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異世界教育物語(仮  作者: 月神波瑠
第1章 〜幼児期編
6/22

ある日のメイド


リリ中心の執筆ですただ俺視点です

「ばぶー」(おはようございますー母様……)

「あらら、挨拶してるのかしら、おはようー、今日はごめんね、ちょっとお出かけするからあとはリリが来てくれるからねー」

 とニッコリと母様が笑いかけてお乳をくれてます。

(ちょっと照れ臭いです)

 母様はお乳を飲ませて終わると外出用の服に着替えて、身支度を終えと俺をしばらくあやしてくれていた。――コンコンっとドアを叩く音がし、リリが部屋に入ってきて挨拶をしている。


「失礼します、奥様、おはようございます」

「おはよう、リリ、今日はこの子をよろしくね」

「はい、奥様、お坊ちゃんまのことは、こ、このリリにお任せ下さいませ、お食事の方も簡単なものですが台所にご用意しておりますからお召し上がりを」

(お、お兄ちゃんは嬉しいぞ、完璧な挨拶だ、さすがリリ)

「ありがとう、リリ、それほど遅くはならないと思うからそれに代官様のお屋敷だから大丈夫よそれで十分……」


 母様はそれから部屋を出ていき、俺は少し寂しい気がした。リリはというと俺から見ても何か緊張しているようで、ペコっとお辞儀をして満面の笑みで俺に声をかけた。


「お、お坊っちゃま、ふつつかなものですがよろしくおねがいします」

(リリ、俺的には嬉しいけど、ちょっとその挨拶は違うと思うぞ)


 リリはしばらく俺の様子を見てソワソワしながらあたりを見回し、母様の鏡台兼小さい机の椅子に腰掛けながら過ごしていた。

(まあ初めての二人っきりだしな、そりゃ緊張するわな、初デートかっ!)


 しばらくしたら玄関先からドアの閉まる音が聞こえた母様が外出したようだ。


「それでは、お坊っちゃま、ちょっと台所のかたずけしてきますねと言ってもお坊っちゃまにはお分かりになりませんよね、お一人でお淋しくなりますが、すぐ戻ってまいりますからね」

「あうー」

(早く戻ってこいよリリーうさぎさんは、寂しくなると死んじゃうんだぞー)

 リリは振り返り俺を驚いた顔で見つみめて部屋を後にした。

「なんだろうー寂しいのかなぁ、でも何かわかって返事してるような」

「お嬢様、お勉強はどうされました? お洋服が遊び用になってますが? ちゃんと奥様にご報告いたしますよ!」

「そ、そんなぁーリリ酷いよ、黙っててくれてもいいのにね」

 とリリと姉様が会話してるようだが、ちょっと眠くなり俺は目を閉じた。


 スゥー……スゥー


 気がつくとリリが俺のすぐ横の母様の机で勉強している。


 机の端っこにあり良くは見えないが書き取りと算数なのか計算のようなもので、手書きのドリルっぽい質感はパピルスのような感じのものだ、詳しく見えないがこの世界に紙というのが存在していない、一度分散した繊維を絡み合わせ膠着させてシート状に成形したものではないため正確には紙ではないからだ。


(ふ、知識チート便利すぎこれは俺の知識で伊達に教育大学で勉強は頑張ってないんだぞ)


 俺には前世での知識や記憶がある、まだ赤ちゃんだけど幼児期からも《《知識を大ぴらに披露》》するつもりもない、リリや姉様の俺の周りの家族を危険に晒すことになるからだ。

 この国は勿論、平和であっても悪い奴らはいっぱいいるからこれは俺の決めたルールだ。


「おぎゃー」(ふぅ〜お腹すいたー)

 俺がと泣くとりりが急にきずいて急に振り返りこっちにやってきた。

「ごめんなさい、坊っちゃまただいま、奥様のお乳を持ってまいりますね」


 それからリリは急いで部屋を出て行いき哺乳っぽい容器を持ってきて、俺を抱きかかえるとその哺乳瓶っぽいものを俺に飲ませてくれた。


 乳児用品はそれなりあるんだな、ただ地球の哺乳瓶ではなくあくまでも哺乳瓶っぽいもので吸い口が明らかにゴムではないしなんだろう。

 神様から貰った知識でも該当するものがない鑑定魔法があるわけでもないのであくまでも俺の感覚だ。


 今更、説明するのもだけど神様の知識はこの世界のすべての知識ではなく、基本的な知識だけであとは色々とこの世界を楽しんで欲しいというレベルのもので、何もかもがお見通すものではないただ俺には前世の知識があるそういう事だ。

 

 とおもって哺乳瓶に入ったお乳を飲み終えた、なんって器用な0歳なんだろう。


「ば、ぶぅー」(お腹いっぱいだー)

 リリが俺の背中を叩きながらゆっくりと揺らしてくれたりしてくれている。

(リリ、お、お兄ちゃん嬉しいぞ、しっかり母親できてるんじゃないかー)


 俺が妹設定を確定した瞬間だった、リリを何か様子がおかしかった。

 急に俺をベッドに寝かせると何か胸元に手を入れ……。

 …………

(リリ、気持ちは嬉しいがお腹いっぱいだし、それにお乳は出ないぞ、気持ちは……嬉しいけど……血は繋がっていないとはいえ……さすがに精神年齢はアレだが肉体年齢は)

 

 と思っているとペンダントのようなもの? をしばらく眺めて慌てていた。


「え、急に……それにこれって」

 しばらく、リリは考えたあと黙って部屋を出てき、廊下を小走りで自室に戻ったようだ。


(ううーちょっと寂しい、いったいどうしたんだろうリリかなり様子がへんだった)

 と俺が色々と考えているとリリが戻ってきたて、慌てた感じもそのままで困った感じの表情になっていた。

「お坊っちゃま、ごめんなさい、急に」

「はぃー」(大丈夫かリリ)

「今、考えてもしかたない、奥様にご相談を」

 するとりりは勉強の続きをしだし、俺はリリの慌てぶりは気にはなったが――お腹いっぱいで眠気がピークにきてそのまま……。


 スゥー……スゥー


 突然、俺は生理現象で目が覚めた、それをリリに伝えるために泣いてみた。


「お、おぎゃー」

 と俺は泣くとリリが近寄って優しくオシメを変えてくれた。

(ありがとう、リリ……だんだん手ぎわもよくなってきたぞー)

「ふーん、オシメってそうやって変えるのね、始めて見たー」

 と姉様の声が突然聞こえてきた、寝てる間に部屋にきていたのか。


「お嬢様には、オシメを変えるのは早いですけど見るのは良い経験になるかと思います」

「早く、お母様のような、お嫁さんになりたいなぁーお父様は嫌だけど……」

(――ノーコメントで……会ってないし神様の知識は詳しくはわかんないし)

「そんなことはありませんよ――お嬢様、旦那様はお優しい方でいざとなれば頼りになる方です…………普段はアレですけど」

(リリ、フォローになってませんよ、デスってますよ)

「だって、毎日5刻(12時)前に素振り200回なんて嫌なんだもん!」

「あうー」(オシメありがとうーリリ)

「お嬢様、旦那様は奥様には素振りはさせてませんよね?小さい頃から少しずつ何かをするのがいい事なんだと思いますよ、きっと旦那様もお小さい頃にそうされたんだと思います」

「わ、わたしは女の子なんだもん」

「5歳で女の子でしたね、お嬢様申し訳ございません、わたしが間違っておりましたそう言うつもりでお話したのではなかったのですが……」

「ただ一つだけ、旦那様はお嬢様のためと思ってだと言うことだけはわかってあげて欲しいです」

(リリ、言わんと言うことは俺にはわかるが姉様は確かに5歳で難しいな……でもリリ姉様には年上の姉がいないからリリが成ってやってくれ、メイドだけど――心の姉だ!)

「わかんないけどわかったー」

「じゃあ、オシメも変え終わりましたしお勉強続けましょう、お嬢様」

「(*1)クリーン」

 とリリが突然に清掃魔法を詠唱した。

(えっと……さすがにそれを目の前でやられてると凹みます)


 俺はちょっとショックから立ち直れず、そのまま目を閉じたら……


 スゥー……スゥー


「はぃー」(おはよう、姉様、リリ)

 突然目が覚めたて挨拶をして周り確認したら姉様は居なかった部屋に戻ったらしい、リリはと言うとお勉強中で俺の声にも反応せずに何か難しい表情をしていたとき、玄関のドアが開き母様の声が聞こえた。

「ただいまー」

 その声が聞こえたのかリリが慌てて部屋のドアを開け玄関先に向かった。


「お、お帰りなさいませ、奥様」

「ただいま、リリ、アルフの面倒見ながらお勉強してた?」

「申し訳ないございません、つい問題にハマってしまって気がつくのが遅くなりました」

「気にしなくて良いわよ、帰る時間が予定よ早かっただけだから」

「アルフは大丈夫だった?」

「はい、大丈夫でした色々と孤児院の職業訓練やメイドギルドの特訓で赤ちゃんのお世話は習いましたが、お坊ちゃまはそれ程手の掛かる赤ちゃんではありませんでした」

「そ、そうなのよね、アリスとは少し違う感じがしてたんだけど……」

「まあ、良いわリリお世話ありがとうね」

「じゃあ、食事の支度は私がやるからもう少し勉強しながらアルフの面倒見ててね」

「あと3日は寝室で過ごさせると思うから――あとクリーン掛けてくれるかな」

「はい、わかりました奥様、では……」

「(呪文*1)、クリーン」

「ありがとう、じゃあ、よろしくね」


 ドアの奥から母様とリリの声が聞こえてきたあとに、リリがドアをノックして部屋に入ってきた。

「あぅー」(おかえりリリー)

 

俺が挨拶するとリリは俺に、にっこりと笑顔をみせて、勉強を続けながら、ときどき俺ベッドから抱き抱えてくれあやしてくれた。


 今日はリリに色々してもらい、いっぱい話せた感がして俺は嬉しくなった今日は一日良い日だったよリリ、そう思ってわからないかもだけど――俺はリリに向かってニコッと笑った。


(突然時間飛びますが)


ーーつづく……。

読んで頂きありがとうございました。


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