばわかる!




「よいしょっと」

「……あ、それが上に登るやつですか?」

「一応ね。試さないことにはわかんないけど」


 そう言いながら板を崖に引っかける。調整をしつつ、そのまま登ってみて、様子を見たが、問題はないようだ。

 これで、いつでもこの場所から逃げられる!




「それで、あがらないんですか?」

「せっかくだから森でやりづらい他の作業もするよ。まだ発酵中だし」

「?」


 そういえば、だいぶ時間たってるし、大丈夫かな?

 最初に作ったやつを確認してみると、……いい感じに膨らんでいる。これならもういいかな?

 発酵して膨らんだこれを、軽く押して空気を抜いてから、いくつかに切り分け、小さめなら10等分くらいでもいいかも?にして、20分以上かけてもう一度寝かせる。空気を抜くのは、中に空気だまりがあると焼き時間や具合が悪くなるのだ。

 これを作った分全部にやっていく。


「……これパンですよね?」

「……うん」

窯ない・・・ですけど、どうするんですか?」

「あっ!?」

「えっ!?」


 ど、どうしよう。本当なら窯というか焼くとこを用意しようとしてたのに、いざこざですっかり忘れてた!急いで作らないと!でも……


「うーん」

「どうしたんですか見回して?周りに何かあるんですか?」

「いや、できれば穴とかないかなぁって。穴があれば、それを弄って窯に出来そうだから」

「穴を開けられないんですか?」

「いや、そんなの無理でしょ。……無理でしょ?」

「どうなんでしょう?」


『百聞は一見にしかず』というより、『実行あるのみ』だ。

 壁に向けて攻撃してみるが……さっぱりダメだ。これは壁が壊せないということで……


「いまの攻撃なんですか!?背中押してるみたいな感じじゃないですか!」

「ギャン!?」


 か、壁が固いんだ。俺が弱いわけでは、弱いわけでは。


「仕方ないです。この魔法使いの腕の見せ所、しっかり見ていてください」

「で、できるのか!?」

たぶん・・・できます!」

「たぶんの割に自信はすごいね!」

「それでは……」


 そういえば、しっかり魔法使っているところ見るのは、初雪ちゃん以来かなぁ。あの追われてるときは、魔法を見るとかそんな場合じゃなかったからな。

 そう思いしっかり見ていると、アカリちゃんはさっぱり動かない。んー?初雪ちゃんも詠唱してたし、無言はないと思うんだけど。


「あの、だいじょう「……ないです」え?」

「杖がないです!!」

「え?……あれ?本当だ」

「い、いつからないんでしょう!?」

「えっ!?う、うーん?わからないなぁ(棒」


 これ俺がどこかに落として来たんじゃない?

 そう思いマコを見ると、


「(フンフン)」


 ま、まるで『こっちは関係ないですよ』と言っているみたいだ!


「ど、どうしましょう!あれ結構高めで、お金いっぱい使っちゃったのに」

「「「(じーっ)」」」


 おい、全部こっちが悪い風にするんじゃない。

 で、でも、悪いことは悪いし、謝っとくべきか。


「あのさ」

「はい?」

「たぶん、運んでいる途中で落としちゃったんだと思う。本当にごめんね」

「えっ!?あー、うん……」

「?」

「そんなにしっかり謝られたら怒りづらいじゃないですか。助けてもらったのはこっちなのに」

「そ、そう?」

「……うん。いままでに集めた素材でもう一回買いなおします。それまで魔法は使えないけど、このまま一緒にいてくれますか?」

「それくらいなら。町まで……町の近くまで送るよ」

「ありがとうございます!」


 うーん。最初は森の出口までの予定だったんだけどな。

初雪「…………」

作者「はい。回想の一瞬でしたね」

初雪「…………」

作者「……もしかして、おこですか?」

初雪「激おこだよ!読者からの期待も裏切ってるよ!」

作者「大丈夫」

初雪「……?」

作者「そんなに期待されてないと思うから」

初雪「エターナルフォースブリザード!」

作者「ハハハ。そんなスキルはない」

初雪「なに勘違いしてやがる」

作者「ひょ?」

初雪「ここは枠外だよ!」

作者「しまっ、ひぇぇぇぇっ!?」


初雪「悪は滅びた!」



冗談です。

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