薔薇の棺と、冷え切った家督
降り続く雨は、帝都の煤けた石畳を容赦なく叩いていた。
馬車の車輪が跳ね上げる泥水が、私の黒い喪服の裾を汚していく。けれど、今の私にはそれを気にする心の余裕など、ひとかけらも残されていなかった。
「ルチアお嬢様。……いえ、これからは『ヴァルディ男爵』とお呼びすべきですね」
隣で重々しく口を開いたのは、我が家に長年仕える老執事のバルトロだった。彼の白髪混じりの髪は湿気で額に張り付き、その深い皺に刻まれた疲労は、この数日間に私たちが失ったものの大きさを物語っていた。
「構わないわ、バルトロ。誰もいない場所では、今まで通りルチアと呼びなさい。……でも、公の場では、私がこの家を背負う『男爵』であることを、周囲に示さなければならないのね」
私は、膝の上で固く握りしめていた手袋に視線を落とした。
一週間前。私の世界は完全に崩壊した。
謹厳実直を絵に描いたようだった父、マルコ・ヴァルディ男爵と、常に慈愛に満ちた笑みを絶やさなかった母。二人が乗った馬車が、領地へと向かう山道で崖下に転落したのだ。
あまりにも突然の、そして不自然な事故だった。
帝国の下級貴族であるヴァルディ家は、広大な領地も、きらびやかな鉱山も持たない。ただ、代々「帝都の物流と備蓄を管理する倉庫街の監査」という、地味ながらも国家の根幹に関わる役職を世襲してきた。
地味であるがゆえに、目立たない。そして、目立たないがゆえに、悪意ある者たちにとっては「都合の良い隠れみの」になり得る場所だった。
「旦那様と奥様は、常に正義を重んじておいででした。……裏でどれほどの圧力を受けようとも、決して帝国の資産を掠め取るような真似には加担されなかった。それだけは、このバルトロ、命に代えても証明いたします」
「ええ、知っているわ」
私は小さく息を吐き、馬車の窓を流れる水滴を見つめた。
父と母は、確かに清廉な人だった。
けれど、彼らの清廉さは「貴族の妥協」の上に成り立つ、静かな抵抗だったのだ。
中央の有力貴族――特に、この管区を統括するセヴェリーニ伯爵家をはじめとする権力者たちは、皇帝の資産や国家の備蓄から、巧妙に私腹を肥やしていた。父はその不正の片棒を担ぐことを、裏で頑なに拒み続けていた。
しかし同時に、公に彼らを告発することもしなかった。いや、できなかったのだ。一貴族が声を上げたところで、巨大な権力の波にかき消され、家族もろとも消されるだけだと知っていたから。
『ルチア、波風を立ててはならない。私たちはただ、自分の手だけを汚さずにいればいい。それが、この世界で、お前を守る唯一の方法なのだ』
それが父の口癖だった。
裏で不正を拒絶し、表向きは従順な羊の仮面を被る。
けれど、そんな両親がなぜ、突然の事故で命を落とさねばならなかったのか。
(……本当に、ただの事故だったの?)
私の胸の奥で、黒い疑念が渦巻いていた。
もし、両親の「裏での拒絶」すらも、あちら側にとっては煩わしいものになっていたのだとしたら。羊の仮面の下にある冷ややかな視線に、彼らが気づいていたのだとしたら。
馬車が止まった。
辿り着いたのは、帝都の端にひっそりと佇む、我がヴァルディ男爵家の邸宅だった。
両親の葬儀は、驚くほど簡素に行われた。参列した貴族は、ほんの数人の下級貴族のみ。セヴェリーニ伯爵家に至っては、形式的な弔電一枚すらよこさなかった。
これが、権力者たちの「答え」なのだ。
用済みの、あるいは従順でない下級貴族など、一族もろとも野垂れ死のうが知ったことではない――そういう冷酷なメッセージが、そこには透けて見えていた。
「ルチア様、書斎へ入られますか?」
バルトロの問いに、私は深く頷いた。
「ええ。今日から、私がこの机に座るわ」
父の遺品である、使い込まれたマホガニーの机。その上には、すでに山のような書類と、数冊の分厚い書類が積み上げられていた。
私は喪服のベールを脱ぎ捨て、椅子に深く腰掛けた。
ここから、私の、ヴァルディ男爵としての戦いが始まるのだ。
────
深夜、蝋燭の炎が小さく揺れる中、私はひたすら台帳の数字を追い続けていた。
頭が痛むほどの数字の羅列。しかし、高等教育を受け、父の手伝いをしてきた私には、その数字が持つ「真意」がはっきりと読み解けた。
「……酷いわ。ここまで露骨だったなんて」
思わず漏れ出た声は、怒りで震えていた。
父が遺した隠し金庫から見つかった、もう一冊の「台帳」。そこには、セヴェリーニ伯爵家から回されてきた、おぞましい要求の数々が記録されていた。
帝都に搬入される穀物のうち、実に一割近くが「腐敗による廃棄」として処理されている。しかし、実際にはその穀物は廃棄などされておらず、裏のルートで売却され、その利益が全てセヴェリーニ伯爵家の秘密口座へと流れ込んでいた。
我がヴァルディ家は、その「廃棄手続き」の書類に目をつむり、サインを求められていたのだ。
父は、そのサインを拒み続けていた。
結果として、書類はヴァルディ家を飛び越え、さらに下位の買収された役人の手で偽造されていたようだが……父の「拒絶」は、伯爵家にとって常に目障りな障壁だったに違いない。
「お嬢様、冷たいお茶をお持ちしました」
バルトロが静かに部屋に入ってきた。私の険しい表情を見て、彼は悲しそうに目を伏せた。
「やはり、お気づきになりましたか」
「ええ、バルトロ。お父様とお母様が、どれほどの恐怖と戦っていたかも、今ならよく分かるわ。……でもね」
私は台帳をピシャリと閉じた。
その音は、静まり返った書斎に鋭く響き渡った。
「私は、お父様のようなやり方はしない」
「……と、おっしゃいますと?」
「お父様は、裏で不正を拒みながらも、表向きは彼らに従順であるかのように振る舞った。波風を立てないために。けれど、その結果はどうかしら? 両親は亡くなり、ヴァルディ家は今、いつでも潰せる哀れな存在として侮られているわ」
私は立ち上がり、窓の外の闇を見つめた。
「彼らは、私たちが『怯えている』と思っているのよ。同じく恐怖を覚えている貴族や不正に違和感を持っている貴族が大勢いるはず。だからこそ、両親が死んだ今、私一人なら簡単に脅し狂わせ、今度こそ完全に不正の片棒を担がせられると踏んでいる。……だから、私は方針を変えるわ」
「……なるほど」
「裏でこっそり拒絶するのではない。これからは、体面上でも、公の場でも、すべての不正を堂々と拒絶するわ」
バルトロの顔が、恐怖で一瞬にして青ざめた。
「お、お嬢様! それはあまりにも危険です! 表立ってセヴェリーニ伯爵家や中央の貴族たちに牙を剥けば、ヴァルディ家など一日で糾弾されてしまいます!」
「分かっているわ。けれど、バルトロ。従順なフリをしていても殺されるのなら、私は誇り高く戦って死にたい。それにね、表立って拒絶するということは、向こうも『公のルール』で私を潰さなければならなくなるということよ。裏でコソコソ処理するよりも、かえって彼らの動きを制限できるかもしれないわ」
私の瞳には、かつてない強い光が宿っていた。
両親を失った悲しみは、今や激しい怒りと、家を守るという冷徹な使命感へと昇華していた。
泥を投げつけられるのなら、その泥を真っ向から撥ね退けてみせる。
たとえ、どれほどの孤独が待っていようとも。
────
その機会は予想よりも遥かに早く訪れた。
両親の喪が明けたばかりの午前。ヴァルディ家の応接室に、招かれざる客が姿を現した。
セヴェリーニ伯爵家の家令、エンリコ。
上等な仕立ての衣服に身を包み、肥満した体を揺らしながら、彼は私を値踏みするような下卑た視線で見ていた。
「いやはや、ルチアお嬢様。この度はご両親の件、誠に愁嘆場にございますな。伯爵閣下も大変心を痛めておいでですぞ」
口先だけの弔意。その証拠に、彼の目は一ミリも笑っていない。
「お悔やみのお言葉、恐れ入りますわ、エンリコ様。それで、本日はどのようなご用件でしょうか。見ての通り、私は家督を継いだばかりで、処理せねばならない書類が山積しておりますの」
私はあえて、歓迎せざる態度を隠さずに冷淡に言い放った。
エンリコは一瞬、不快そうに眉をひそめたが、すぐに下品な笑みを浮かべて、懐から一枚の書類を取り出した。
「さすがはヴァルディ家の新たなる当主、お話が早くて助かります。……実は、かねてよりマルコ前男爵にお願いしていた『例の件』の確認を取りに参りましてな。今月の帝都備蓄穀物、その一部に『大規模なカビ』が発生したとの報告書です。ここに、男爵の承認印をいただきたい」
差し出された書類。
そこには、明らかに事実とは異なる「五万トンの穀物廃棄」の文字が躍っていた。これを認めれば、その五万トンは市場の裏へ流れ、セヴェリーニ伯爵家の莫大な利益となる。そして、その責任の一端は、承認(加担)した我がヴァルディ家が背負うことになるのだ。
これまでは、父が「書類の不備」などを理由に、のらりくらりとサインを拒否し続け、最終的に向こうがシロアリのように別のルートを探す……という不毛な押し問答が続いていた。
だが、私は違う。
私は書類を一瞥すると、それをエンリコの目の前に突き返した。
「お断りいたします」
応接室の空気が、一瞬で凍りついた。
エンリコは、自分が聞き間違いをしたかのように、目を丸くしている。
「……はい? 今、何とおっしゃいましたかな、ルチアお嬢様」
「お断りすると申し上げたのです、エンリコ様。私の手元にある直近の倉庫監査報告書によれば、今月搬入された穀物にカビなどの異常は一切認められていません。すべて極上の一級品です。したがって、この『廃棄報告書』は事実無根。虚偽の書類に、ヴァルディ男爵としての印を押すことは不可能です」
はっきりと、淀みなく、私は言い切った。
エンリコの顔から、先ほどまでの余裕に満ちた笑みが完全に消え去った。肉のたるんだ顔が、怒りで赤黒く染まっていく。
「ルチア様……! あなたは、自分が何を言っているのか分かっているのですか? これはセヴェリーニ伯爵閣下直々の『ご依頼』ですぞ! 先代のマルコ殿ですら、これほど不遜な態度は取られなかった」
「ええ、分かっておりますわ。先代は、伯爵閣下への配慮から、お返事を濁らせていたのでしょう。ですが、私は若く、経験も浅いゆえに、融通というものが利きませんの。我がヴァルディ家は、帝国の法と、真実のみに従います。虚偽の報告書を持ち込まれるのは、我が家の名誉に対する侮辱です。お引き取りください」
「貴様……ッ!」
エンリコは勢いよく立ち上がり、机を激しく叩いた。
「ただの下級貴族の小娘が、調子に乗るなよ! 伯爵閣下を敵に回して、この国で生きていけると思っているのか!? ヴァルディ家など、いつでも握り潰せるのだぞ!」
「どうぞ、お好きなように」
私は立ち上がり、エンリコを冷ややかに見下ろした。背筋をピンと伸ばし、一歩も引かない構えを見せる。
「ですが、もし我が家に不当な圧力がかかった場合、私はこの件をすべて『公式な請願書』として、帝都の高等裁判所、あるいは皇帝陛下のお耳に届くよう、公の場で発言させていただきます。表立って争う覚悟がおありなら、どうぞお連れください、伯爵閣下を」
「ぐ、ぬううう……!」
エンリコは、言葉を詰まらせた。
まさか、親を亡くしたばかりの十九歳の世間知らずな令嬢が、ここまで理路整然と、しかも「公の場での告発」を武器に脅し返してくるとは思ってもみなかったのだろう。
彼は激しい息遣いをしながら、書類をひったくるように掴んだ。
「後悔するなよ、ルチア・ヴァルディ。お前が選んだのは、破滅への道だ。……せいぜい、その高いプライドと共に、泥水をすするがいい!」
捨て台詞を残し、エンリコは激しく扉を閉めて去っていった。
足音が遠ざかるのを見届けると、私はようやく、大きく溜めていた息を吐き出した。
膝が、かすかに震えていた。怖くなかったと言えば、嘘になる。セヴェリーニ伯爵家は、この帝国の最高権力者の一角だ。彼らを正面から怒らせたのだから、明日からの我が家の運命は、文字通り茨の道となるだろう。
「……お嬢様」
バルトロが、震える声で私に歩み寄ってきた。その目には、涙が浮かんでいた。
「実に見事な、そして、恐ろしいご決断でした。……私は、どこまでもお供いたします」
「ありがとう、バルトロ。でも、覚悟を決めなくてはね。これから、本当の地獄が始まるわ」
私の予感は、完全に的中することになる。
────
それからの数週間、ヴァルディ家に対する「報復」は、迅速かつ陰湿に行われた。
まず、帝都の倉庫街での我が家の権限が、理由もなく縮小された。
重要な役職からは外され、誰も行きたがらない、汚れて危険な下層倉庫の管理ばかりが押し付けられた。
さらに、出入りの商人たちは、セヴェリーニ伯爵家の圧力を恐れて、我が家との取引を次々と停止。日常の食料品や日用品の調達すら、通常の数倍の価格を支払わなければならないほどの嫌がらせを受けた。
そして何より顕著だったのは、貴族界からの徹底的な排斥だった。
「あら、ヴァルディ男爵令嬢……いえ、今は『男爵閣下』とお呼びすべきかしら? ンフフ、ご自分の身の程もわきまえずに、大物気取りをされているお方ですものね」
帝都で開催された、ある中堅貴族の夜会。
私は、ヴァルディ家の健在を示すために、あえて出席していた。しかし、会場に足を踏み入れた瞬間から、刺すような冷ややかな視線と、あからさまな囁き声が私を包み込んだ。
「親を亡くして頭がおかしくなったのよ。セヴェリーニ伯爵家に逆らうなんて、明日をも知れぬ命なのに」
「近づかない方が身のためね。呪いが移るわ」
扇の陰で、令嬢たちがクスクスと笑い合っている。
かつて、両親が生きていた頃には、それなりに親しく声をかけてくれた友人たちすらも、私と目が合うと、怯えたように顔を背けて去っていった。
広い舞踏会の会場。
華やかな演奏が流れ、美しく着飾った貴族たちが談笑する中で、私の周囲だけが、まるで目に見えない壁で仕切られているかのように、ぽっかりと空白の空間が出来上がっていた。
完全な、孤立。
(これが、表立って不正を拒絶した代償……)
私は、手にしたグラスをきゅっと握りしめた。
胸が締め付けられるように痛む。孤独という名の刃が、私の心を少しずつ削っていくのが分かった。
いくら強い覚悟を持っていたとしても、人間である以上、世界中から拒絶されるのは耐え難い苦痛だった。
私は誰にも気づかれないよう、静かに会場を抜け出し、テラスへと向かった。
夜の帳が下りた街の空気は冷たく、火照った私の頬を冷やしてくれる。
遠くに見える宮殿の明かりを見つめながら、私は小さくため息をついた。
「お父様、お母様。私は、間違っているのかしら……」
ぽつりと溢れた本音。
その時だった。
「――間違ってなどいませんよ」
低い、しかし驚くほど澄んだ声が、背後の闇から響いた。
────
私は弾かれたように振り向いた。ドレスの下に隠したナイフを確かめながら。
テラスの隅、庭園へと続く階段の影に、一人の青年が立っていた。
彼は、この華やかな夜会にはおよそ不釣り合いな、質素な「騎士見習い」の制服を身にまとっていた。
深い夜の色のようなくすんだ青い髪。その前髪の隙間から覗くのは、まるで研ぎ澄まされた刃のような、鋭くも美しい琥珀色の瞳だった。
見習いというには、あまりにも堂々とした佇まい。洗練された身のこなし。
「誰……? 許可なく立ち入るなんて、失礼でしょう」
私は警戒をあらわにしながら、一歩下がった。
青年は、ゆっくりと影から歩み出ると、胸に手を当てて、完璧な騎士の礼を取った。
「失礼いたしました。私はアルベルト。しがない騎士見習いにございます。中の喧騒が肌に合わず、サボり場所を探していたところ、美しい白百合が泥の中で凛と咲いているのを見かけましてな」
「白百合……? 私を揶揄っているの?」
「まさか。本心ですよ」
アルベルトと名乗った青年は、ふっと唇の端を上げた。その笑みには、不思議な魅力と、どこか底知れない冷徹さが同居していた。
「セヴェリーニ伯爵家の腐敗は、いま街の誰もが知る公然の秘密。ですが、誰もが保身のために首を垂れ、泥水をすすっている。そんな中、あなたのような若い女性が、たった一人で正面から『拒絶』を突きつけた。……私は、その高潔さに深く感銘を受けました」
彼の言葉に、私は目を見張った。
「……あなた、私が何をしたか知っているの?」
「ええ。倉庫街の噂は、騎士団の末端にも届きますから」
アルベルトは一歩、私に近づいた。その琥珀色の瞳が、私の目をまっすぐに見つめる。
その視線の強さに、私は息を呑んだ。
「孤独でしょう。周囲のすべてが敵に見え、己の正義が揺らぐこともあるかもしれない。……ですが、ルチア様。あなたの味方は、決してゼロではない。この帝国の泥をすべて洗い流したいと、同じ気持ちを抱いている者は、確かに存在するのです」
「同じ気持ち……?」
「ええ。今はまだ、微力な影に過ぎませんがね」
アルベルトは、悪戯っぽく微笑むと、私の手元に視線を落とした。
「どうか、その気高さを失わないでください。泥を拒む白百合が、最後に大輪の華を咲かせる瞬間を、私は楽しみにしています」
「待って、あなた、一体――」
私が問いかけようとした瞬間、会場の中から「おい、そこの見習い! 何をしている!」という、近衛騎士の怒鳴り声が聞こえた。
アルベルトは、ちっと小さく舌を打つと、私に向かってウインクをしてみせた。
「おっと、お迎えのようです。サボりがバレてしまいましたね。それでは、ヴァルディ様。またいずれ、お目にかかりましょう」
彼はひらりとテラスの柵を飛び越え、夜の庭園の闇へと、驚くほどの素早さで消えていった。
「アルベルト……」
私は、彼が去った暗闇をしばらく見つめていた。
けれど。
世界中から孤立したと思っていたこの夜。
彼の残していった言葉は、冷え切った私の心に、確かに小さな、けれど消えない「灯火」を宿してくれたのだった。
「……負けないわ」
私は夜空を仰ぎ、強く誓った。
どれほどの嫌がらせが来ようとも、どれほど泥を塗られようとも。
私は私の正義を貫き、私からすべてを奪おうとする者たちに、必ずや正義を突きつけてみせる。
私の戦いは、まだ始まったばかりだ。




