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クラスメイトは『大切な人を救うために死に戻る能力者』  作者: 破れ綴じ
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[21:19] 告白

「君、こんな作戦で僕が『はいそうですか』と言うとでも……」


「じゃあ、他に何か案がある?」


「それは……っ」


「あるなら考えるけど」


 ……ぐ。


 そりゃ、出せと言われて出せるものなら、彼女だって躊躇はしないだろう。

 それができないからこうも悩んでいる訳だし。

 確かに、僕だって、盗撮という行為にさえ目を瞑れば、カメラを仕掛けて状況を観察する手段の合理性は理解できる。


 1. 複数の部屋にいる面々を同時に見られること。

 死に戻り発動の瞬間に何か起こっているか確認したいからって、毎回一人一人見て回るのは非効率だ。

 辻セイラに、実質「『大切な人』の人数分死んでこい」「『大切な人』の数×3日間分、無駄に時間を過ごせ」だなんて言うのはあまりにも酷だろう。

 一度に大勢見られるならそれが一番。遠隔の映像であれば場所的な問題を解決できる。


 2. 部屋に張り込む必要が無くなること。

 もしリアルタイムで直接様子を確認しようと思ったら、対象が眠っている部屋に忍び込み、反応が出るまでずっと待機しなくてはいけない。

 バレる可能性だってあるし、そもそも人がいる建物に不法侵入するというもっと高いハードルが立ちはだかっている。昼間に許可を取って入るのとは訳が違うんだ。

 その点、カメラであれば。合法な時間帯にお邪魔したついでで仕掛けられて、そのまま違法な時間にこっそりチェックすることができる。


 3. 人体のコンディションを考慮しなくていいこと。

 部屋に侵入したとしても、ずっと狭い場所に隠れるなり、暗い場所に閉じこもるなりする訳だ。

 見張る側も体力を消耗するし、目が疲れて重要な部分を見逃す可能性だってあるかもしれない。寝落ちだってあり得る。

 その点、カメラは映像を映し続けるし、眠ることも無い。


 正直、「今日だけはお願い」と言えば、辻セイラがそのまま見張ることも許可してもらえそうだが……。

 その場合は、死に戻りが発動し、辻セイラが凄惨な死を遂げる瞬間を『大切な人』に見られてしまう可能性がある。それは彼女が最も望まないことだ。

 安全策を取ったが故に、今後の辻セイラ全てに精神的悪影響が出てしまっては元も子もない。


 つまり、この作戦は、極めて合理的かつ最速で原因を特定できるもの。倫理的、法的問題に目を瞑れば、という枕詞がついてしまうが。

 おかげで、これ以上に良い方法を考えろと言われてもすぐには出てこないのが現状。

 思いつきそうな別案も、今のものから効率を抜いて、辻セイラへの負担を足したようなものばかり。その先に生まれるのは、死に戻りで後に消えてしまう「法律を遵守しました」という自負だけ。

 気にしているのは僕だけで、彼女にとってはどうでもいい……そのギャップがずっとネックになって、策が思いつかないでいる。


 ……無理だ。

 僕は自分の限界を過大評価しない主義だが、今ぐらいは現実から目を背けていたい。


「……分かった。理屈は、分かった」


「じゃあやるってことね」


「分かったと言っただけだ! やるとは言っていない! 犯罪だぞ!?」


「まあ、事実だし」


 事実って……。

 どうしてそう、躊躇いが無いんだ。


 ……他は。

 他に何がある。何かないのか。


 皆起こして……いや、皆翌日は学校か仕事だ。事情を説明せずには不可能だろう。

 全員を一か所に集めれば? ならカメラの数が減るだけ、盗撮が最効率なのは同じだ。

 せめて録画は? ダメだ。死に戻りが起こるんだから録画記録なんて見られる訳がない。


 19周かけてこの女が絞り込んだ手段に、僕が炎天下のベンチで5分考えて勝てるはずがないんだ。

 この女が相談に来る時点で案はもう決まっていて、僕に求められているのは検討じゃない。


 ……実行しかないんだ。


「……やるよ」


「そ」


「やるが……僕は納得していないぞ。そこだけは覚えておいてくれ」


「覚えとくけど、手は動かしてよ。アンタの葛藤に付き合ってる暇無いし」


 覚える気がないだろ君は。


 でも……仕方ない。

 いや、仕方ないで犯罪なんかしてはいけないが。

 今は命のかかった緊急事態だし、他に代案も無い。かつて虚偽通報に加担した身だし、彼女の話によれば覗きやらストーキングも経験済みとのこと。なのにここまで来て、やっぱり嫌だは筋が通らない。


 きっとまだ僕に、法を破った後をどうするか、と考える覚悟が足りないんだ。

 一番辛いのは辻セイラであって、僕じゃない。人命より僕のプライドが崇高な訳ではないんだから。


「君もよく自分の犠牲が前提になった状況で作戦組めるよな」


「巻き戻って全部忘れちゃうのに一切怯まず協力してくれるアンタが言う?」


「さて、詳細を教えてくれ。どうせ、もう決まってるんだろう」


「あっ話逸らした。いいよ、何度も言わないからすぐ覚えて。まず……」


 ……。

 …………ふむ。

 ………………ふむふむ。

 なるほど。


 把握した。

 どうして僕が桐島ミオの家に行かないといけないのかも理解した。整理しよう。


 まず、仕掛ける必要があるのは──辻家、桐島家、三好家、辻セイラの母方の祖母の家。

 辻セイラ曰く、彼女の『大切な人』というのは、「辻カリン」、「辻母」、「辻父」、「祖母」、「桐島ミオ」、「三好ルナ」の六人と。

 ……祖母がいたのか。いやまあいて当然だが。


 1. まず土曜日──つまり今日、辻セイラは三好ルナの家を訪ねる。

 三好家はかなり裕福らしい。使ってなくて要らないモニターがあるから、親友権限で辻セイラが一時的にそれを借り受けに行く。

 その訪問ついでに三好ルナの寝室にも監視カメラを仕掛け、借りたモニターは最終日の監視に使う。


 2. 次に日曜日──つまり明日、辻家は敬老の日に前倒しで祖母家を訪れる。

 基本的に敬老の日は祖母の家に行っているらしいが、今回ばかりはWPPO-HBの初検査が入ってしまったから前倒しで向かうことになった。

 その訪問ついでに、祖母の寝室にも小型カメラを仕込む。


 3. 最後に最終日──つまり明後日。

 この日は、借り受けたモニターの設定と準備、カメラが動くかどうかの調整を行う必要があり、辻セイラは外せない。辻家にカメラを仕掛けるのもこの日だ。

 家族は検査に向かっているから気兼ねなく確認と仕掛けを行うことができるし、いざここまで準備して本番動かせなくなると大問題だからな。


 つまり、辻セイラは桐島ミオの家を訪れられる日だけが存在しない。

 そこで必要になったのが、彼女と交友のある僕……になる。


「で、日曜日にミオんちで瀬尾も交えて三人で勉強会しようって今朝電話しといたから」


「えっ」


「癪だけど……ミオも即OKしてくれたし。当日私は行けないから、アンタだけ行って、そこでカメラを仕掛けてきて」


 えぇ……。


 君はなんて勝手なことを。

 あまりにも用意周到すぎるだろ。

 桐島ミオもなんで即決したんだよ。

 好きな男がいるならもっと警戒しろ? 


 いや、目的は分かる。

 僕と桐島ミオは定期的に勉強会を行っているし、君も彼女と仲がいい。この二人であれば桐島ミオと勉強会をしても違和感は無い。

 ただ、僕だけを家に上げるとなれば流石にハードルが高いから「辻-桐島-瀬尾の三人で」という体にして、本人は当日ドタキャンするつもりなんだ。

 そうなると、家までやって来た僕を彼女は必然的に追い返せなくなる。


 外堀の埋め方がまた完璧なんだよこの女は。

 もっと別のことに使えその能力を。


「友人にまで嘘をついて心が痛くないのか」


「私の心が痛んでミオが救えるならなんでもやるけど。はいこれ小型カメラ」


 ぐうの音も出ない。

 僕だって母さんが喜んでくれるなら、僕の心がどうなろうと気にしないと思う。


 そして僕は今差し出されたその紙袋を受け取りたくない。

 心の底から、受け取りたくない。

 どうしようかこれ。

 頼って良いって言った僕が悪いんだよな。僕が間違ってたのかな。


「月曜にはうちに呼ぶから、夜通しモニターを見張ってて。家族には泊まりって話を通しておくから」


「君は将来、碌な死に方をしないぞ」


「もうしてないから。余計なお世話」


「……やっぱり君のことが嫌いだよ。辻セイラ」


「そう…………別に、こっちも助かるし。じゃ、よろしく」


 ……結局、僕は今日も彼女の暴走を止められなかった。

 それどころか、最初から計画されていた作戦にまんまと乗せられ、今回も犯罪の片棒を担ぐハメに。

 あの女と一緒にいると、どんどん思考が犯罪者寄りになっていく気がする。人命のためなら仕方ないと思い始めている。

 そんなはずないのに……。






 *






 この日が、ついに来てしまった。


「お、おまたせー……麦茶でいい、よね?」


「ああ、構わない。ありがとう、桐島ミオ」


 構わない。全然構わない。僕に選り好みする権利は無い。

 そもそも、僕は今、この家の麦茶を飲む資格があるかどうかを考えているところだ。


「その、セイラ……遅いよね。言い出しっぺなのにさ」 


「そうだな。遅いな」


 違うんだ。彼女は遅れている訳ではないんだ。

 彼女は今は「行きたいけど遅れている」という体で、この後「存在しないトラブル」によって泣く泣く今日の勉強会を断念することになるんだ。だから彼女は今日来ないんだ。


「……セイラってさ、敬老の日は毎年おばあちゃんち行くんだって。意外とやさしーよね」


「そうだな。となると、明日になるのか」


 何が「そうだな」だ。何をぬけぬけと。全部知っているくせに。

 彼女は今日祖母の家に行っているんだ。明日は家族が別件の用事で動けないから代わりに今日行っているんだ。この勉強会はそれが原因でドタキャンされたんだ。


「マコっち……なんか緊張してない?」


「同年代の女子の部屋なんて久しぶりだからな。正直すごく緊張してるぞ」


「そ、そっかー………………ん? 久しぶり? 初めてじゃない?」


 ……落ち着け。

 落ち着くんだ、瀬尾マコト。

 いや、落ち着く気になんてまるでなれそうにないのは分かってるが。

 ただそれでも、とにかく落ち着け。






 たとえ、既に桐島ミオの家に上がった後だとしても。


 そして、既に小型カメラを配置し終わった後だとしてもだ。






 もう事は済んでしまった。今から引き返せはしない。

 辻セイラから指定された、本棚の上の参考書と辞書の隙間、そして天井とエアコンの隙間のスペース。


「ま、まぁ、いーや。いつもの二人の集まりが、ウチの部屋に変わったってだけだし……」


「……」


「ちょ、黙らないでよ。なんか意識してるみたいじゃん……」


 意識せずにいられるかだと? 無理に決まっているだろう。

 正直あの位置で本当に見つからないのかずっと不安なんだ。辻セイラ曰く「それ以外の場所は桐島ミオが頻繁に目をやる」から、あれが最適解ではあると聞いているが。

 確かに、この部屋のレイアウトに詳しくない僕にとってあれ以上の場所は見つからない。どちらもベッド全体が映って、埃を被っていて、日常で手を伸ばす理由の無い場所……。


 桐島ミオが麦茶を取りに階下に降りていた数十秒で仕掛けきったんだから、我ながら見事な手際と言わざるを得ない。「ここまで来たからには仕方ない」という熱だけで動いていたように思う。

 ……な訳あるか。何が見事だ。部屋の主の許可なんてどこにも無いんだぞ。


 しかも階下のリビングには、やけにニヤニヤしながら僕のことを見送っていった桐島夫婦こと桐島ミオの両親もいる。今日が休日だから、いてもおかしくないんだが……もし桐島ミオに悲鳴でも上げられたら、僕はすぐにでも捕獲されてしまう。

 むしろあの夫婦はなんで愛娘が男連れ込んでニヤニヤしてるんだよ。言っとくがそういう関係じゃないぞ。彼女は日高アサヒが好きなんだし、あんまり茶化してやらないでくれよ。


「セイラが来るまで、勉強じゃなくていつも通り、好みのファッションの話でもする?」


「サンプルが僕に偏りすぎるから、正直これ以上は逆効率だと思うんだが」


「そ、そう? でも、ウチ、マコっちの意見が多いに越したことはないと思うけど……」


 桐島ミオにもいつもの元気がない。分かりやすく緊張している気がする。

 それも当然か。彼女は人の目を気にする繊細な性格、最近少しずつ友情を深めてきた僕が急に部屋にまで上がって来たんだから、どう見られているか気にするのも極めて妥当な感性だ。


 じゃあ辻セイラの提案だからって僕を部屋に上げるなよ。

 危機感足りてないぞ君。

 現に盗撮カメラ仕掛けられてるし。

 男は羊かなんかだと思っているのか? 


「桐島ミオ、手が止まってるぞ」


「あっ、うん」


「……」


「……えっと」


「なんだ」


「あー……いや、なんもない」


 ……まさか。


 気づいている? 


 あり得ない話じゃあない。

 夏休み期間には勉強会の度に、ハルキと舌戦を繰り広げた彼女が……ここまで鈍い反応を繰り返している。つまり、他に思考が割かれていて、目の前の問題集に集中できていないということ。

 彼女は周囲の視線に敏感だ。常に自分の部屋が二台のカメラで見張られているとなれば、気づいてしまったとしてもおかしくない。


 しかし、それを仕掛けられるのは現状、僕しか相手がいないことになる。

 犯罪予備軍の僕を目の前に、確証が無いから両親に告げ口することもできず、何を言うべきか決めあぐねている……そう考えていても矛盾はない訳だ。


 やっぱり、「盗撮」なんて手段を選んだのが間違いだったんじゃないか。






「……盗撮って?」


「へ……?」






「え、いや。今マコっち、盗撮って……」


 ……。


 えっ!? 


 し、しまった! 声に出ていたのか!? 

 何を言っているんだ僕は! 気が緩みすぎだぞ!? 


 い、いやでも。桐島ミオは不思議そうにしている。

 これはつまり、「盗撮」というワードが頭の中に思い浮かんでいなかった証拠じゃないか。急いで話を逸らせば、まだバレないはず……。


「い、いや。君は、盗撮って、どう思うだろうか……と思って」


「え、えぇ……? ナニソレ、脈絡なさすぎない?」


「違うんだ。この前ニュースで見てだな」


 失敗した。

 急いで誤魔化そうとしてとんでもないこと言い出している。

 なんだ「盗撮ってどう思う?」って。

 他に何か無かったのか。そんなに桐島ミオに許されるかどうかが気になるのか。


「イマドキ、盗撮なんてする人いるんだ」


「……いるみたいだな」


「ウチとしては……やっぱキモイ、としか言いようがないんだケド」


「……」


「まぁ、死ねばいいのにーって思う……そういう話で合ってる?」


「そう……だよな……」


 ……よし。


 平静を装え。

 表情を戻せ。

 今のは雑談だ。

 桐島ミオにとっては何の重みもない雑談……のはず。


 問題ない。

 何も起きていない。

 彼女は盗撮に気づいていなかったし、彼女は盗撮を嫌悪している。

 それだけだ。


 そもそも、何か言われようと黙っていればいい。

 辻セイラも言っていたが、この周は──今存在しているこの世界線は、情報収集のために捨てる周なんだ。ただ情報収集しただけで解決する訳じゃないんだし、明日の夜には必ず全部巻き戻る。

 カメラも、嘘も、この勉強会ごと消えて、無かったことになる訳だ。桐島ミオは何も知らないまま……いや、「知らないまま」ですらない。知らなかったという時間ごと消えるんだ。


 僕自身、覚えてすらいられないんだ。完全犯罪どころの話じゃない。犯罪そのものが、世界から消えるんだ。だから、黙っていれば、何も起こらずに済む。

 僕が「自分の気分的に嫌だ」なんて言って、後に消えて無くなる葛藤だけのために、辻セイラをさらにもう一周死なせるなんて間違っているに決まっている。だから、これは正しいことで……。


「……」


「マコっち?」


 ……本当にそうか? 


 今、僕はなんて考えた? 

 要は──「誰も覚えていないなら、何をしてもいい」ということじゃないのか? 


 そう考えたよな、僕は。今、確かに。

 背中が寒いぞ。九月の残暑のはずなのに、どんなホラー番組よりもゾクっとした。


 それは理屈の形として、「相手が能力者なら、何をしてもいい」と同じじゃないのか。あの夏祭りの男を、僕は軽蔑したはずじゃなかったのか。

 思い上がった人間から順に、ああなっていくんだろう。そして僕は今、その入り口に片足を突っ込んでいるんじゃないのか。

 あの母さんから生まれ、育てられた人間が、そんなことを考える人間であっていいのか? 


 あっていい訳がない。

 何より──今の僕は彼女の都合を何一つ考えてすらいない。


 辻セイラに頼まれたから? 違う、彼女は桐島ミオを心配して頼んだんだ。

 そこには不器用ながら辻セイラなりの思いやりと、桐島ミオの無事を確認して不安を払拭したいという……あのカス能力の被害者としての思いがあった。

 それに対し、協力者の僕は「ただ頼まれたから」というだけで、親友でもないのに桐島ミオの権利を侵害することに言い訳をしようとしていた。辻セイラの能力に甘えた思考をしている。


「……桐島ミオ」


「ん? どしたのマコっち……って。えっ、ちょっ、近──」


「話がある。大事な話だ」


 このままでは駄目だ。

 やるべきことは分かっているが、今の思考を許しているようでは僕が僕でなくなってしまう。

 筋を通せ、瀬尾マコト。

 そのためにすべきことは……一つしかない。


「まっ、待って。なに、何の話? セイラが来るまで待っ──」


「いや待てない。辻セイラの前ではできない」


「えっ、どどど、どういうこと!? いや、下に家族もいるし──」


「後で両親に言ってくれてもいい。だから今は僕の言葉を受け止めてくれ」


「な、なになに。ちょっ、まっ、待って、あの、もしかしてと思ってたけど、でもまだ心の準備が──!」






「君の部屋にカメラを仕掛けさせてもらった」


「待って何の話?」

感想やご意見をお待ちしていますのでよろしければ……(´・ω・`)

ブックマーク・評価・リアクション等も、可能であればぜひお願いします。大喜びしますので。

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