↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
迷子のおじさん  作者: イオン
11章 山田次郎の選択
PR
170/186

164話 リアスが見ていた世界


意識が、戻る


なんだ?頭の中に聞きなれないたくさんの言葉が?

まるで雑踏のど真ん中にいるようだ



それに、、、


なんだ?めちゃくちゃ空気が、、、濃い?



それに、どこだここは?



辺りを見るが森の中でよくわからない



どうやらかなり吹っ飛ばされたみたいだ



起き上がって身体を確認する、頭の中では相変わらず大量にわからない言葉で、なにか喋っている



あれ?左手の薬指が、、、動かない。

痺れたのか?


触ると、、、なんだコレ?柔らかい


まるで骨が、、、




リアス!

おい!リアス!



、、、リアスの気配を全く感じない



まさか?死んだのか???



瞬間ーー


「グガアアアアアアア!」



魔物!



俺は咄嗟に左手の小指を動かす!



キンッ!



ポトリッ



魔物の首が切断されて落ちる


なんなんだ、、、?


「ガアアア」

「グオオオオオ」

「ゴアアアア」


そこら中から魔物の声がする


どういう事だ?


大量の魔物?


それにこの濃い空気は、、、?



俺は襲ってくる魔物を蹴散らしながら、空へと飛ぶ


そしてーー



見つけた


な、、、んだ?

す、凄えなんてもんじゃないぞ、

まるで、、、海?いや、星?太陽、、、?

とにかくスケールがデカい

そんな漠然としたイメージがその存在から感じられる



そこにはあの大岩の広場で胸に穴が空いたシルオールが上半身を反らせ



その穴からは目に見える(・・・・・)ほどのなにかが溢れていた。



そして、そのなにかから魔物がボトリボトリと落ちてくる



シルオールはこんなにもデカかったのか



リアスはこれをわかってて挑んでいたのか、、、




うん。あれはどう見てもやばい


相変わらず頭の中はうるさいし


リアスの気配は感じない


あのシルオールから溢れ出してる空気、、、いや、あれがリアスの言ってた存在力か


存在力からは魔物が結構な頻度でボトリボトリと落ちてきてるし、、、



どうする?



俺は考えを巡らせる。


あのシルオールはどうすれば止められるんだ?


とにかくアレが1番やばい気がする


そう思い近づこうとするがーー



ヒュッ


という音と左脚の太ももに激痛



見ると幾分細くなったがあのシルオールの触手が


慌ててユビキリで切る


キンッ!


触手はスパッと切れて空から落ちていく



俺は慌てて、一旦シルオールから距離を大きく取って



触手を引き抜く



あっしまったこういう場合は抜いちゃ駄目だった気が、、、


ブシュッ!


と一瞬音がするが、みるみる傷が塞がっていく



うわーやべえわ俺



人外継続してる、、、



いや、今はそれどころじゃないか



ブンブンと頭を振り、気を取り直して

改めて遠くからシルオールを観察する



よーく見るとヒュンヒュンとあの触手がボトリボトリと落ちてくる魔物を殺して居るのが見える



自分で召喚して、自分で殺してるのか?



いや、、、


シルオールの本体をよく見る仰向けの上半身の顔は、、、


口を開け、目は白目をむき、両目からは涙が流れている


うん。正気とは思えない


それに、あの胸の穴、、、



落ち着け、思い出せ



リアスが許せ、我は死ぬと言って、、、

全身に激痛が走って、、、


その後、たぶん俺は意識を失ったんだろう


シックにボコられた時みたいに


そして、今に至ると



やはりあの穴はリアスが空けたのだろう


一矢報いたんだな、リアスは


そして、、、恐らくだが、、、



死んだ


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。