80話 その足で
さてーー
イダテンだな
民を守れ、、、か
あー来る来るわ
相変わらずすげぇ衝動
だがな、、、
里美、翔太、、、琴音
罪悪感に俺の心は塗り潰される
あーこれはこれできついなうん。
果たしてこれでいいのか?
いや、なにもないよりは良いだろ。
イダテン、、、お前の領土は守ってやる
だから今はそれで我慢しろ
うん。衝動が収まる
あれだな、全部拒否するとやばいが、受け入れると楽になる感じか
『そのようだな』
仕様だなこれは、うん
開発者ならちゃんと覚えとけよ
『想定外だ』
あーつまり、予想外の挙動?
『そうだ』
うん、なるほどね
リアスもそれで良いな?
当面の目標はイダテンの恩寵士として過ごす
『、、、良いだろう』
うん、よし。
俺は目を閉じる。
「ーー貴様に我がイダテンの恩寵を与える。」
うおっすげぇ高揚感、、、っと、リアスってこんな感じだったんだな
『そうだ』
それがあんな汚い布切れに
『フンッ』
うん、なんかイダテンは上手く付き合えそうかな?
あとで、ラングレン辺りに聞いてみるか
でも、待てよ?
なあ?これ恩寵増えるたびにこの衝動増すのかな?
『だろうな』
流石にそれは、、、
き、きつくないか?
『ああ』
そして、朝になった。
「お、おはよう、次郎」
「あ、ああ、おはよう、琴音」
「「あ、あの!」」
「「ど、どうぞ、、、」」
うーん、気まずい上に胸が痛い。
、、、いや、逃げるな
「コホンっ」
「その、、、もう大丈夫だから、、、その、、、ありがとう」
「そ、それはその、、、良かったデス」
あーうん。
胸の痛みがやばい
「その、もう、あーいう事は、その、大丈夫だから」
「え?あ、ああ、うん。その、、、だ、ダメだったかな?」
琴音は不安そうな顔になる
ブフゥッ
「い、いや、そういう意味じゃなくてさ」
「そのーなんていうか、、、」
「おぬしらは何しとるんじゃ?」
し、師匠!
いや、違う
ドンガッチン先生!!!
「あ!あードンガッチンさんさっきはどうも」
ドンガッチンさんは意味ありげな視線を送ってくる
あーうんなんかもう色々バレてんだろうな
年の功ってやつだな
「ジロー私と、決闘でもどうだい?」
イーシキハイがそう言ってくる
上等だテメェ、、、記憶毎蹴り飛ばしてやろうか?
「おい」
ラングレンがたしなめる
「さっさと出発するぞ」
俺は手を挙げる
「ちょっ、ちょっと!その前にいいですか?」
「なんだ?ジロー」
皆の視線が俺に集まる
「そ、その、色々と、ご迷惑をおかけしました!」
「もう大丈夫、、、と言えるかは分かりませんが」
「その」
「これからは自分の足で立とうと思います!」
そうして、俺たちは、イダテンの領土へと向かい出発した




