召還された人
諸事情により、8月は投稿速度が遅くなってしまいます。
本当にスミマセンm(_ _)m
ちなみに次の投稿は来週の水曜日の7時に投稿します
そして残りの日は情報収集をして……と言っても集まった話は知っている事ばかりだったが、気になる噂があった。
それは“御披露目に出る勇者達と、出ない勇者達がいる„という噂だ。
もしもそれが本当ならば、出ない勇者達はいったいどこにいるのかが気になる所だ。
そして本日、私は勇者の一般公開?の会場に来ていたのだが、会場は沢山の人で多い尽くされていた。
「…これじゃあ見えない…」
私はそこで自分に“認識阻害„の魔法を掛けたあと、空を飛んで近くの建物の屋根で見ることにした。
そして1時間が経過した。
「諸君!良く集まってくれた!私は、首都防衛大隊副官のセルー⋅トフーマンだ。」
会場の舞台に上がったのは40歳位の少し厳つい顔をしている男だった。
「さて、ここ最近、私達の国に魔物の数が増えている事を知っているだろうか?」
集まった人は驚いている人もいれば、頷いている人もいた。
「そして我々軍が防衛できていない村は襲われて苦しんでいる!
そんな時に他の国は、戦争の準備をしたりしている!」
集まった人は、目を白黒させている。
おそらく、今まで軍が悪かったと認めてはこなかったのに、突然その事を認めたのだ。
驚くに決まっている。
「だがそんな時、彼らが来てくれたのだ!紹介しよう、アラカワ ショウ殿にスズキ コナミ殿 オオタ ダイキ殿だ!」
すると近くの馬車から二人の青年と、一人の少女が出てきた
「どうも、アラカワ ショウです。
ジョブは勇者で、名前に恥じない行いをしていきたいと思います!」
「こんにちは、スズキ コナミです。
ジョブは聖女です。戦闘は余り得意ではありませんが、傷ついた人達をどんどん癒していきたいと思います。」
「どうも、オオタ ダイキです。
ジョブは聖騎士です。勇者程強くはありませんが、皆さんのために頑張っていきたいと思います。」
「「「おおぉぉ」」」
「…まさか…召還したスキル持ちの人って…日本人…だったのか…」
私はまさかの事で呆気にとられた。
「そして今から彼らの実力を見てもおう。」
そう言うとエンチャントを掛けてある、鋼でできた分厚い鎧を二つ持って来た。
「今から、ショウ殿と、ダイキ殿にこの鋼の鎧を斬ってもらう。」
そう言って鉄でできた何もエンチャントされていない剣を渡した。
「ではまずダイキ殿に斬ってもらう。」
「わかりました。『切断』!」
そう言って剣を鎧に向かって斬りかると、鎧は斜めに真っ二つになってしまった。
「すごい!」
「あれが聖騎士の力…」
「すげぇぇ。」
群衆は大きな歓声を上げて囃し立てる。
そんな中次は勇者の少年が前に出た。
「次はショウ殿にやってもらう。」
「了解しました。」
剣を渡させたショウは、さっきの聖騎士のように剣で鎧に斬りかかった。
すると鎧は先ほどのように縦に真っ二つに切られた。。
「すごすぎだろッ!」
「まさか、技を使わないで鎧を斬っただと!」
会場はさっきよりもざわついた。
「コナミ殿の力は、大怪我をした人がいないと、どれだけの力か解らないから仕方がないのであきらめてくれ。
ちなみに彼らはなんと14歳の若者だ!
そして数時間後、彼らには他の都市に挨拶周りに行ってもらう。
以上だ!」
そう言うとトフーマンと、ショウ、コナミ、ダイキは馬車に乗った。
「…メルナとベルと合流しないと。」
私は首都の門に向かって飛んで行った。
ジョブについての補足
ジョブは前衛と後衛職があり
前衛は剣士、パラディン、等があり
武器は主に、剣、槍、斧等の格闘戦をする
後衛は、魔法使い、僧侶がある
後衛は、杖、弓等を使った、支援攻撃をする
ちなみに、盗賊は短剣、弓等、前衛と後衛どちらもこなすことが出来る




