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「お、おはよ〜…。」

私は気まずい感じで教室に入った。

1ヶ月ぶりの学校であり、みんなに心配されてしまったため見せる顔が無いくらいなのだが、治ったのなら顔を見せるべきなので一応来たのだが…

泣いてる人もいれば笑顔の人もいた。


私が居ないという影響力がどれほどなのか痛感した。

「涼風さん、もう体は大丈夫なの?」

「うん。鷹咲君のおかげでね…。」

「鷹咲?やっぱり付き合ったの?」

「そう。でも、告白してもらった後すぐに私が倒れちゃって…。」

「そうだったんだ…。」

クラスの人は心配していた。私のことも、鷹咲君のことも。


ガララッ

「おはよ〜。」

そんなこんなで鷹咲君が登校してきた。

クラスのみんなは私との関係について色々と聞いていたけど、うまいことまとめてくれたため、特に深掘りされることも無かった。

こうして見ると、鷹咲君って頭良いんだよな〜って。

だって私だったら絶対にこんなうまくまとめられないもん。

きっと並々ならぬ努力とかがあるんだろうな。


まあそれから先はいつも通りだった。歌乃ちゃんのところで、3人で和気藹々と話をしながらご飯を食べて、放課後になって2人で帰って…そんな日々を送っていた。


「今週の土曜日、俺の家で勉強会をしようと思うんだが、よかったら来てくれないか?」

突然と言えば突然だった。

テストが来週の水曜日から3日間ある関係上、対策として勉強会を開くということで。

「ほんと?折角誘ってくれたから行こうかな。」

「いいのか?ありがとう。」

「いいよ。私も成績が良いわけじゃ無いからね。1ヶ月休んじゃってたし。」

「そうだな。じゃあ詳しいことはあとで伝えるから。また明日。」

「うん、分かった。また明日。」


待って待って待って待って!?恋人の家で勉強会!?

テストのこととかを考えてて深く思わなかったけど!こんなの勉強どころの騒ぎじゃ無いんじゃ!?

どうしようどうしようどうしようどうしよう…。

鷹咲君はきっとそんなこと考えずに言ってくれたんだろうけど、うーん。

断ったら悲しませるだろうし…。

何か良い案は……。

うん。考えても仕方ない!

了承したんだから行くしかないんだ!私ならきっとテスト勉強が捗るはず!


ピロンッ

「ん?」

スマホの通知が来たので私は画面を開き、アプリを起動させた。

すると、

【言い忘れてたけど、勉強

会は篠原も居るぞ。】


…。

心配は杞憂に終わった。


           【バカ】

それだけ送っておいた。


ずっと2人でやるものだと構えていたのだが、やはり鷹咲君の反応的にも歌乃ちゃんを呼んでやる予定だったのだろう。


「勘違いさせた罰として何かしたいな…。」

勝手に勘違いした私が悪いとは分かっているが、そういう風にも捉えられる言い方をした鷹咲君も悪いということで。

私はメイド衣装を着て鷹咲君の部屋に凸ることに決めた。

もちろん、勉強会の日とは別日である。

歌乃ちゃんに見られたら多分恥ずかしくて○ぬ。

え?鷹咲君に見られるのは良いのかって?

愚問だよ愚問。

恋人なんだからセーフだよ!!!


私は早速準備を始めていくのだった。

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