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迷子のおじさん  作者: イオン
11章 山田次郎の選択
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180/186

174話 あ


待てよ?一つだけあるな謎パワー



存在力だ



いや、今の俺なら分かる



存在力はある(・・)、と。




存在力なら魔玉の内側から作用できるかもしれない


でも、


どうやって?




俺が考えている間も、相変わらず、恩寵の声がうるさい


だから、俺には何言ってるのか、わかんねーんだって!



ふぅ、、、落ち着け。



こういう時は、イライラしてはいけない




そういえば恩寵の固有能力はどういう原理だ?


恩寵は存在力を保持してるのはたぶん間違いない


魔玉吸収するしな恩寵士は。



つまり、大量の恩寵をもっている俺の中にも存在力はある筈



これは操作可能か?



待て。



そもそも、恩寵は存在力を変換?して現象を起こしてるのか?


キーソの重力とか、、、



いや待て。そうじゃない。



そもそもどうやってリアスは恩寵に存在力を込めた?

上手くやらなきゃ、骨がバラバラなりぼろぼろになるよな?


うん。たぶんリアスは存在力の操作方法を知っている筈、、、



教えてもらっとけばよかった




俺はおもむろに、歩き出し、近くにはえている雑草に、左手の小指を動かしてユビキリを放つ


キンッ!


パサッ


うん、切れる。



手足を動かす感覚で俺は恩寵の力を使える。



このユビキリの力を俺は


ユビキリを通して(・・・)、使っているのか?


それとも、


俺が、ユビキリを使って(・・・)、使っているのか?



ふむ?



俺は、ゴソゴソと新しい魔玉を取り出す



そして、爪でガリっと傷をつける



うん。存在力漏れてきた。



止まれ。



、、、止まらない。



違うか。



戻れ。



、、、戻らない。




そこで、俺の内側の存在力を意識する。



行け。入れ。



みるみる魔玉の傷が消え、存在力の漏れもなくなる








できたわ。


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