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迷子のおじさん  作者: イオン
5章 山田次郎?
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78話 一歩だけ


目が覚めるーー

朝?いや、早朝か、、、


いつぶりだろうか、眠れたようだ。


そっと隣を見る。琴音だ。


そして、少し視線を落とした瞬間ーー




罪悪感が襲ってくる




琴音は初めてだったのか


俺はそんな事にも気づかなかった



そして、、、


胸が締め付けられる


里美、、、




ふぅーーーーーーーーーーー



ダメだ吐くな


これは、全て俺だけが感じるべきものだ




ふぅーーーーーーーーーーー



うん、飲み込んだ


うん、俺はカスだな、ゴミ野郎だ


うん、そうだ、心に刻もう




そのまま琴音を起こさないように外に出る


イダテンの声はするが少し遠いか?

いや、わからんな



「ようやく歩けるようじゃな」



あれはドンガッチンさんか


これはちょうど良い




「ドンガッチンさん?」


「なんじゃ?」




「思いっきり俺を殴って下さい!」



「、、、嫌じゃ」



「そ、そんな、、、」



「逃げるな」



ぐぅっ



「その、、、もしかして声が?」



「知らんの」


「じゃが」


「逃げるな」



うん、これはうん。おっしゃる通りだな


逃げるな


か、、、



「小僧」


「は、はい!」



「シックから伝言じゃ、、、」



あー俺が、、、その、、、足を



「イダテンの民を頼むと」




俺のイダテンが、強く反応する




だが、これは、、、


衝動というより、、、



もっと穏やかでズシンとくる、、、




正直なところまだ怖い、心の中はぐちゃぐちゃだ


でも、、、



怯えて、震えて、眠らず、食べず、拒否して、



では、ダメなんだ



大丈夫、、、



一歩ずつ、一つずつだ


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