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第100話

 樹冠の先は蒼穹がこちらを見下ろしている。鼓動が早まる。疲れではなくて気分的高揚感とでもいいましょうか。脈が迅速にうたれる。早まる呼吸。枯葉が宙を舞う。モグラが「ぴ」と鳴き引っこんだ。


 あ、踏んだ。いえ、避けました。モリシスは無事に決まっています。たぶん。私の方が先に天寿を全うしそうですしね。ドМ、いざ参らん。もうどれだけ走破しただろう。汗は一滴もかいていないが、ゴールが見えないのはつまらないです、まして、同じところをぐるぐる回っている感。


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