116話 恩寵士山田次郎2
その通りだ。
人の命が、かかってるんだ。
あのユビキリの街での魔物だって
一歩間違えば琴音は、、、
俺は意を決して答える
「や、やります」
そんな俺の顔をじーっと見ながら
「ちっ」
「気合い入れろよ」
やれやれといった雰囲気だ。
「続けるぞ?」
「は、はい!」
「でだ、他の街やら街道ならその方角に旗を立てる」
な、なるほど。
あの8角形の形はそういう事か
「あとは、そっちに向かって全力で走れ」
「物見台は2km間隔ぐらいにはあっからよ」
「次の物見台でまた方角を調整しながら走る」
「んで、見つけたらしばく」
な、なるほど
「魔物を討伐したら、物見台の旗師に知らせろ」
「それで討伐完了だ」
「質問は?」
そ、そうだな、、、
「その、、、常駐する街だったり、その街から移動する場合は都度物見台の旗師に声をかけたらいいんですか?」
「ああその通りだ。なんだ、飲み込み早えじゃねーか!」
ほ、褒められた、良かった、、、
「り、領土から離れる場合は?」
「応援をたのまねぇとな」
「つーかテメェ今はどこの所属なんだよ?」
「教会か国家連合か?キョーセイ王国ってこたぁねぇだろうけどよ」
あー所属の勢力か、、、
「む、無所属です」
「無所属だぁ!?」
ヒョエッ
「なら、移動は無理だな、、、それか、隣の領土に土下座して頼むかだ」
あーなるほど。
所属違っても魔物は別だと
「まぁ、当面は領外へは移動はすんなよ?それぐらいはわかってんだろ?」
うっ、そりゃまあはい
「イダテンの領土内の街は一通り見て回ろうかと、、、」
「んだとぉ???」
こわいよーーー琴音ぇ、、、
「気に入った!そうでなくっちゃな!」
「いよぉーし!」
「俺が案内してやる」
来ないでぇ、、、




