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第40話

 私とミンはカフェでコーヒーをごくごくやっていた。まろやかな味でとても飲みやすい。


 私はふとドMの事を思いだしこう話題をふった。その性癖さえなければパーフェクト超人なのにもったいない。


「ミン、どうしてオルストラスはドMなのかしら? なにか訳があるとか噂とか聞いたことないかしら?」


 ミンはテストで難題にぶつかったかのような難しい表情を浮かべこう返した。持っていた海のようにあるいは空のように青いカップをソーサーに返しながら。


「……うーんとですね。噂では……私が担がれた……はめられた可能性もありますが、子供の時分に頭を転んで打って以来そんな感じになったとも聞きますね」


 私はそうなんだ。過去に問題があるのね。冒険者になるつもりだから問題ないけどもし結婚したら妙なプレイ……踏んだり蹴ったりとか求められるのか……未来の花嫁さん御愁傷様。


 私は「治す方法ってないのかしら?」と聞いてみた。それにミンは眉をひそめ頭を抱えて真剣に考えている。私は墨のように黒い液体をクピクピ。


 ミンは「ショックを与えるとかどうでしょうか? 頭を石で強打するとか」と言うので「そんなことしたら兵士たちに捕まるわよ」と返す私。


 悪い奴じゃないから何とかしてあげたいんだけど……。

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