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第1話「王都ワルキュリー」
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俺はゲート。つい先日、案内人のアイと共に反逆の狼煙を上げた剣士だ。俺たちは今、アルトリア帝国の中心―”王都ワルキュリー”行きの電車の中で、駅弁を食べている。
王都と聞くと、外壁に囲まれたファンタジーなイメージが浮かぶだろうけど、ワルキュリーは海に面した大都会って感じだ。ここと同規模の街といえば、中華公国の大都市とか、そんなレベルの大きさだ。
「うあぁ…!すっげぇ、これが王都…!!」
透明感溢れるビル群、涼しいカラーリングのモノレール、周りを囲むかのような巨大な6つの塔―そして、ひときわ浮いたゴシック建築…
「あれが…アルトリア宮殿…。」
俺も実際に見るのは初めてだ。ゾクゾクする…。
「子どもだね〜。」アイがニヤニヤ笑う。
「オメーが言うな。」
俺は呆れる。
2人で他愛のない話をしながら、空が赤く染まりだした頃…
「…次、終点 王都ワルキュリー」とアナウンスが流れた。
「よし行くか、皇帝の胃袋へ…!」
俺たちは、王都への第一歩を踏み出した!
…だが、駅のホームを出た先に待ち受けていたのは―
「ほ、ほんとに王都の…?」
…目を疑うような光景だった。




