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天柱のエレーナ・レーデン  作者: ぐらんぐらん
第三章 舞台編
67/208

第三章 登場人物

□□□□□


 レンファン・シンウー

人間 女 14歳


勇魔大会の年に合わせてアイリア学園に入学したミアのひとつ下の後輩

『異常個体』と呼ばれる人間離れした肉体と未完成ながらも武術大会で優勝できる戦闘能力を持ち、敵に対し容赦せず殺人ができる

胸の大きさが体格と年齢に不釣り合いで、初めて見た時と年齢を聞いた時にミアとクレアは二度見した


演技と本心を切り離せる天性の役者としての才能を持つ

ミアに恋慕する演技をしていた時期は表で「先輩♡」と言う裏で「なんで私があんなのに媚びを……」と自室で愚痴っていた


叔母であるウェンユェに心酔しており、恋愛的な意味で添い遂げたいと願っていた

盲目的なまでの感情は叔母の言うことをなんでも信じ、本人の意思を見抜くこともできなくなるほど

世間的に自分が叔母を殺したことになった時は取り調べの時もろくに喋らず廃人と化し何度も自殺を試みた


その後はエレーナへの恨みでかろうじて人格を持ち直し、ナギサの厚かましさでほんの少しずつ回復している



□□□□□


 ウェンユェ・シンウー

人間 女 30代


『拳の国』国家元首にして世界的に有名な劇団のトップスター兼経営者

誰もが見惚れる美貌の中に茶目っ気のある一面を持つレンファンの良き保護者でもある


レンファンとシンウー家の関係に悩みながら様々な肩書と仕事で潰れていたところに反連邦組織『リャーヴェ』からの指令を受けキャパオーバーを超えたキャパオーバーに

過労と心労で壊れていたのを自覚した時には手遅れだった


姉への恋愛感情をレンファンにも向け、その感情を隠しながら姪に愛を注いでいた

愛することは得意だったが愛されることに慣れておらず、レンファンからの想いを測り違え「何があっても傍にいるだけでいい」という彼女の幸せの前提を知ることなく、狭まった視野で死別する未来を選んでしまう



□□□□□


 オーソー・ハジン

人間 男 19歳


アイリア学園5年生であり、勇魔大会代表のリーダー的存在

真面目な堅物を絵に描いたような男で、先輩であるリレルや貴族であるセリビンにも臆さない

槍を使う堅実な戦闘スタイルで善戦するも、実戦経験豊富かつ天使であるマァゼの前に敗北した



□□□□□


 リレル・アンチュブ

人間 女 18歳


物腰が軽くギャルな雰囲気を持つアイリア学園6年生

自分が仲良くなったと思った相手には「~っち」とあだ名をつける

面倒見がよく仲間を傷つけられたら黙っていられない

トンファーと格闘術を使う戦闘スタイルはキスノを圧倒する強さを誇るが、オーソー共々マァゼに敗北した



□□□□□


 グダン・ガシュ

人間 男 18歳


常にマフラーを身に着け口元を隠すアイリア学園5年生

雰囲気だけは頼りになるが、方向音痴かつ間が悪い

スーヤと共にマァゼと戦うも致命傷一歩手前の攻撃を受け脱落

事件後はすぐさま病院に運ばれなんとか後遺症なく回復することができた



□□□□□


 セリビン・ベバレスク

人間 男 17歳


『柱の国』の伯爵家嫡男

同じ聖剣氣持ちだろうと平民は自分のために働くべきという思想の持ち主であるが、つい体が動いて働いてしまうタイプの男

侯爵家という目上のセイドを大会を機に負かしてやろうと挑んだが遠距離攻撃に長けた固有魔法【衝撃】に手も足も出ず敗北



□□□□□


 セイド・アンブスジッド

人間 男 20歳


『柱の国』の侯爵家嫡男

貴公子に相応しい容姿と能力を持ち地獄のようなシェリア魔法学園の代表に実力で選抜される

聖剣氣持ち相手でも負けない魔法使いであるが、同じ魔法使いとしての格が違いすぎるスーヤに敗北



□□□□□


 ドレッド・サラー

人間 男 17歳


褐色筋肉ゴリラ

勇魔大会代表選抜の時には、魔法よりも鍛えた筋肉にものを言わせる戦闘スタイルで他の生徒の虚を突き、それが学園長に認められた

固有魔法『隆起』による地形操作で敵を攪乱させるのが得意だが、スーヤの圧倒的な魔力差の前に敗北



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 カンジス・アムスス

人間 男 22歳


『教の国』の名門ながら『柱の国』のシェリア魔法学園に通うスキンヘッドの男

常に天柱教の教典の内容を唱えており、話す時も経典を引用した言葉を選ぶ

セイド、ドレッドとともに滅多にない機会であるルーニャ家令嬢への勝負を挑んだが、3対1を覆すほどの格の違いで敗北した



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 リセ・トロイ

人間 女 14歳


物静かで今にも消えてしまいそうな少女

よく敵に突っ込んでは無自覚にダメージを受けるキスノに気をもんでいる

魔法の才能、保有魔力量が共に高く、本気を出せば町をひとつ呑み込むほどの薬品を散布できる

固有魔法【薬品生成】の多彩さから卒業後の進路は各所から引っ張りだこ



□□□□□


 キスノ・ローズ

人間 女 17歳


固有魔法【感覚操作】で自分に快楽を与え続け、常に半笑いで目がイッちゃってる少女

一切の痛みを遮断して戦うため受ける攻撃はまるで効かないかのように振舞うが、ダメージが肉体の許容量を超えると一気に戦闘不能になる

【感覚操作】は他人にも使うことができるが、勇魔大会ではハイになりすぎてそこまで気が回らなかった



□□□□□


 ソーギス・ケンカン

人間 男 17歳


『戦の国』に代々続く奇襲専門部隊の家柄であり【潜土】の使い手

北〇の拳のヒャッハーのような見た目で性格も荒っぽいが戦い方は堅実であり確実

本来なら足下から不意討ちで敵の急所を貫くため、殺すと決めた相手は高確率で助からない



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 アザル・ジフィン

人間 女 50代


シェリア魔法学園の学園長

魔法使い至上主義思想が強く、たった1000年前に現れたポッと出の聖剣氣が自分たち以上の扱いを受けていることをよしとしない

勇魔大会で改めて魔法使いの威光を世に知らしめようという野心から、死人が出るかと思われるほど危険な選抜試験で代表を選んだ


平和な時代に過剰なほどの実戦的な訓練は多くの反発を呼んだが支持する者も一定存在し、後の大陸情勢も相まって彼女の方針こそが強い魔法使いを育てるのだという見方が世間的にも主流になっていく

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