第2章:達也君との出会い
そんなある日の晩。
出会い系サイトに、良い感じの男性を発見した。
名前は達也君、年令20歳。フリーター。
歌手:ケツポイシのメンバーにいそうな感じの人。
古着で、優しそうな感じだ。
書き込みには
「達也です。いつでも暇してるのでメール下さい☆」
と書かれている。
私は、どうせ遊びだし良いや!と思い、
「初めまして!さちです☆書き込み見ました、良かったらお返事下さい(^O^)」
と、サイト経由でメールを送った。
すぐに、達也君から返事がきた。
達也:返事ありがとう!さちちゃんはセフレに興味ある?
直球だった。
さち:こちらこそ返事ありがとう☆んーないかなぁ…達也君は彼女いるの?
達也:彼女は最近別れたよ、マンネリかな。同棲までしたんだけどね。さちちゃんは?
さち:そっかぁ…変な事聞いてごめんね、さちは彼氏いないよ☆
なぜか嘘をついてしまった私。
そこから色々会話をした。
達也:良かったら、メルアド交換しない?
さち:いいよ、達也君教えて。さちから送るから!
そしてメルアドと番号交換後、日曜日に会う約束をし、その日は終わった。
それから何日後、たかよし君に日曜日は両方のバイトだから会えないとメールをし、達也君と約束した日曜日がきた。
たかよし君には、行ってきますと、事前にメール。
達也君の家は遠いので、途中の駅のホームで夕方待ち合わせ。
達也君に電話。
さち:着いたよ、今どこに居る?
と振り返った先に携帯をもった男性。
達也君だった。
そして私達は、そのままホームを出て飲食店へ。
会話が弾んだ頃、達也君が
達也:今からラブホ行けへん?
さち:うん、いいよ。
私は自由になりたい一心で答えた。
ラブホへ行って、帰りに、また会う約束をして私達はバイバイした。
もちろんたかよし君には、今バイト終わったと言った。
そこから時が流れ、たかよし君とも何回か会ったが、何もなかったかのように過ごした。今思えば、かなり最低なオンナだ。
そしてまた、達也君とメール。
会う約束をした。