幸せな記憶
――お、ルナが地上に出るようだ
〈千里眼〉って結界の外も見ることができるのか?
まあ、物は試しだやってみるか
お、おお!見える、見えるぞ!
もしかして〈瞬間移動〉も――
〈瞬間移動〉――
――失敗しました
やっぱりね、そうだと思ったよ
例外なくだしなぁ
・・・見れるだけまだましか
ルナが歩いている方向を見てみよう
「街だ!」
結構デカい
少なくとも俺のいた町よりかは大きい
人口とかどん位だろう〈真理の目〉でわかるかな
〈真理の目〉に〈千里眼〉を 補助使用 します—―
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メイコフ統一帝国
首都メルケフ
人口:約390万人
内訳
・人族:375万
・獣人族:11万
・エルフ:1万
・ドワーフ:5400
・悪魔族:24
・天使族:13
・竜族:2
面積:約7万5356㎞²
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思ってた100倍以上大きいし人数も多いな
いったい、ルナは何をしに行くんだろう
何をしようが、まあ、俺には関係のないことだ
おとなしく見守っていくとしよう――
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「待ってね、みんな、、、必ず私が助けに行くから、、、
この力で、あいつらを、、、今までされてきたことへの復讐を」
称号{復讐に燃える者}を獲得しました――
ここがあいつらの本拠地・・・ここにみんなが、、、
〈黙示録の宣告〉
*黙示録となる場所の中心地を決定してください・・・完了
*対象を選択してください・・・完了
中心地:メイコフ統一帝国首都メルケフ皇城
対象:獣人族以外のすべての生物
* ≪ 黙 示 録 を 宣 告 し ま す ≫ —―
空が赤黒く染まり
鳥が鳴き叫び
海は深い悲しみを、山は血の怒りを
大地は哀れみ
天は見放すことしかできず
地獄は笑う
消えることのない復讐の炎を知れ
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「なんだ?空が赤黒くなっていくぞ?」
ウ゛ゴヴァ゛ァ゛ァ゛ァ゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛
「なんだ!、、、っっっ!?!?」
「モンスターが瘴気をまとって大量にっ!」
カンッ!カンッ!カンッ!カンッ!
「何事だ!、、、!?、、、なにが、、、どうなってるんだ」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
「なんて数のモンスターだっ!」
「いや、、、大丈夫だろう、ここには〈聖なる結界〉がある、、、ん、だ?」
「結界が消えていくぞ⁉」
「は—―
「死んじまう、、、ここにいたら死んじまうぅ!!」
うあぁぁぁぁ!
「避難誘導しながら中層壁に行くぞ!少なくとも下層壁で防衛するよりかはましだ!」
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幸せだった、、、何もかもが鮮明に思い出せる
――「お母しゃま!できた!あげる!」
「あら!上手にできたわね、ありがとう!」
「うん!」――
争いなんて知らない
純粋な
――「お母さまぁ、失敗してしまいましたぁ」
「大丈夫よ、ルナが作ってくれたものなら、なんでも嬉しいわ」
「ほんと?」
「ほんとよ、作ったもの見せてみて」
「うん」
「上手じゃない!ぜんぜん失敗だなんて思わないわよ!」
「!、、、うん!」――
でも幸せな時はしばらくして
壊れた
人族が戦争を仕掛けてきたのだ
――「お父さま、、、?」
「ごめんね、父さんちょっと遠くに行かなきゃなんだ」
「・・・えっ?」
「ごめんね、すぐ戻るから」
「やだぁ!」
「こらこらルナ、わがままでお父さまを困らせないの」
「やだぁやだぁ!!」
「じゃあ約束しよう」
「約束?」
「すぐに戻ってくるから、その時はたくさん遊んであげる」
「!、、お父さまと?」
「そう、私と」
「うぅぅ~~わかった、早く帰ったらいっぱい遊んでね!」
「わかった、すぐに帰ってこよう」
「うん!」――
結局お父様は帰ってこなかった
戦死だった
しかも、寝ているときに胸元をぐさりと
――「ね~え、お父さままだ~?」
「っ!、、、そ、そうね~もうちょっとしたら帰ってくるかも」
「ほんと~?」
「ほ、本当よ」
「うぅ~~じゃあ待つ~」――
なぜかは知らないが嫌な予感がした
お父様の死を知ったのは
人族が首都にまで迫った時だった
――「ルナ、あなたに伝えないといけないことがあるの」
「な~に~」
「お父様はね―――もういないの」
えっ?――
頭が情報を拒否している
「ついてきて」――
――「お、父さ、ま?、、、」
嘘だ
嘘だ嘘だ
噓だ噓だ噓だ噓だ
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ噓だ噓だ噓だ噓だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ
嫌だ
嫌だ嫌だ
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ
『お父さまは死んだ』
「あっ、、、あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」――
――
幸せな過去を取り戻すため
父の死が無駄にならないようにするため
とらえられた仲間を助けるため
身を焦がすほどの怒り、憎しみを晴らすため
復讐のため
「人族はすべて殺す、たとえ私が死んだとしても」
だいぶダークな感じになったけど、まあ、いいよね、そうだよね




