礼節よさらば③
章の最後に脚注があります。
ラバが食堂の裏口に到着すると、ローストされた玉ねぎとトマトの芳ばしい香りが辺りに漂ってきた。
純白に塗装されたプレハブの食堂は、キャンプ内でも数少ない、ただの「雨風をしのげる場所」以上の存在だ。ここは生命線――単なる食事をとる場を越えて、人々がわずかな温もりを共有できる場所だった。
ナオトがラバから飛び降りると、換気口から吐き出された湯気が冷たい冬の空気に混じり、彼の吐息も白い靄となって漂った。室内からは調理器具の音や囁くような話し声が漏れている。厨房の家電の低い駆動音に混じって、昼食時の混雑を予感させる音が響いていた。
この場所は、キャンプを構成する各「区画」ごとに設けられた食堂のうちの一つに過ぎない。
その時、ギイッと裏口の扉が開いた。
暖かい空気が勢いよく流れ出し、煮込まれた野菜と微かな甘みのある匂いが鼻をつく。同時に、ひとりの少女が顔を覗かせた。丸みを帯びたその顔は肩まで伸びた髪で縁取られ、屈託のない笑みを浮かべている。
「ナオトくん!」
明るく透き通った声で彼を呼んだのは、藤原玲子――同じユニットに住む藤原のおっさんの一人娘。18歳を目前にした、元気な少女だ。
継ぎはぎだらけのセーターの上にはエプロンを着け、その裾は赤いペースト状の何かで汚れている。エプロンのポケットには、サイズも種類もバラバラな調理器具が詰め込まれていた。
「ナオトくん、最高のタイミング! ちょうどお米が底ついちゃうとこだったんだよ~」
レイコは楽しそうに白い息を吐きながら、小走りでラバの荷台へ寄ってきた。彼女が幌に手を伸ばすのを見て、ナオトは軽く笑みを浮かべながら荷台の留め金を外していく。
「米しかねぇのか?」
ナオトはからかうように、荷台のカバーを引きめくり、中の木箱を示した。
「運が良かったな。衛生キットに予備部品、それに――」
小さな箱を指で軽く叩く。
「肉の配給分。俺らのはいつも通り、『2A』。さて、中身は何でしょう?」
レイコはわざとらしく目を丸くして驚いたふりをした。
「うわぁ、またサバぁ?今日もってこと……? どうか、レイコの予想が外れてますように……」
ナオトは肩をすくめ、助け舟を出す気はなかった。
レイコは大げさな溜め息をつきながら、エプロンのポケットから小さな円筒状の金属製ロック解除キーを取り出した。ハンコほどのサイズしかないそれを、箱の留め金に軽く当てる。カチリと音がしてロックが外れた。身を乗り出して箱の中を覗き込み――すぐにがっくりと肩を落とした。
「うわ……その顔、またサバ?」ナオトの声には微かな笑いが混じる。
レイコは悲しそうに頷いた。
「なんでたまにはちゃんとしたお肉が来ないのかなぁ。こうなったら合成ポークでもいいのに……」
裏口のドアが再び開いた。今度はゆっくりと、落ち着いた動きでリアが出てきた。袖をまくったセーターの上からエプロンを着けている。腰には擦り切れた紐で結ばれた、小さな木片が二枚ぶら下がっており、歩くたびに彼女の腰のあたりで軽く音を立てていた。
リアは慣れた目で状況をざっと見渡すと、レイコの大げさな様子に気づき、眉をひとつ持ち上げた。耳がピクリと動く。
「レイコ、早くサバ入れて。あんたが外でイチャついてる間にソースが焦げたら、責任取らないからね。」
その声には、以前より少しだけ冷めた響きがあった。穏やかだが、どこか厳しい。
彼はしばらく、彼女をじっと見ていた。
家族を失って以来、リアの言葉には鋭さが増した。
けれど、そこにあるのは単なる苛立ちとは違う。彼女の物腰にはまだ気品があった。壊れてしまったのではなく、研ぎ澄まされたかのように。炎は消えていない。ただ静かに、より深く燃えているだけだ。
「えっ、知ってたの!?」
レイコは驚いて箱を床に下ろした。
リアの耳が小さく動く。
「どっちを? レイコがイチャついてるってこと? それとも、またサバだってこと?」
「サバだよ~!」
「パターンってやつね。」
リアは軽く肩をすくめると、脇に寄ってドアを押さえた。
「いいから早く運んで。」
彼女はナオトに顔を向けた。
「ナオもありがとう。ところで、『湧水』は?」
ナオトは眉を上げて、手元のクリップボードを確認した。その中に『M01――緊急飲料水』と書かれた箱を見つけ、彼は思わず息を漏らした。
「これ、禁制品だって知ってんだろ?」
リアはためらいなく視線を返す。
「明日の焼き魚の下準備用。」
ナオトは小さく鼻で笑った。
「なるほどな。3Bのヒュウマさんが“間違って”酒を作って、三日間独房入りした件みたいに?」
リアは鬱陶しそうに手を振った。
「で、持ってきたの? 持ってこなかったの?」
ナオトはため息をついてクリップボードを脇に置くと、ポケットからコードシリンダー¹を取り出した。ロック部分に軽く当てると、小さな音が響き、留め金が外れた。中身を手早く確認してから、慎重に小さな瓶を一本取り出し、リアに手渡した。
「ほら、湧水²だ。福田さんの気遣いに感謝しろよ」
ナオトは小声で呟く。
「隠しとけ。見つかったら君とレイコの責任だぞ」
リアは軽く笑って、瓶をさっとポケットにしまった。
「大丈夫、ちゃんと隠しとく。ありがとね、ナオト」
彼女は荷台に積まれた物資の方を振り返り、手を軽く動かした。
「それより、ちょっと手伝ってくれない?」
「ああ、少しなら時間あるし」
ナオトは頷き、すでにラバの荷台から木箱を持ち上げていた。
プレハブの食堂に一歩足を踏み入れると、暖かさが全身を包み込んだ。
2A区画担当の「料理人」――年配のエルフの男――は、すでにカウンターの奥に立っていた。袖を肘までまくり、彼の周囲には濃密な湯気が立ち上っている。
入口の音に気づいて振り返った男の鋭い目がリアを捉えた途端、間髪入れずに彼女に向かって星間共通語を早口でまくしたてた。両手を広げ、明らかに何かを要求している。
《HAKHIN SAREN?》
ナオトには、その言葉が意味不明な音の塊にしか聞こえなかった。
理解できたのは、込められた焦燥感だけだった。
おそらく配給に関することだろう。エルフ料理人の顔は、その真剣さがどこか滑稽に見えるほどだった。まるで一流レストランのフランス人シェフが、素人の厨房スタッフを指揮しているようだ――ナオトには到底理解できない異国の言葉で、ぶつぶつと不満げに呟くところまで含めて。
リアはエルフ料理人に軽くうなずき、慣れた口調で流暢に返事をした。
《EYA. ZARAK KETESH MOR’AN; TARAN SUVEK KAL.》
《SHA’FEL… SHALEN KADORIM–HAZAK, DELEM UN’SHAR.》
リアが振り返り、ナオトに早く来るよう手招きする。その合図に従ってナオトは一歩前に出ると、持ってきた配給品をカウンターに置いた。料理人は鋭い目つきで即座に中身を確認し始める――レイコに指示を与えるのも忘れない。
《DAVARIM KETESH IMI, REIKO.》
《EY, EY!》
レイコは元気よく返事すると、軽やかに料理人の隣へと駆け寄り、箱に手を入れる。
ナオトは眉を上げて軽く肩をすくめ、視線をそらした。また、あの耳に馴染まない歌のような抑揚だ。繰り返される、自分とは無縁の言葉。
エルフ料理人がさらに指示を飛ばす。レイコはくすくすと笑いながら応じる。リアも続き、慣れた調子で会話に加わった。
彼女たちにとって、それは当然の言葉だ。当然のように、そのリズムに合わせて動いている。まるで、身体の中に刻み込まれているかのように。
ナオトはその内容を尋ねようとはしなかった。
いつも、そうだった。
彼はただ黙って動き続け、ひと足遅れで食堂の中に入った。会話に乗り切れず、どこかリズムを外したままで。
ナオトの視線が食堂の隅のテーブルに移る。
そこでは、いつものようにドワーフのグルンヴァルト爺さんが身をかがめ、分厚い指でサイコロを握りしめていた。向かい側にはヘルメットを脱いだ警備兵が座り、袖をまくり上げ、自信満々の薄笑いを浮かべている。
《ZAMAR KOBA… GRAYA’AN, EH?》
兵士があの耳障りな鳥のさえずりのような口調で尋ねる。ナオトには全く意味が分からない
《DARAK ET-SHEMA? チップを追加だ、もっと賭けるぞ。》
グルンヴァルト爺さんはふっと笑みを浮かべる。長い年月を生き抜いた老人だが、その表情に衰えはない。もじゃもじゃした眉毛の下で目が鋭く光り、自信に満ちている。
《KETESHIM… LE’MOR’AN NOTHRAK? HAL’SAR NI’TA.》
老人は椅子に寄りかかりながら、サイコロをテーブルにコツコツと叩きつける。
《TENASH’DAL. NO’RESH KAL… YUUSUI, IM’SHAL.》
兵士は顎を掻きながら応じる。
《YUUSUI… AYE。 いま、なし。TENASH, OK。 おれ勝つ、おまえ直す。ライフル、ナイフ、ぜんぶ。》
グルンヴァルトは低く笑い、指の間でサイコロを転がした。
《SHAVARI. TAHAL’KA Y’ZANEK BARAK WYRVON, SILAN.》
警備兵までもが当たり前のように、その言葉を口にする。
ナオトにとって、それは妙に引っかかる光景だった。
彼らはその言葉をまるで呼吸するかのように話し、何の抵抗もなくやり取りする。そこには、彼には到底分からない“何か”がある。
まるで、自分だけが場違いなところにいるような――そんな感覚を覚える。
だが何よりナオトを動揺させるのは、リアがいとも簡単に彼らの世界と彼自身の世界を行き来することだ。両方に当然のように属しているかのように。
「……グルンヴァルト爺さん、またサイコロ?」
背後から声がした。リアだ。
彼女はナオトの隣に並び、視線を老人と警備兵のテーブルへ向けた。ちょうど二人がサイコロを投げているところだった。転がったサイコロの一つが警備兵の金属製のマグカップに当たって跳ねる。老人は結果をすでに知っているかのように、楽しげに笑った。
ナオトは少し頭を傾け、小声で訊いた。
「さっきの……なんて言ってたんだ?」
リアはすぐに答えなかった。ただ視線をゲームに向け、見慣れた光景を眺めるように、しばらく様子を観察していた。
やがて口を開く。
「グルンヴァルトは勝負の賭け金に湧水を欲しがってた。でも警備兵が持ってなくて、代わりに情報で妥協したの。兵士が勝てば、爺さんは彼の装備を修理する約束――ライフルとかナイフとかね。」
「で、グルンヴァルトが勝ったら?」
ナオトは眉をひそめて尋ねた。
リアは口元に小さな笑みを浮かべ、そっと身を寄せながら声を落とした。
「いつも勝つよ。ズルしてるから。」
「マジで?」
彼女はくすくす笑って頷いた。
「ドワーフだもん。当たり前でしょ?酒がなければ、次はサイコロとギャンブルよ。染みついてるの。」
少し身を乗り出して耳打ちする。
「ダイスの重みのかけ方、完璧。みんな知ってる。ガード以外はね。自然に見えるように、ちょっとだけズルするの。見抜けないと、絶対気づけない。そうやって、追加配給や噂話を引き出すの。」
ナオトが振り返ると、ちょうどその時、ガードがぼそりと悪態をついた。グルンヴァルトは満面の笑みを浮かべてダイスを拾い上げている。
「…やるな、あの野郎。」
ナオトが低くつぶやくと、リアは腕を組みながら口角を上げた。
「だから、ガードたちも毎回相手するのよ。」
次の投擲が始まる。
グルンヴァルトはサイコロを芝居がかった手つきで振りながら、低く呟いた。
《KHEZ'DAR... BARAK NIM’TA RAZON HAEPHUS. ESH'MAL TU KHAZ.》
サイコロはテーブルを転がり、カランと音を立てて停止。ワンペア、もう一つワンペア、そしてファイブのペア。
兵士は椅子にもたれかかりながら長いため息をついた。手のひらで顔を覆い、ぼそりと漏らす。
《クソッ……KARA… GRAYA’AN T’LUKESH, EH?もしかして……おまえ、ズル?》
グルンヴァルトは余裕の笑みで返した。
《KOBA’RA……もう一回、見ろ。坊や。わし……セイント・ヘイファス、しるしある。うまれ…とき、うん、ある。》
《FEHN, FEHN…》
兵士はぶつぶつ言いながらジャケットのポケットを探り、くしゃくしゃになった配給チケットを引っ張り出してテーブルに放った。
《KETESH ECHAD… LAKAKH. TENASH ROTAV, EH? AZ… AMAR ECHAD.》
声を落とし、まわりをちらりと見渡す。
《TENASH MIN’HAL’KAI… Y’SOVRIM. Y’ZEKU SHELAD.》
グルンヴァルトの眉がぴくりと動いた。
《Y’SHEREL NU?》
ガードはテーブルを指二本でトンと叩いた。表情に確かな意志が滲む。
《異界人。TIK’MIR。》
ナオトは目を細めて前のめりになった。
《Y’SOVRIM TOKES NUVAR… IM’ZEDEK VE’RATOV. DARASH MILITAR–SHAL’DAMAKH R’KAZEH… Y’ULAF SHEL’CITARI.》
グルンヴァルトも身を乗り出し、笑みを消して静かに答える。
《AZ’KEN—ZAMAR NU.》
ガードは肩をすくめ、うなじをかいた。
《TENASH MIN’SHORIM… GUFIM KHASER. MILCHAMA ZORAK–KARA… B’SAF RIM. FEDARIM ROTAV REGELIM, LO LASHONIM.》
「……何て言ってたの?」
ナオトはまだテーブルの二人を見つめながら尋ねた。
リアはすぐには答えず、険しい表情でグルンヴァルトたちの様子を見つめ続けていた。
「……あんた、ほんとにいい加減インターリンガ覚えたら?」
彼女はナオトの方を見ずにそう言った。
「いつまでも通訳してやれないから。」
「じゃあ俺が死んでからでいいな。時間たっぷりあるし。」
ナオトは肩をすくめた。
「で、話してたのは?」
リアは息をつき、ナオトの方へ向き直った。
「連邦軍への募集……あるいは徴兵の話。」
「徴兵?」
ナオトの眉がぴくりと動く。
「それはないだろ、FAS(連邦武装軍)は志願制のはずだ。そう決まってる。」
「じゃあ志願ってことにしとこうか。」
リアの声は乾いていた。
「志願すれば、市民権をやるって話。建前はそれ。」
「……マジかよ。」
ナオトが呟くと、リアは一度だけ頷いた。
「グルンヴァルト、驚いてなかったでしょ?前から噂は聞いてたのよ。」
ナオトは再びテーブルに目をやった。
グルンヴァルトは何事もなかったかのようにチケットをコートにしまい、ガードはマッチを擦って煙草に火をつけていた。まるで天気の話でもしたかのような気楽さだった。
リアももう一度そちらを見やってから、ぽつりと口を開いた。
「ねえ、ナオ……本当だと思う?」
ナオトは肩をすくめた。
「さあな。たとえ本当でも、FEO-66の件のあとで、好き好んで死にに行く奴がいるとは思えない。あの後、家族からも連絡ないしさ……」
リアは一切、動じなかった。その瞳には、ナオトが見たことのない光が宿っていた——迷いのない確信。焦りでも、衝動でもない。明確な意思だった。
「もし本当なら、あたし、申し込むよ。」
ナオトはまばたきをした。
「……マジで?」
「ここから出られるなら。家族を探すチャンスがあるなら——当然でしょ。」
「それだけかよ?何も疑わずに、はいそうですかって?」
苛立ちの色がにじんだ声でナオトは返した。
リアは少しだけ首を傾けた。
「昔はあんたの方が『やるべきことをやれ』って言ってたじゃん?」
ナオトは視線をそらし、顎をきゅっと引き結んだ。
「……だと思った。」
リアは小さく呟き、肘で彼の腕をつついた。、唇の端をわずかに吊り上げて——
「で、あんた、まだ勤務中でしょ?」
ナオトは鼻から息を抜いた。ため息と笑いの中間のような呼気だった。
「はいはい……今行くよ。」
彼は踵を返し、食堂の温かさと騒がしさを背にして外へ出た。プレハブの扉が閉まる音と共に、冷たい風が正面から頬を叩いた。ジャケットの前を引き締めながら、砂利を踏みしめて歩く。
《ラバ》は相変わらずそこにいた。
擦り傷だらけで、古びていて、気難しい機械の塊。
フロントのセンサーはくすんだオレンジに点滅し、ナオトが荷台に足をかけるたび、左のキャタピラがぎぃと不満を漏らした。
「頼むぞ、おばさん……」
ナオトはパネルを軽く叩いた。
「まだ、終わりまでは長いんだ。」
PXクレートがトレーラーの中でがたんと鳴り、《ラバ》はぎくしゃくと動き出す。
経路モジュールがスラッジ混じりの雪道を読み込みながら唸り、次の食堂へ、さらにその次へと向かった。
以降の配達は、特筆すべきこともなかった。中からのぶっきらぼうな返事、厨房係の無言の頷き。 会話も、交流も、ほとんどない。「ありがとう」がいくつか。
ただただ——運び、降ろし、立ち去る。いつもの流れ。
最後の配送を終えた頃には、昼まであと一時間というところだった。尻が痺れ、腹が鳴った。
それでも、まだ二か所残っていた。
ナオトの「働き分」を終えるには足りなかった。
最初の立ち寄り先は、《倉庫》だった。
《ラバ》を作業棟の前に停めて飛び降りると、白い息が顔の前に広がった。
中からは、聞き慣れた工具の音。年齢を感じさせない鋭さを帯びた低い声——フジワラ老人のしゃがれ声が響き、それに重なるように、落ち着いたモリタの口調が聞こえてくる。
ナオトは肩を回し、腕の冷えを振り払って、プレハブの中へと足を踏み入れた。
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脚注
1) 第3式コードシリンダー
統一戦争末期に開発された磁気式アクセス装置。連邦の軍用施設では従来の鍵に取って代わった。各個体に固有の暗号化コードが記録されており、高いセキュリティ性を誇る。コードは重複せず、事実上解読は不可能。
2) 湧水
N15コミュニティセンター内で収容者が密かに用いる隠語で、「酒」の意味。キャンプ内ではアルコールの所持・醸造・飲酒が厳禁のため、住民は福田などの協力を得てPX経由で密かに入手している。当然、相応の“手数料”が発生する。




