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ファーストシーズン ログイン9日目

「先輩、じゃあ、次は競馬部に行って、前田を説得しましょう」とブスみん。

「げっ競馬部?」

「なんですか、先輩、いま嫌な顔しました?」

「してないよ、ブスみんの気のせいだよ」

そうごまかして、私たちは競馬部の部室に向かう。そして


「しずこ!今、同好会がピンチなのよ!同好会に戻ってきてよ」と泣き顔になりながら前田に懇願するブスみん。

「えっ、ブス美ちゃん、私、同好会を辞めたつもりはないわよ」

「じゃあ、なんで競馬部に入りびったっているのよ!」

「これは、修行なんです。」

「どういう事?」

「私たちを導いてくれた友田瑠璃ともるり先輩は私に言いました。

日々、切磋琢磨して激しい戦いの末に勝者だけが上がれる舞台。それがラブライブ!

ラブライブ!を目指すために何をすべきを考えてくださいと!!!(うるさい)」

「あ、ともるり先輩は少しうざくてブスみん苦手です。」

「そして前田は考えました。

日々の努力、ライバルとお互いを高めあって、そしてその中で生まれる友情!

身を削るようなデッドヒートの末、勝ち取った最高のステージ!それこそが!」


「それこそが?」


「ウマ娘なんです!」


・・いや、そこラブライブ!でしょ・・・


・・それ、あえてウマ娘に変えなくていいでしょ・・・


「何それ!前田、やっぱセルラン100位以下のうんこゲーじゃなくて、勝ち馬の旨い話に乗ろうって感じ?!ウマだけに、キャハハハハ」

もしここにお好み焼き屋の娘がいたら、こんな事を言っていただろうなと私は思う


それは私も思う。だから張り切っていこう!


「そうです、酒飲んで適当にくっちゃべっていたり、某し●むらの服着てるだけじゃだめなんです!」

「そうなんだ」

「いつまでも船戸やかりんの天然に頼っていてはダメなんです!」

「でも、ナイス姉ちゃんはバズッたよね?」

「ええ、私もあんな痛い昭和のおっさんギャグがバスるとか思っていませんでした。でもそれウマ娘パワーなんです!」


しかし私は思う。


これが、競馬部ではなく演劇部であったらどうであろう・・・


自分の尊敬する先輩に自分の気持ちが伝わらないのは自分のせいだと思い


表現力を高めるために演劇部で修行します?


少しでも演劇齧ったことがあれば、そんな簡単に表現力なんかつくわけない事わかるだろう


これさあ、むしろ演劇に対する冒とくじゃない?


相変わらず噓ぺっらいアホみたいなシナリオだよね


このシナリオライターってマジ無能で、小学生なみの頭しかないんじゃない?


そう思ったが口にしない。



しかし私はこうも思う


・・・14代が好きと言ってる船戸や前田にいつもコンビニで買える日本酒をもってくるスタッフは何を考えているんだろう・・・


・・・まあ、北秋田は値段の割にはうまいけど・・・・

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