151話 友達
その後シィルは何事も無かったかのように、
「そろそろ帰るねーばいばーい」
と言って去っていった
ふぅーーーーーーーーーーー
びびった
あのシィルが世界最強?未だに信じられん
「ほ、本当にシィルちゃんってそんな危険な魔物なの?」
琴音も同じ気持ちのようだ
「そ、そうらしいけど」
リアス?大丈夫か?
『あ、ああ、、、そうだな』
あいつは、、、シィルはその、、、シルオールなのか?
『そう、、、なのだろう』
『誰も知らぬ我と奴との記憶に齟齬はない』
じゃあ、、、やっぱり
で、でも、リアスは我を忘れて飛びかかるかと思ったよ
『、、、我もだ』
ん?
『シルオールを目の前にすれば、我は自分を忘れて貴様の、、、いや、ジローの身体を操作して飛びかかると、、、我自身そう思っていたのだ』
『なのに、、、』
『何故だ?』
リアス?
リアスはもう、その、シルオールへの復讐は、、、?
『それはある』
『殺意もな』
『だが、、、あの、、、燃えたぎるような激情が』
『湧かなかった』
、、、3000年か、その間に風化、、、いや、違うな、、、
『、、、ああ』
それで、、、?どうするんだ?
もう、キーソは回収したぞ?
恩寵の回収は辞めるのか?
『、、、いや、やる』
回収してシィルを、、、シルオールを殺すのか?
『そうだ』
『もはや、我はそれしか』
『我にはそれしか残されていない』
『我が何のためにこんな姿になってまで生きのび、そして、3000年待ったのか、、、だから』
リアスお前それって、、、
いや、、、
本当にそれで良いんだな?
『ああ』
わかった。
約束は約束だ。付き合うよ
『ジローも死ぬかもしれんぞ?』
そうだなー
『その、、、我が言うのもおかしいが』
『良いのか?』
『チキュウに家族も、、、』
ああ、居るな
それに琴音との事だって
『ああ』
でも、なんていうのかな
ここで、リアスから離れるのは違うと思うんだよなー
俺は
怖いか怖く無いかなら怖いよ?
正直シルオールの強さを体感してないし現実感もない
でもさ、、、
うん、リアスはさ
俺の
友達だから




