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※この「ゆうしゃレクトとまおうのほうせき」は、読み飛ばしても問題ありません。
「前置きはいいから早く本題へ」という方は、本編第1章第1話からお読みください。
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あるとき、このくににまおうがあらわれました。
まおうは、たくさんのまものをしたがえ、このくにと、そしてほかのくににもせめこみました。
たたかいはとてもきびしく、このくにの三ぶんの一が、まものにせんりょうされてしまいました。
こまったおうさまは、おふれをだしました。
「まおうをたおしたものに、一おくゴルドのほうしょうきんをさずける」
ほとんどのひとは、しんじませんでした。
一おくゴルドなんてきんがくは、みたこともなかったからです。
でも、それをしんじたひとがいました。ゆうしゃレクトです。
ゆうしゃレクトはかんがえました。
「一おくゴルドをもらえるのか。じゃあ、おれがまおうをたおしてやろう」
ゆうしゃレクトは、なかまをあつめることにしました。
さいしょにこえをかけたのは、おさななじみのせんしガルド。
「おれといっしょに、まおうをたおしてくれないか。まおうをたおすためには、おまえのちからがひつようだ」
せんしガルドはとてもちからがつよく、みんなから『ごうりきのガルド』とよばれていました。
せんしガルドは、いいました。
「わかった。いっしょにいこう」
つぎにこえをかけたのは、てんさいまじゅつしのエルフィ。
「おれといっしょに、まおうをたおしてくれないか。まおうをたおすためには、あなたのちえがひつようだ」
まじゅつしエルフィはとてもあたまがよく、みんなから『えいちのエルフィ』とよばれていました。
まじゅつしエルフィは、いいました。
「あなたといっしょにいって、わたしにどんなとくがあるの」
ゆうしゃレクトは、こたえました。
「一おくゴルドをやまわけにしよう。あなたがほしいのなら、おれのぶんもわけてあげる」
「わかった。いっしょにいきましょう」
さいごにこえをかけたのは、そうりょのミレーヌ。
「おれといっしょに、まおうをたおしてくれないか。まおうをたおすためには、あなたのちゆじゅつがひつようだ」
そうりょミレーヌはとてもちゆじゅつがじょうずで、みんなから『じあいのミレーヌ』とよばれていました。
そうりょミレーヌは、いいました。
「なぜ、わたしがあなたといっしょにいかないといけないの」
ゆうしゃレクトは、こたえました。
「まおうをたおせば、このくにのみんながきずつかないですむからだ」
「わかりました。いっしょにいきます」
こうして、ゆうしゃレクトは、三にんのなかまとともに、まおうとうばつのたびに、しゅっぱつしました。




