第四章:別れと出会い
ある日幸運が舞い降りた。
たかよし君に冷たくしていたある日の晩、別れをきり出してくれたのだ。
私はチャンスだと思い
さち:分かった。今まではありがとう、ごめんね、私より良いオンナ見つけて下さい。ありがとう。
たかよし:おう。こちらこそごめんな、あんな、俺オマエに黙ってた事あるねん。
さち:何?
たかよし:あんな俺浮気してたんやんかぁ、相手は人妻で、旦那と別れて俺、正式にその人と付き合う事になってん。黙っててごめん。
正直ビックリした。もっと早く言えよ!と
なぜが、これでやっと解放される…と。
私は自分がした過ちは言わず、そのままオメデトウと言い、たかよし君と別れた。
それから私はまた出会い系に。
昔からの男女親友ともご飯食べたり遊んだりする日々が続いた。(親友なので変な行為はありません)
ある日の晩、サイトでタイプの男性を発見した。
名前は聖也君、年令は26歳。接骨院の仕事をしている。
写メで見た限り、歌手:福山まさるをギャル男っぽくした感じだ。
書き込みには
「癒してくれる子募集!」
と書いている。
私は即サイト経由でメールを送った。
私は新しい恋を掴む為に頑張るぞ!と思い
「初めまして!良かったらメール下さい☆返事はいつでもいいです!」
と送信。
次の日の昼間。
聖也:初めまして!返事ありがとう☆今、僕休憩中なんだけど、さちちゃんは?
正直
「僕」
と言う言葉にビックリした。
私の周りでは目上の人には僕や私って使うけど、それ以外で
「僕」
という言葉はあまり聞いた事がなかったからだ。
私は、その日休みで寝起きながらにも返事を返した。
さち:こちらこそ返事ありがとう!聖也君は、今メール大丈夫?さちは、今日休みで今起きたとこ(笑)
聖也:大丈夫だよ☆さちちゃん今日休みなんだっ起こしてしまったみたいでごめんね!
そんな会話が続き、昼メイン、夜少しだけメールする日々が続いた。
そんなある日の昼間。