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03話 今の俺にできること

よし。やっとレベルが上がりそうだ。それより


『チョッピー。今度はお前について教えてもらえないか?』


『今のチョッピーのレベルではこの質問にお答えできません。』


確かにまだスキルのレベルが上がっていない。でもどうやってあげるんだ?


『なあ、スキルのレベルってどうやってあげるんだ。』


『わかりました。お答えします。スキルのレベル上げ。これは基本的にとても困難です。まずスキルのレベルを上げるにはそのスキルを何回か使わなくてはなりません。その回数はスキルによって違いますが、スキル 種族変換は多分これ以上スキルのレベルは上がりません。』


なるほど。自身のレベルとスキルのレベルは別物ということだ。


『チョッピーお前のレベルは上がるの?』


『はい。上がる可能性が高いです。しかしまだレベルが上がる回数は使っていません。』


ふむふむ、チョッピーは転生した頃からよく使っているがまだレベルが上がらない。てことは結構使わないといけないと言うことか。自分のレベルも上がらないしスキルのレベルもなかなか上がらない。


はぁうまくいかないことばっかりである。それより俺この世界に来てまだ人間や魔人を見ていない。いや魔物さえ見ていない。今のところ見たのは虫ぐらい。


虫にたかられるってなんか悲しいな、、、


それより早く人間に会いたい。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


今日も暇だから『魔力探査』でも使うか、、、


ん?大きい魔力反応。これは虫とかの比じゃない。これってもしかして魔物なんじゃない?


『チョッピー!!』


『そうですね、いや魔物ではないです。あの反応は人間かもしれません。念の為、耐性スキル 物理防御を発動しますか?』


『あ、うん。てかそんなスキルいつの間に?』


『主が寝ている時です。』


こいつ俺が寝ている間に何やってるんだ?ていうか


『耐性スキルって何?』


『耐性スキルはスキルの中でも常時発動できるものです。耐性スキルは脳にそれほど負荷がかからないものです。』


『なるほど。で、この物理防御はどう言う効果?』


『物理防御は物理攻撃の効果をスキルで相殺し体にダメージがいかないようにするためです。しかし耐性スキルは破られる可能性もあるので注意です。』


『え、怖。てか破られたら意味なくね?』


『そうですね。』


反応がさっぱりしているな。それはともかくこの世界の人間はどうなんだろ。


少し期待してしまうな。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


歩いてきた人間たちはまさに、ザ 冒険者みたいな格好だ。やっぱり何話しているかわからない。なので今


チョッピーに自動翻訳されている。彼らは冒険者のクエストで今薬草拾いのクエストを受けているらしい。


貧弱な装備やこんな低級のクエストを受けているあたり駆け出しかな?まぁ俺には関係ない、、、


おいなんだよ。俺を見るな。え、あ、ちょ、俺を引き抜くなよ。いや俺なんてユリだぞ。チャッピーが言う。


『この世界でユリはとても貴重な植物なのです。』


え、もしかして俺もう結構すごい存在?


『そうですね、、、一生じゃんけんに負けた事がない人ぐらいすごいですね。』


いや、それ結構凄くね?あ、すごいのか。てか、俺もう抜かれた、、、


あ、カゴに積まれる。いや俺これどうなるのかな?


漫画でよく薬草をギルドに渡すところまでは知っているがあの後薬草たちはどうなるのだろうか。


俺の予想だと多分粉々にされたり煮込まれたり、、、逃げ出さなければ!!


いや、逃げることはできないわ。俺動けないし。俺はこのまま薬になるしかないのか。


これで俺の転生人生終了なのか。いや、いやだ!!


『チョッピえもん〜!!なんとかしてくれ。』


『わかりました。ではスキル 歩行を発動します』


『よし、お願い、ん?え、待て今なんて言った?』


『スキル 歩行を発動しますと。』


『え、は?いつそんなスキルをゲットしたんだよ!?』


『人間たちが歩行しているのを解析しました。』


『え、お前ってもしかして、結構優秀?』


『はい。』


自分で認めるんだ。でも今は助かる!!


『スキル 歩行!!』


そして俺の根っこの部分が足みたいになる。そして


『おおー!!走れる走れる!!』


足の感覚が戻った。しかしチョッピーが言う。


『しかし植物の状態でこのスキルは体力を大幅に消費します。持ってあと15秒でしょう。』


え、まずい。冒険者たちも追いかけてくる為そんなに距離が離れない。


くそ、ん?体が光る、、、うお!!俺のレベルが上がった!!


『スキル 種族変換を発動しますか?』


『もちろん!!』


そして俺はチューリップになった。そしてステータスが大幅に上昇している。これなら!!


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇


そして俺はなんとか冒険者たちから逃げることに成功した。


結構危なかったと思う。でも俺も地道にレベルアップしている事が実感できた。


それに初めて人間を見れた事だし。でも今回の出来事で人間には悪い印象しかない。


よし、自由に動けるようになるまでは陰に潜むとしよう。


一回、行ってみたいセリフだったんだよね。『陰に潜む』と言うセリフ。



ステータス


名前 新谷悠斗


魔力量 999999999999

体力 15

知力 9999999999999999999999999999999999999999999999999999999999

腕力 1

幸運 1


スキル 種族変換

    生成AI

    万能視界

    魔力探査


耐性スキル 物理防御


魔法 なし

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